統合整備計画によってリック・ドムが改修され、リック・ドムⅡが生まれた。
そんなリック・ドムⅡを愛用したパイロットを今回ご紹介しよう。
パイロット アルム・カイパー
性別 男
生年 U.C. 0055
出身地 サイド3 ラズウェル
階級 中尉
「ドイツ系出身」と表記した書籍もあるが、彼自身はオランダ系である
話題を戻そう。彼は今回紹介するリック・ドムⅡをはじめザクⅠや初代リック・ドムに搭乗していた軍人である
カイパーのドムは、機体各部にオレンジのラインが引かれている点以外は一般的なリック・ドムⅡと大差ない。自身の愛機を派手に塗装することも多いジオン軍士官にしては地味とも言えるだろう
しかし彼は連邦軍MSを73機撃墜し、連邦軍艦を6隻も仕留めたことから「獰猛なる雛菊」と呼ばれるようになった
この画像は、カイパーのドムがジム・ライトアーマーを一刀両断した瞬間を僚機が撮ったものである。エース用MSと真正面から闘い、撃墜したことから彼の操作技術の高さが垣間見えるだろう
彼自身はMSでの斬撃戦を得意としており、「斬撃で 俺が勝つぞ 誰にでも」が口癖だったという
また、この画像はデラーズ紛争時に撮られたと考えられていたがカイパー達の証言により、一年戦争時に撮られた物だと判明したのは語り草であろう
ところで、彼のドムの特徴の一つとしてヒートサーベルの懸架位置が挙げられる。初代リック・ドム同様に背中で背負う形式を採用している
「バーニアを塞ぎたくない」という彼の要望により、バックパック中央にマウントラックが新設された
ジャイアント・バズを構えるドム。彼のドムには、単機でサラミスを4隻も仕留めた映像が遺されていた
照星が真上に備えられている点以外は初代リック・ドムのそれと変わらない。工廠によって外見が異なっていたのだろうか?
ここからはエンブレムについて語ろう。「「獰猛なる雛菊」のドムに何故ヒナギクが描かれていないのか?」という疑問を持つ人もいるだろう
実はそこに裏話があるのだ。これから紹介しよう
左フロントアーマーに描かれているエンブレム名は「斧」である。上官ヨハン・ウィレム少佐のパーソナルマークがそのまま部隊エンブレムとなった。故にカイパーのドムにも斧が描かれているのだ
余談であるが、ウィレム自身もMSでの斬撃戦を得意としていた
ア・バオア・クー戦でアムロ・レイに撃墜され、連邦軍の捕虜として命からがら生き延びたカイパー。戦後は教官としてサイド6の自動車学校に勤務している
長らく更新できなくて、すみませんでした!
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
「オリキャラ・ログ」という二次MSVを不定期更新中!
コメントお待ちしております。
※当シリーズで紹介されている設定はサンライズ公式設定ではありません。
RGM-79(ハイディテール版)
いつまで経ってもオリジン版素ジムが出ない。というか新規解釈版…
オリキャラ・ログ No.07
F2ザクが有名であることも相まって、中期量産F型は半ば幻のザ…
オリキャラ・ログ No.06
少数生産されたザク・キャノンと言えど、エースパイロットがいる…
オリキャラ・ログ No.03
ジオン軍はルウム戦役後に地球降下作戦を実行しているが、今回紹…