MS-11 Act Zaku ヴァシリー機

劇中で初めて描かれたのと同じ構図です．ペズンで開発されたとされる本機は，ザクIIよりもスマートな体躯をしています．原作に合わせ，左肩にはY-02小隊のエンブレムを張り付けています．ヴァシリーはY-02小隊5人目のメンバーということで，05の機体番号を右肩にいれました．5番目の隊員ですが，最終決戦時では，小隊長でしたね

では，最も重要な右斜め前からの画像です．大河原先生が描くMSはこの角度なのでガワラアングルと勝手に呼んでいます．個人的には，ここからのアングルが決まれば，勝ちだと思っているのですが，勝っているでしょうか？何にと言われると，返答に困りますがｗｗ

では，対となる左背面からのガワラアングル．アクトザクのバックパック下部バーニアは2連の丸型バーニアか角型のスラスタータイプが選べるのですが，劇中の設定に合わせて2連の丸バーニアにしています．特徴的は白ラインは，リアアーマーは描かれていないため不明ですが，高起動型ザクのラインを参考にしました．アクトザクは後ろから見てもスマートな感じですね．腹部動力パイプの曲がり方が頭部同様少々不自然ですが，アクトザクの仕様ですから，再現しました．

頭部のドアップです．分かりにくいかもしれませんが，ディテールアップとしてモノアイレールを追加しています．また，モノアイも単なるクリアーパーツではなく，光学機器っぽくなるようにしてみました．目力ありますか？グフと同様な縦の変化が強い動力パイプも1個づつ製作してみました．グフのような湾曲した動力パイプの再現は大変でしたが，やはり作り直してよかったと思います

アクトザクは，ジェネレーターが強化されたため，ビーム兵器が使えるようになったそうです．そのため，ビームサーベルも使えます．身長と比べるとビームサーベルが大きすぎる気がしますが，それだけ出力が上がった機体ということにしましょう．また，サーベルの柄も長いですが，まだ十分に小型化されていないのでしょうね，時代的に．それでも長いビームサーベルの2対抜刀は魅せますね

大型ヒートホークです．手持ち用のヒートホークは，刃を赤熱状態にして，赤でグラデーションを施しています．こちらも2対です．ヒートホークが巨大なので，これだけでも十分に迫力がありますね．巨大ヒートホークも部分塗装を行い，情報量を増やしました．このグラデーションが正しいのかどうかは分かりませんが，赤熱状態っぽく見えたら，成功です．一応，3色のグラデーションです．

劇中の武装を再現した状態になっています．専用のビームライフルとゲルググシールドです．時代的に，ゲルググシールドはありだとは思いますが，まさかの組み合わせで驚きました．もちろん，シールドはゲルググのキットのものを使用しています．アクトザクの伸長に比べ，ゲルググシールドが大きいので，この1枚で全身が隠せます．シールドのマーキングも劇中に合わせています．機体番号だけは，ヴァシリーに合わせて05を追加しました

腰部には大型ヒートホークを取り付けるハードポイントがありますが，今回はネオジム磁石による接続にしました．やはり3㎜の穴が開いているのは興ざめです．なお，ヒートホークの取り付けは，逆向きのような気もしますが，劇中の仕様に合わせています．また，ヒートホークの刀身は，赤熱状態ではなくディアクティベイト状態を再現しています．ビームライフルのスコープもクリアーパーツを使用して作り直しました

頭部の動力パイプを自作しました．動力パイプの基部に針金を通し，基部の形状を固定しました．その上にスプリングをかぶせ，自作したパイプをひとつづつ通していきます．

パイプを通し，くみ上げた状態です．縦に湾曲した感じの動力パイプになったと思います．

オリジンのザク系キットを組む際の定番工作なのですが，腰部を2㎜後ろ側に延長しています．

腰部の延長に伴い，サイドアーマーも2㎜延長しました．

そのサイドアーマーを装着するパーツも同様に延長しないといけないため，カットして

2㎜延長しました．

サフを吹けば延長したという気配する消えます．

ゲルググシールドの裏です．塗り分けは大変でしたが，やってみるとやはり良かったと思います．