ザクスナイパーカスタム

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妄想戦線

この機体のことを語るためにはそのパイロットであるケイン・フロイドのことも語らなければならない。

彼はジオン地上侵略軍に所属し、一年戦争の当初から参戦していた。

彼が受領したMS-05ザクⅠであり、パーソナルカラーを持つほどではなかったが、左肩を濃い赤に染めて自機の主張としていたケインはこの機体を愛機とし、各地を転戦したため、その場その場の戦場でいろいろな加工が施された。

彼が受領したMS-05ザクⅠであり、パーソナルカラーを持つほどではなかったが、左肩を濃い赤に染めて自機の主張としていた

ケインはこの機体を愛機とし、各地を転戦したため、その場その場の戦場でいろいろな加工が施された。

脚部には対吸着地雷対策としてツィンメリット・コーティングが施され、右肩には戦死した戦友のザクから引き継いだシールドを搭載している。スナイパーライフルが弾切れになった時にも継戦できる様に予備武器としてマシンガンとヒートホークは常備していた。

脚部には対吸着地雷対策としてツィンメリット・コーティングが施され、右肩には戦死した戦友のザクから引き継いだシールドを搭載している。

スナイパーライフルが弾切れになった時にも継戦できる様に予備武器としてマシンガンとヒートホークは常備していた。

左側の大盾はオデッサ作戦において追加されたこの機体最後の改造である。本来スナイパーの機動力を奪うことは致命につながるが、オデッサ作戦は防御がわであり、ジオンも一年戦争の分水嶺であるということはわかっていたため、不退転の意思もこめてケイン自身が搭載を希望した。

左側の大盾はオデッサ作戦において追加されたこの機体最後の改造である。本来スナイパーの機動力を奪うことは致命につながるが、オデッサ作戦は防御がわであり、ジオンも一年戦争の分水嶺であるということはわかっていたため、不退転の意思もこめてケイン自身が搭載を希望した。

大盾はケインとザクスナイパーをよく守ったものの、連邦の物量戦にはかなわず、ケインは仲間とともにオデッサから敗走することとなる。

大盾はケインとザクスナイパーをよく守ったものの、連邦の物量戦にはかなわず、ケインは仲間とともにオデッサから敗走することとなる。

その後、ケインはHLVで宇宙に逃げる友軍を援護しつつ奮闘したものの、ジムからの集中砲火を受けて機体が大破した。しかし大盾のおかげでコックピットは奇跡的に無傷、連邦軍の捕虜となり終戦を迎える。

その後、ケインはHLVで宇宙に逃げる友軍を援護しつつ奮闘したものの、ジムからの集中砲火を受けて機体が大破した。

しかし大盾のおかげでコックピットは奇跡的に無傷、連邦軍の捕虜となり終戦を迎える。

終戦後、ケインはパイロットとしての誘いをすべて断り、MSパイロットを引退した。

終戦後、ケインはパイロットとしての誘いをすべて断り、MSパイロットを引退した。

それが国が負けたことによる焦燥感か、愛機をなくしたことによる喪失感からなのかは本人が何も語らなかったため、その胸の内を知る者はいない。

それが国が負けたことによる焦燥感か、愛機をなくしたことによる喪失感からなのかは本人が何も語らなかったため、その胸の内を知る者はいない。

最後まで見ていただいてありがとうございます。

最後まで見ていただいてありがとうございます。

ミリタリー風に仕上げてみました

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