※一部修正し、1月27日に改めて公開しました。ご迷惑を掛けてしまい、申し訳ございません。
「無限から不死身の正義になったのなら、俺は…希望になる!!」
皆さん!映画は観たでしょうか?自分は有給を取り、ガンダムとゾンビ映画を楽しめました。
さて、4作連続で公開するガンプラはこれで最後。劇場版のジャスティスに対抗すべく、IIセイバーのアース・ザラン用に製作したジャスティス系のガンダムを紹介します。『スペランツァ』、イタリア語で『希望』を意味する正義のガンダムを是非ご覧下さいませ!
『スペランツァジャスティスガンダム』
型式番号:ZGMF-X99A
ジャスティスガンダムの後継機開発には∞とは別の開発プランが存在されており、これは当時のプラント最高評議会議長パトリック・ザラに関わった開発チームが極秘に進めていたジャスティスの本来の後継機……という設定で考えたガンダムになります。ジャスティスを超える高い機動性に加え、地球軍から奪った『ブリッツ』、『バスター』の能力をそれぞれ受け継いでいる。本来ならば地球での戦闘データを揃えれば開発を進める予定だったところ、アスラン・ザラの裏切りによって彼にジャスティスをそのまま奪われてしまったことで開発されなかったことも理由の一つで、他にも当時の技術では開発不可能なギミックもあったこともあり、最終的にペーパープランで終わってしまった悲しき機体。設計にはブリッツガンダムのパイロット『ニコル』の父である『ユーリ・アマルフィ』が一番関わっており、この機体にはブリッツに搭載されていたミラージュ・コロイドも備わっている。父親にとって、息子の想いを載せた機体だったとも言える。この設計データは数年後、クライン派が入手して∞ジャスティスとして生まれ変わった……という流れです。
そんな機体ですが、時空転移で各世界を救うクロストラベラーのメンバーであるメモリー・カロウが苦労の末、その設計データ及びジャスティスの戦闘データを手に入れたことで開発を叶えた。アスランをライバル視するアース・ザランの新たな機体として譲渡。名前の由来は『ザフトの希望となる正義』という祈りを込めている。最大の特徴は背中に装備された専用のファトゥムにある。またイージスのデータも加わっている為、MA形態に変形することができる。
動力源は∞ジャスティスとは別の新技術を使ったNジャマーキャンセラー搭載核エンジンで、パイロットを気絶する程の高いスピードを生み出す……という設定です。
武装の紹介。まず最初は主兵装。
ツインバスター狙撃ライフル
SEED界の『ツインバスターライフル』になります。バスターガンダムの『超高インパルス長射程狙撃ライフル』を上回る高威力・精密狙撃ライフルを2挺平行連結した大型ビームライフル。分離して別方向への同時射撃も可能で、ライフルを左右に展開した状態で機体を旋回して周囲の敵に攻撃することもできる。
こちらはHG1/100ウイングガンダムゼロカスタムのモノを使いました。1/144のモノよりど迫力になると思い、このサイズのモノを使いました。使わない時は腰のサイドアーマーに装着します。自分で言うのも何ですが、とにかくデカいです……。
機関砲
頭部や腹部に内蔵された8門もある機関砲。そういえば、ジャスティスや∞ジャスティスもアニメでは使ったシーンが無いですね。
ここでも新武装。
サーベルドラグーン改×2
こちらはだいぶ前、自分にとって初投稿した『IIセイバー』のサーベルドラグーンの改良型。ビームサーベルとしてはもちろん、ブーメランみたいに回転して敵を斬ることができるビームサーベル型ドラグーン。腰のサイドアーマーに装備されているこの武器ですが、向きが違う…と思った方がいるかと思われます。でも、これで正しいです。なぜなら、今回のサーベルドラグーンはビーム砲としても使えるよう改良した設定なのです。格闘に射撃も備わった新たなギミックのドラグーンシステムを搭載しました。
ジャスティスと言えば、やっぱコレ!
