RIGGING-艤装- GBWC11th TOURNAMENT JAPAN　over-21コース優勝作品

HGUCスタークジェガンをベースキットにメッサーラやナラティブガンダムのパーツ他約30キット分のパーツを組み込んで完成しました。

格納庫で整備補給を受けつつ、サイコフレームの取付作業をしながら出撃レーンへ移行する緊迫した状況を表現してみました。

本体だけでなく作業員やパイロット、トランスポーターの動き等、見れば見るほど新たな発見がある作品を目指しました。

ラプラス事変において出現したネオジオングに脅威を覚えた連邦軍が、次なる大型サイコマシーンの出現に備え急遽配備したモビルスーツ内蔵型大型機動兵器です。 A.O.Zのヘイズル高機動型やギガンティック・アームのデータがフィードバックされている設定です。

現実の空母作業員と同じく、パイロットや作業員は役割ごとにカラーを変えています。

赤：離着艦要員
青：エレベーター操作員
緑：運搬要員
黄：MS整備員
灰：パイロット

パイロットは交代制なのでこの場に3人います。

非番のパイロットも整備や補給を手伝っている設定です。
3分以内に全員見つけられたらすごいです。

大推力を表現したかったので機体後方にはバーニアを集中させています。

作品展示用のスタンドも、作品の一部としてディテールを追加しています。

ジェガンのコクピットやハッチも再現しました。

サイコフレームを取り付けるために脇腹の装甲を開いており、さらに隙間から赤い球体コクピットが見えます（暗くてほとんどど見えないけど…）

よく見ると球体コクピット内にはパイロットも着座しています。

パイロットはこちらのアングルの方が見えやすいです。

脇腹のタラップでサイコフレームの装着具合を確かめる作業員に目が止まったらその下方にも遊泳中に衝突して資材をばら撒いてしまった作業員がいる！みたいな視線誘導を目論んでいます。

サイコ・ドーガは撃墜されて鹵獲され、コクピット周りのサイコフレームを剥がされている設定です。

サイコ・ドーガも球体コクピットを再現しその周りにシリンダーや動力ケーブルなどを追加し解体されている状態を表現しています。

サイコ・ドーガからサイコフレームを剥がして移植するアイデアは小説版の逆シャアから着想を得ました。

作業の火花はムーンガンダム付属のバタフライエッジのビームエフェクトをカットして作りました。

サイコ・ドーガは本当に良いキットなので胸部だけこんなことに使うのは辛かったです。

輸送用のトランスポーターは94式ベースジャバーを改造して作りました。

コンテナはプラ板とビルダーズパーツです。

コンテナをよく見るとアナハイム製の資材を積んでいたことがわかります。

トロハチは数年前にやっていたガンプラ購入特典でもらったキットのやつです。

コアとなるサイコ・スタークジェガンです。

これがまんま組み込んであります。

分離可能だったのですがガンダムベースに展示する際に長期展示の強度面が心配だったので接着しました。

最初はこんな感じでミキシングしてました。

A.O.Zリスペクトで背面にメッサーラのブースターを取り付る案から始まりました。

ナラティブA装備の足のブースターの空洞のお陰でジェガン側の足を外すことなく取り付けることに成功しました。

ただし足首を９０度折り曲げる必要があるのですがたまたまサイコ・スタークジェガンもそれができる構造だったので個人的にミラクルフィットでした。

紆余曲折の後最終的に形になりました。

両側のキャノンはナラティブA装備の物を切り詰めて短砲身化しています。

台座です。

スタンドをジオラマの構造物の一部にするアイデアも盛り込みました。

これ、設計から完成まで1日で作りました。

R5.12.1現在ガンダムベース東京にて展示中です。

ありがたいことにGBWC11th TOURNAMENT over-21コースにて最優秀賞及びオーディエンス賞を賜りました。

多分ですが今年初めに４年ぶりにガンプラ製作を復帰し、復帰作であるサイコ・スタークジェガンのGUNSTAさんでの反響が無ければGBWCも挑戦しなかった思います。

大変感謝しております！