MSA-0011［Ext］ Ex-Sガンダム

実際、現地はほぼ雨やこの写真のように曇天だったりと、ロケにはあまり適してない天候でした。
たまたま雨雲の切れ間があった時間帯があったので、主だったシーンの撮影ができてホントに良かったです。

ただグレーな曇り空だけではせっかくの画が味気ないですから、iPhoneの画像編集機能で明るさを出したり、晴天や夕暮れシーンのサムネ画像などは画像処理アプリで背景処理かけてます。
最近のデジタル技術は天気の問題すら解消してしまうなんて凄いですね。

ロケ地は九州の大分県くじゅう連山・阿蘇の北東側の高原の辺りです。

〈本降りの雨の中で１枚〉

よく見ると水滴が付いてたり雨粒が写ってます。
この写真は旅程最後のシャッターチャンスだった為、雨が降っていようが濡れちゃうのもお構いなしに土台ごと持ち上げて片手で撮影しました。（ちょっと重かったw）

流石に支柱無しではほぼ自立不可能なガンプラである大物のEx-Sですから、支柱は画像処理アプリでぼかしてます。
合成のコラ画像なんかじゃありませんよw

ほら証拠です。

撮影場所が標高1,300m級の高原だったので、もし天候が快晴だったら夜はこんなイメージに近い感じに星空見えたそうです。

こんな背景もいい感じですね。

雨が止んでる内に急いで撮影したせいで後からよくよく見てみたら、ビームスマートガンがズレて添え手が乗ってなかったり、リアアーマーが開いてたりと色々目についてしまう…。

７５６個ものパーツ数・ランナー４９枚分を誇るＭＧシリーズ最強の大ボス『Ex-S/Sガンダム』を現地で作製する為、配送代を節約するのに自分と一緒に空輸することにしました。
しかしあの大箱のままでは飛行機のコンテナ内で潰れてしまうかもしれないし、造った後も荷物にもなる。
そこで中身のランナーだけ他のＨＧの箱に入れて緩衝材で保護して手荷物預けたり、持込み数制限がある機内持ち込みしたりと、それはまぁ事前準備が大変でした。

まさに『ケンプファー建造方式』です。

ガンプラ仲間にこの写真を見せたら『バカな子ッw』と言われましたが、
『あぁ、そうさ！ガンプラ馬鹿さッ！！』

ニッパー、ピンセット、デザインナイフ、ハサミ＆ドライバー、ペンチ、簡易ヤスリ、パーツセパレーター、マスキングテープ、墨入れ用各種ガンダムマーカー、シャーペン。

ここまで有れば大抵のことは何とかなるものですが、組み上げ中に強度の弱いパーツが４箇所も折れてしまう事態に！？
でも大丈夫。こんな事もあろうかとタミヤセメントを【念の為】持参してたおかげで、無事リカバリーして完成しました。
都会ならどこでも売ってるけど、大分の山の中でプラモ用品売ってる店なんてまず無いし。

６００mlペットボトルよりもデカい…。
怪物級ですぜ！

〈羽田空港にて輸送シーン〉
持ってきた別件のとあるガンプラ・完成したEx-Sガンダム一式・各種工具・ららぽーと福岡で入手したRX-93ｆｆ νガンダムとかが流れてきてます。
地上スタッフさんに壊れ物注意のタグを付けてもらう際に、中身を聞かれて『プラモデルです』と答えましたが、変な顔ひとつせずに対応していただきプロフェッショナルを感じましたw

このアナハイムジャーナルのイラスト、再現できましたかね？