グリフォン ビームブレイド×2
膝からつま先に設置された脚ビームサーベル。∞ジャスティスと全く同じ武器。
さて、いよいよ最大の特徴となる武装の紹介に入ります。
ファトゥム--01(マイナスゼロワン)
ジャスティスに装備されていたリフター『ファトゥム-00』のもう一つの改良型。∞ジャスティスのモノとは装備している武装はもちろん、ギミックが異なる。新技術の核エンジンは本機とリフターの2つに分けられており、2つで一つの動力源となっている。スラスター推進力がジャスティスの時より大幅に向上しており、もしリフターが破壊されても機体の機動力は半分程低下するだけで、大幅な差は出ない。ちなみに、機動性は最大でヴォワチュール・リュミエールを超える速度。このリフター自体もドラグーンとなっており、遠隔操作による攻撃等が可能。上に乗ることもできる。ちなみに、このリフターにミラージュコロイドが搭載されており、本機と合体すると機体ごと姿を消し、分離する際はリフターだけ姿を消せることができる。
グリフォン2 ビームブレイド×2
ファトゥムのウイング部に設置されたビームカッター。このリフターのウイングはカッターとなっており、ビームを出さなくても敵を斬ることが可能。このウイング部分は主に隠されたギミックで使う。
このリフターに搭載された武装やギミックはここから順を追って説明します。
(1)ハイパーフォルティスビーム砲×2
∞ジャスティスのファトゥム--01に搭載されているモノと同じビーム砲。
(2)ランサーダート
3連装の貫通力が高い杭状のロケット推進弾。『ブリッツ』の予備の武装を載せたという設定。
ビームシールド発生装置
このジャスティス、盾無いの?と思われた方へ。あります、シールド。実はこのリフター自体が盾なのです。上の方にビームシールド発生装置を搭載しました。遠隔操作で盾としてリフターを使ったり、手に持った時に使ったりします。
手に持つ?どういうこと?と思われたかとは思いますが、いよいよこのリフターの隠されたギミックを説明します。
まず、持つ部分を装着。ウイングは好きな角度に調整。そして完成。
超大型アックス-ラブリュス
スペランツァジャスティス、最大の特徴がこのギミックです。そう、このリフターそのモノが武器として使えることにあります。ウイング部分がカッターとなっている為、そのまま物理・ビームで敵を斬り裂く。この武器を扱うMSはザフトに存在しておらず、開発するにしてもデータ不足もあって開発を断念されたが、腕のフレームについては大型剣を扱う『デスティニー』開発に大きな影響を与えた……という設定。また武器についても、あまりの大型武装の為、大型アックスもサイズを小さくして数年後に開発した『スラッシュザクファントム』の武器として誕生した……という説も。これらは自分が勝手に考えた設定になります。
そんな大型武器ですが、腕の内側のフレームはデスティニーのフレームを改良したモノを使用……ということになってます。その為、ラブリュスを軽々と扱うことができます。
あと、もう一つ。
ドラグーン×2
リフターの裏にドラグーン2基を搭載。『IIセイバー』にも搭載されたモノと同じ。
ここまで武装を紹介しましたが、このスペランツァジャスティスは『フリーダム』の要素も加えており、一斉射撃によるフルバーストが可能。一度に14門の射撃が可能(リフターの裏にあるドラグーンを除いて)。
そんなスペランツァジャスティスですが、上の方の説明でもしましたが劇場版のジャスティスと同じくMA形態に可変します。
この形態時での使用武器はツインバスター狙撃ライフルはもちろん、ファトゥムの武装がほぼ使えます。
制作時、膝上を削りました。その為、脚を曲げての変形ができました。
さて、スペランツァジャスティスの紹介はここまで……と言いたいところですが、この機体はアース・ザランの搭乗機として制作したと言っても過言ではありません。ここで少しストーリーを加え、どうやってこの機体を手に入れたのかについて語ろうかと思います。
アース・ザラン、自称『アスラン・ザラの再来』や『赤き騎士(ナイト)の再来』と名乗るグラサン男。アスランを勝手にライバル視しており、勝手に宿命のライバルだと語っているキャラ。
初めて聞く名前…と思った方は一番最初に投稿した『IIセイバー』を見てください。
〜ここからストーリーに入ります〜
宇宙世紀0224年での戦闘から2日経ったある戦闘にて、アースが操縦するIIセイバーが大破されてしまった。
相手は前回登場した謎のガンダム・ティフォエウスだった。
「コーディネーターはその程度かしら?」
パイロットのリン・オオハナはアースをバカにし、その場から撤退する。
その後、トラベラーズに帰還したアースは落ち込む。
「アスラン以外のヤツに負けたのか?俺が?」
