HGUC キュベレイ改　イナ R/L

とある宙域の小惑星。

ジオン残党部隊の整備工場で整備兵が慌ただしく整備長室に駆け込む。

「せ、せ、せ、整備長！大変です！！」

「なんだよ騒々しい、また地上部隊からMSの補給か？」

「いや、今回はネオジオン正規の補給なんですが・・・まぁ見てくださいよ。」

「・・・ってオイ、キュベレイじゃねーか！」

「ハマーン様の予備機と整備用部品で丸々2機分はあるみたいです。誰も乗りたがらないから何とかしろ、と。」

「体の良い厄介払いか。まぁいい、丁度この基地の状況で考えてたところだ。好きにやらせてもらうか。」

「また、化けましたね～整備長、まさか予備部品まで使って2機同時に作っちゃうなんて。」

「ここんところ連邦の哨戒機がウロウロしてるだろ、簡単に見つからないとは思うが基地の防衛も考えてたところだ。」

「なるほど、ガズR/Lのようなロイヤルガードってワケですね。」

「そうだ、名付けて『イナR/L』だ。」

「どういう意味なんです？」

「顔をよく見てみろ、何に見える？」

「・・・キツネ、ですかね？」

「そうだ、左右のキツネの防衛隊、ってワケだ！」

「こっちが『イナＲ』近距離戦専用だ。」

「で、こっちが『イナＬ』ミドルレンジ専用だ。」

「なるほど、こちらからは撃って出ない、あくまで基地が見つかった時だけ、ってことですね。」

「察しが良くなったな、俺達はあくまで来たるべき決戦まで戦力を温存しながら正体をバラさずにコソコソと生きていくんだ。」

「いや〜、陽の目を見ることはあるんですかね〜・・・」

ハイ、今回も長々とお付き合いいただき、ありがとうございます(gundam-kao5)

もうお気付きかと思いますが、今回はキュベレイを使用して、パーツ差し替えで2体分を作成しました(gundam-kao2)

最初に「アシンメトリー」をテーマに決めたものの、ネタが思い浮かばずジャンクパーツで顔をイジったところでキュベレイにはアリがちな「キツネ顔」が出来上がり、そこから一気に妄想がつながっていきました(zaku-kao5)

改造自体は、二の腕と胴の延長とハイヒール化というキュベレイ定番改造に、ジャンクから薙刀とライフルを、プロペラントタンクは100均のペンキャップで作成しました。

最後は初めて使ったphotoroomでの2体共闘シーンで(zaku-kao2)

いや〜AIって凄いですね～(zaku-kao6)

最後までご覧頂き、ありがとうございました(gundam-kao3)

追記：7/17　サムネ画像を拡大しました。