XGX-9900-DS ガンダムXダブルサテライトキャノン運用試験装備

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ガンダムX魔王と十魔王を組み合わせて、ガンダムエックスとダブルエックスの技術的ミッシングリンクを埋める機体として作りました。

以下、長々と機体設定です。

第7次宇宙戦争末期、実戦投入されたGXとGX-Bitの猛攻に脅威を抱いた宇宙革命軍に徹底的にマークされたことにより、GXシリーズの戦力的優位性が低下した改善策として、機体戦闘力向上を目的としてプランニングされたのがダブルサテライトキャノン運用試験装備のGXである。

サテライトキャノンを2門に増やし、必要となるエネルギー容量はリフレクターを2枚追加する事で対応。
継戦能力と攻撃能力の向上が図られた。
しかし装備プランを検証中に終戦を迎えた為、設計データのみが地球連邦軍プラントのデータベースに残されることになった。

戦後、そのデータを新地球連邦軍の若き技術士官であったアイムザットが放置されていたプラント調査中に発見したことで、GXの強化改良機の建造計画を立案するのであった。
しかし当時の設計データ通りに機体再現するには戦後から数年経っていても技術的に生産不可能な部品もあり、プラント内で発見されたGXシリーズの予備パーツを用いて部分的に独自改良を加えた状態で組み上げた。
当然サテライトシステムはニュータイプの認証が成されていないままであったので、後に回収されたGX (NT-002)のサテライトシステムを移植することでシステムへのアクセスを可能とした。
あくまで実験機体の為、装甲は未塗装のままである。

これまでの実験検証データを元に新たに新型機体を設計したが建造する技術力が不足しており、プロトタイプを建造できたのはA.W.13年になってのこと。
そして2年後のA.W.15年、ゾンダーエプター島にて当時の最高水準の高性能機体GX-9901-DX ガンダムダブルエックスがロールアウトするのであった。

リフレクターが追加されたことで機動性も向上。

リフレクターが追加されたことで機動性も向上。

大型ビームサーベルも増えて二刀流も可能に。

大型ビームサーベルも増えて二刀流も可能に。

追加のリフレクターとサテライトキャノン接続フレームがあって少し大きく見えます。

追加のリフレクターとサテライトキャノン接続フレームがあって少し大きく見えます。

ダブルサテライトキャノン発射状態。更にGXでは機体構造上、前方にしか発射出来なかったが、この機体では接続フレームを設けて可動域を増やし別々の方向に向かって砲身を構えられる仕様にした。射角が増したことに対応する為に脚部前面に索敵センサーを追加している。2門の砲身をマニュピレーターでそれぞれ保持する事になり、ダブルサテライトキャノン発射時は増加した出力による反動を抑えきれず射軸にブレが生じた為、新型機では肩部にマウントロックする方法へと設計変更された。

ダブルサテライトキャノン発射状態。


更にGXでは機体構造上、前方にしか発射出来なかったが、この機体では接続フレームを設けて可動域を増やし別々の方向に向かって砲身を構えられる仕様にした。
射角が増したことに対応する為に脚部前面に索敵センサーを追加している。


2門の砲身をマニュピレーターでそれぞれ保持する事になり、ダブルサテライトキャノン発射時は増加した出力による反動を抑えきれず射軸にブレが生じた為、新型機では肩部にマウントロックする方法へと設計変更された。

原型機のGXではサテライトキャノン発射後の排熱が問題であった。本機ではリフレクターとサテライトキャノンの増加によって、従来の仕様のままでは機体がオーバーロードしてしまう検証結果が出た。そこで機体フレームの外側に冷却機構を増設し冷却効率を上げる仕様とした。増設された排熱ダクトは両肩、両脚部側面、バックパック背面と底面の計6箇所。向上した冷却効率により、サテライトキャノンの連射こそ出来なかったが、次弾発射までの排熱リロード時間は大幅に改善する事に成功した。排熱ダクトは戦闘中ウィークポイントとなる為、肩部・脚部のダクトに関しては非使用時はカバーを閉じてダクトを保護している。この検証データによって新型機では排熱には更に冷却機構を増やした装備を製作することが推奨された。

