【HG】Gバウンサー【簡単仕上げ】

　機動戦士ガンダムAGE・アセム編に登場する地球連邦軍のMS
「Gバウンサー」。パイロットは、白い狼ことウルフ・エニアクル。

　ウルフのパーソナルカラーである白で全身が彩られているため、色分けはめちゃくちゃ優秀です。こんなにイケメンなのに、Gバウンサーって量産機らしいです。

　一部のエリートにしか与えられないらしいですけど。それって量産機って言えるのか…？(笑)

ドッズライフル

　AGEは３世代に渡る大河ドラマなので、第一世代の最新兵器が第二世代での量産型へ… と分かりやすく技術が次世代へ繋がっていくのが面白いですよね。このドッズライフルも、第一部でAGE１が装備していたものを改良したものだそうです。

　ＭＳも、初代・Ｚ・ＺＺ・逆シャアをオマージュしているのも、凝っていると思います。キャラデザや各部のストーリーの希薄さにより、アンチの多い？ いや注目度の低い作品でした。

　正直、自分もフリット編は惰性で見続けていましたが、アセム編のビッグリング絶対防衛線のあたりから、前のめりになって視聴していたのを覚えています。

　いまや、アセムとAGE2は私の大好きなキャラ＆ＭＳとなっています。そのアセムを導いた者こそが、Gバウンサーのパイロットであるウルフ・エニアクルです。

　ウルフ・エニアクルのパーソナルマーク（画像の赤い狼）を模して造られたシールド。シールド自体が狼の形を模しているからか、これまでのように赤狼のマーキングがなく、劇中では真っ白でした。

でもね・・・？

　あのウルフが、目立つマーキングをしないなんて絶対にありえない！！と私は思うのです。MSデッキでシールドを指さしながら、「おい、見てみろよアセム！…ほらフリットも！ あのシールドカッコいいだろぅ！？俺のマークと同じ形してるんだぜ？ なっ、カッケーだろッ！？」とか言ってはしゃいでたと思うんです。

　その時に、シールド自体にマークがないと分かりにくいので、ウルフは絶対にマーキングしたはずなんです。だから私はでっかいデカールを貼り付けてやりました！　劇中で真っ白なのは、作画上の都合なんですよ。・・・しらんけど(笑)

ウルフファング！！

　ビームサーベルをX状にクロスさせて、下から斬り上げるウルフの必殺技。Gバウンサーよりも、Gエグゼスの方が印象が強い技ですけど。

ジャキッ…！

シグルブレイド！！

　シールドから抜刀して使えます。ビームサーベルっぽいけど実体剣で、AGE1スパローのシグルブレイドと同じ素材らしいです。だから緑なのか。

引き継がれる、白き狼の意志…

　機動戦士ガンダムAGEの本編に少しだけ登場したガンダムAGE２（特務隊仕様）とのツーショット。本当にわずかな時間の出演でしたが、強烈に私の脳に焼き付いた機体。私の中で、GバウンサーとAGE２はニコイチ。

AGE‐2はこちらから→https://gumpla.jp/hg/2028946

　レビュー画像などで何度も見たことがありましたが、実物を手に取ってみると、想像の数倍カッコ良くて驚きました。
　見事な逆三角形の体形に、大きめ・面長な頭部。それらがこれほどカッコよくまとまってしまうのですから、デザイナー・バンダイの造形力の見事なマリアージュであるとしか言えません。

　AGEキットって、現在でも通用するほど出来が良いものが多いですが、このGバウンサーも例外ではなく傑作です。

　・・・ガワラ立ちが妙に決まるのは、何故なんだろう…？(笑)

最後までご覧いただき、ありがとうございました！(*^^*)

　　　　↓以下、簡単仕上げ過程↓

本体は真っ白で色分けは超優秀なキットです。
　部分塗装というのは、主に合わせ目を消した部分だけです。
画像の赤線部分が合わせ目になるので、合わせ目を消して、その面だけをホワイトで塗装し、はみ出した部分をデザインナイフで削りました。
　成形色の部分と塗装部分で色味が変わってしまうわけですが、艶消しスプレーを吹いてしまえば、あまり目立ちません。というか、私は気にしませんｗｗ^^;　お手軽製作の際にオススメの塗装方法です(笑)