HGUCのジムに表面処理した後にタガネでスジボリしたものを作成しました!
ジムの前期型の記述のなかに
『前期型は最戦力建て直しのための過度な生産期間の短縮と低コスト化に伴い、基本設計を無視する形で急造されている。そのため「粗製乱造」「粗悪品」と評価される事もある』の部分があったので、その粗悪品のジムをテーマに設定や作り込みをしました。
宇宙世紀0079年9月23日。
ホワイトベースがジオンの勢力下である北米に不時着したという報告を受けたレビル将軍は、特命でホワイトベースへの補給部隊を編成した。
その特命をマチルダ大隊の護衛のため、まだ未完成だったジムは、基本設計を無視する形で急造し補給任務へと向かった。
北米へ向かう途中、ジオンの防衛隊と交戦し、ジムの部隊を降下。
しかし、降下された前期型ジム(初期ロット)は急造された故にスラスターが故障しバランスを崩したまま落下する機体もあった…
バランスを崩したまま落下したジムの中にはそれでも戦う隊員もいたが
・照準が右にズレて命中率が下がった
・ジェネレーター出力が低下しビームスプレーガンを数発撃っただけでオーバーヒート
など、戦闘を続行する力のない機体もあった。
それでもマチルダ大隊の補給部隊の護衛をするも、製造期間を短縮した結果、歩行中に関節が外れた機体
ビーム・サーベルを使用した際にオーバーヒートしてショートし、倒れ込むジム
大半のジムはマチルダ大隊の護衛どころか戦闘すらままならない状態であった。
ジム部隊は、ジオン軍と同盟関係である北米のゲリラ部隊との戦闘に苦しんでいた。
それでも、果敢に挑み続けるクワトロ・バジーナ曹長(本物)は100ミリマシンガンとハンマーでジオンと北米のゲリラ部隊へ戦いを挑んだ。
「たとえ、こいつ(ジム)がザクの半分の性能だとしても戦果を出して生き延びてやる」
イタリア系宇宙移民3世の孤児である彼は貧しい家庭の4男で、多額の金と地位の為に連邦軍へ入隊したので何が何でも死ぬわけにはいかなかった。
しかし、彼のジムはドップやマゼラアタックなどの撃墜に成功するも、本来のスペックに満たず満足に動けずジオンのMSに相手にされず少破し戦闘不能に陥る。
これによってジム部隊は全期撃墜もしくは鹵獲される自体となり彼を含むパイロットは捕虜になったののの、マチルダ大隊の80%をホワイトベースへ送り届けることに成功したのであった。
これにより、彼を含む連邦兵士や、鹵獲したジムを解析したジオンからは「ザクとジムは同性能」という誤解を生む結果となり
前期生産型ジム(初期ロット)へ登場したことのある連邦パイロットは連邦製のMSを信用せずジオンの鹵獲MSや後のハイザックやガルバルディβなどのジオン系の改良機を好み
ジオンは、オデッサの戦いやジャブロー、ソロモンの戦いと敗退していく結果となった。
という妄想設定です!
なお、こちらの作品のストーリーの続きになります。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
ロッド? ロットね!
ご指摘ありがとうございます!
ロッドではなくロットにして修正します。
武器も初期型っぽいチョイスがステキ!
@reizublueさんがお薦めする作品
MG1/100 ララァ専用ゲルググ ニュータイプ適応試験機
過去作 ザクタンク
学生時代に作成したザクタンクになります。 ベースは10式戦車…
MS-06F-91/91S ザクF-91型/ザクF-91型指…
ティターンズの再来である「ロンドベル」に対抗すべく近代化改修…
ガンダム像
前回組み立てたエコプラガンダム体験会仕様を銅像っぽく作ってラ…
過去作 密林の中の陸戦型ジム
過去に作った陸戦型ジムに背景を追加してそれっぽくしたものです…