原型機のGXではサテライトキャノン発射後の排熱が問題であった。
本機ではリフレクターとサテライトキャノンの増加によって、従来の仕様のままでは機体がオーバーロードしてしまう検証結果が出た。


そこで機体フレームの外側に冷却機構を増設し冷却効率を上げる仕様とした。
増設された排熱ダクトは両肩、両脚部側面、バックパック背面と底面の計6箇所。
向上した冷却効率により、サテライトキャノンの連射こそ出来なかったが、次弾発射までの排熱リロード時間は大幅に改善する事に成功した。


排熱ダクトは戦闘中ウィークポイントとなる為、肩部・脚部のダクトに関しては非使用時はカバーを閉じてダクトを保護している。


この検証データによって新型機では排熱には更に冷却機構を増やした装備を製作することが推奨された。

GXとの比較画像です。こうしてみると半分くらいしか同じパーツがないのでほぼ別機体に見えます。

GXとの比較画像です。
こうしてみると半分くらいしか同じパーツがないのでほぼ別機体に見えます。

今作でたくさん買ったGXシリーズの余りの部品の供養の為に、ジャンクパーツと組み合わせてD.O.M.E.Bitも作りました。

今作でたくさん買ったGXシリーズの余りの部品の供養の為に、ジャンクパーツと組み合わせてD.O.M.E.Bitも作りました。

FX-9900-GB-Mk-Ⅱ  GXビットマークII宇宙革命軍の攻勢によりスーパーマイクロウェーブの中継衛星が破壊され始め、戦局によってはサテライトシステムのチャージが不足する事態に対処する為、GXビットの後期生産改良型に補給専門機種としてのカスタマイズを施した機体。リフレクターの代わりにエネルギーチャージパックを装備している。

FX-9900-GB-Mk-Ⅱ GXビットマークII


宇宙革命軍の攻勢によりスーパーマイクロウェーブの中継衛星が破壊され始め、戦局によってはサテライトシステムのチャージが不足する事態に対処する為、GXビットの後期生産改良型に補給専門機種としてのカスタマイズを施した機体。
リフレクターの代わりにエネルギーチャージパックを装備している。

補給タイプの仕様とはいえ簡易サテライトキャノンを2門装備しており、GXビットと同等の戦闘力がある。

補給タイプの仕様とはいえ簡易サテライトキャノンを2門装備しており、GXビットと同等の戦闘力がある。

背部フレームにバスターライフルのエネルギーチャージ機構も有しており、弾切れになったバスターライフルを即時交換できる。更にエネルギーチャージパックをGX本体へ接続することでエネルギー補給が可能となっている。

背部フレームにバスターライフルのエネルギーチャージ機構も有しており、弾切れになったバスターライフルを即時交換できる。
更にエネルギーチャージパックをGX本体へ接続することでエネルギー補給が可能となっている。

GXとG-Bitがあればやっぱりこうしたい

GXとG-Bitがあればやっぱりこうしたい

オマケ

オマケ

塗装前この配色でもカッコ良かったんですが、機体設定の実験機カラーにしました。

塗装前
この配色でもカッコ良かったんですが、機体設定の実験機カラーにしました。




いつかGXのサテライトキャノンを2つ載せしたいと思ってやっと作れました。

コメント

  1. 同じキット複数買いの気持ちはとてもよくわかります。
    『何でこのパーツもっと付いてないのさ』ってときによく使いますよね(*´ー`*)
    消費した金額の分だけ満足感はある・・・はず
    フレキシブルアームを介して武装を展開するあたり、とてもイカしてると思います。

    • Aice 5年前

      コメありがとうございます。
      パーツ取り寄せは何かと手間がかかるから、新しく箱買いした方が簡単なもんで楽しちゃってます。

  2. high-六 5年前

    両方にサテライトキャノンついてるとバランスいいですね!
    試験機的なカラーリングも似合っててかっこいいです!

    • Aice 5年前

      ありがとうございます!(smile)
      他にもサテライトキャノン2個載せしてる方達がいらっしゃったんで、趣向を変えてみたら… なんとも長ぇ〜設定になってしまいましたw

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