「以外も何も、アスラン・ザラと戦ったことないだろ?」
同期のメモリーに言われるアース。
そんな彼の隣で、メモリーは格納庫のとある扉を開く。出てきたのは、ある一機のMSだった。
「ジャスティス?」
「『スペランツァジャスティス』、本来のジャスティスの後継機だ。お前がトラベラーズに入った後に設計データを手に入れて、今日まで少しずつ開発を進めてた機体だ」
そう説明するメモリーに、アースはそのMSを改めて眺める。
「これがジャスティスの本来の後継機?」
「これ、お前にやるよ。元々、お前の為に造ったMSだからな」
IIセイバーを失った彼、アースは新たな力を手に入れる。
『スペランツァジャスティス』、希望となる正義のガンダムを…。
「んじゃ、さっそく出撃してくれ。たった今、C.E.に新たなマルチバースを検出したんだ」
「まさか、今のタイミングでこれをくれたのは俺に仕事をさせる為だったのか?」
「……半分はね」
正直に答えるメモリーに、アースは嫌々出撃準備に入る。
そんな彼にメモリー、元気づける魔法の言葉を口にする。
「舞台はオーブに地球軍が攻めてきた時で、確かオーブのMSパイロットにメチャクチャ美人さんが何人もいたーーー」
「アース・ザラン!出撃する!!」
『美人』に反応したアースはいつの間にかパイロットスーツに着替え、すぐさまスペランツァジャスティスで発進。
アースのガンダムはC.E.71年のオーブへと向かうのだったーーー
ーーーそして、オーブ上空
地球軍の攻撃によりオーブは大きな被害を受けつつあった。
「ライバル・アスランも乗れたんだ!俺も上手くジャスティスを使いこなせるはず!!」
アース、オーブ側について戦闘に参加。オーブを守る為、時空を守る為に彼は戦う。
そんな彼だが、不純な気持ちで戦っていることは言うまでもない…。
「ここでアスラン以上に活躍すれば、俺はヤツより……モテる!!」
アース・ザラン、彼がアスランをライバル視する理由はもしかしたら……そういうことなのかもしれない。
『機動時空転移 ガンダムリベロ 第12話:赤き風の降臨』
と、ストーリーはここまで。
皆さん、楽しめたでしょうか?まあ、劇場版を観た後の方からしたら盛り上がらないかもしれませんね…。
以上、本日のガンプラ紹介は終了になります。
近いうち、またはだいぶ後になるかは分かりませんが『イモータルジャスティス』と共演しようかと思います。映画館近くの電気屋で注文していたので、映画を観た帰りに買って来ました♪ついでに『ライジングフリーダム』も。
それにしても、大迫力と言ってもいい戦いでした。懐かしい機体はもちろんですが、まだ公式でも紹介してなかったMSが出たりと……かなり豪華な作品だったかと自分は思います。いろいろツッコミをしたくなることもあったり、アスランの妄想に『おいおいおい!!』と口に出そうになったり、何よりシン・アスカの最後のバトルシーンも自分にとって感動してしまいました。
さて、4作連続公開したガンプラ、そして映画館等で購入したグッズと記念撮影して本日は幕を閉じます。ガンプラ制作に徹夜ばっかりだったので、しばらくお休みします。
では、次回また会いましょう!
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
投稿は一日2作までですよ
そうだったんですね?すみません
一時公開中断し、本日再開しました。宜しくお願いします。
どうも!初めまして。ただの通りすがりのガンダム好きです。
子供の頃からガンプラ作りを趣味にし、10年くらい前にはミキシングに目覚めました。プロというよりは素人程度の技術力ですが、どの作品にも出ていないオリジナリティ溢れるガンプラを少しずつですが投稿するつもりです。
宜しくお願いします。
ちなみに作品はSEED DESTINYが好きで、中学の時には『メモリー・カロウ』と名乗っていた時期がありました。当時は専用のザクを考えており、ストライクフリーダムと互角に渡り合えた…という妄想設定を考える程にガンダム好きでした。最近は『X(クロス)』という名前になったりしています。X(クロス)とメモリーは作品紹介で登場する予定でいますが、性格が違うことから全くの別人ということで承諾して頂くとありがたいです。
ガンダム (ALIVE版)
「自分の未来はっ、自分で拓く!!」  …
未知の力を利用したパーフェクトなνG『ν-Hガンダム』
「ファンネルを装備しないνガンダムだと!?…面白い!」 &n…
全ての正義、ここに集結!『オールジャスティスガンダム』
最近手に入れたオプションパーツセットの2種類を見た時、ふと考…
希望は更なる強さへ! 『スペランツァジャスティスガンダムII…
「俺達は生き残りたいんじゃない!生きたいんだ!!これはその為…