各所でさまざまな見立てや改造を見かけるザウォート。
投稿を見るうちに、もし、自分で作るならどうするか。あえて形におこすとしたら、どのようなものかを考えることになる。
そして、思い付いたのが、全高6メートルから9メートル程度の搭乗型人型兵器、レイバーやヴァンツァーのようなメカをつくること。AFVのスケールモデルと並べても説得力のある、ミリタリーテイストなやつを仕立てることだった。
具体的な製作方針がまとまったので、キットを調達し、製作に取り掛かった。
前面。
腰部全面の部品は、前照灯(ヘッドライト)と方向指示器(ウインカー)を設けるためのもの。
なお、追加部品を装着した際の大腿部の可動域を確保するため、基キットの大腿部上部を切除。脚部根本の球状の接続パーツが露見している。
ほか、膝から下の外装や脚部の間接は、部品追加への対応と陸戦装備らしい説得力のため、プラ板やパテで太らせてある。
…あと、全体的に造形精度や表面処理、塗装の甘いところがある。もう少し時間と気力に余裕があれば……とりあえずイメージの可視化として形にすることを優先した。
背面。
基キットの形状から、操縦席(コックピット)の位置を背中に設定。
これは、ナイトメアフレーム (kmf)と同様の配置(レイアウト)となる。
背中が操縦関連の機材で埋まるので、動力と推進器は腰部に。
動力源はバッテリーかエンジンか、または未来の技術かは不明だし、ブースターは数回のジャンプにしか使えなさそう。(滞空や飛行は不可)
一部パーツを取り外し、メカニカルモデル風に。
戦車や装甲車をモチーフに造形された腰部の形状と、上半身の背面にある操縦席の構造が分かりやすく可視化される。
可動域はこのようになっています。
追加部品によって大腿部の可動が妨げられている以外は、おおむね基キットと同等。
兵器として必要な可動域を確保できればそれで良し、という認識です。
ちなみに、脚回りがよく動く構造だと、空挺投下や降着姿勢に便利。
塗装前の様子 (前面)
変更箇所と仕様材質がわかりやすい。おもな造形は、1.2mm厚のプラ板を用いた箱組や積層からの切削。プラ板での対応が難しい穴や隙間は、エポキシパテを用いた。
塗装前の様子 (背面)
腰部に追加された部品が目立つ。
ビームガンの改造。画像のとおり。
①ザウォートにジム系っぽさを感じたので、付属のビームガンを使おう。②でもそのまま使うのは、なんかしっくりこない。③切り貼りすれば、ジェガンのライフルっぽいショートバレルライフルになるんじゃない? ④できた
シールドの新造。ザウォートは、ジム系(たぶんカスタムやクゥエル)を思わせる顔だちだったので、モチーフを参考にしつつ、ザウォートに馴染むようなデザインで造形。
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