HGUC Ez-8

宇宙世紀0094、宙域探査艦「ユートピア号」がここ数日悩まされるジオン残党に対して、支援母体である秘密結社「ネイザース」に応援を要請したところ機体と共に送り込まれたのが、隠遁生活を送っていた筈の「シロー・アマダ」だった。

「シローさん、義足の具合はどうですか？」

「思った以上にしっくりくるな。十数年振りの操縦もなんとかやれそうだ。しかしネイザースとやらもよくこんなロートルを引っ張りだしたな。」

「ネイザースっていうのは『どちらでもない』って意味なんです。ｽﾍﾟｰｽﾉｲﾄﾞでもｱｰｽﾉｲﾄﾞでもない、連邦でもジオンでもない、ﾆｭｰﾀｲﾌﾟでもｵｰﾙﾄﾞﾀｲﾌﾟでもない。そういう集まりなのでシローさんの立場はもってこいってワケです。」

「ビームライフルは強化してますけど、他に何かあります？」

「いや、充分だな。」

「・・・そうですか。」(ｶﾞｯｸｼ)

「08Ⅱっていうのは？」

「見た目上はEz-8ですけど、わざわざ陸戦型ガンダムを宇宙用にすることもないので、中身はジム系を使ってます。まぁ実質マークⅡ的なもんです。(オヤジ用なんて間違っても言えん)」

「じぁあ、慣らしがてら哨戒に出てみるか。」

「もう残党の出現宙域ですから気を付けて。」

「なんだ？何か来るっ！？」

「怯ろ！竦め！MSの性能を活かせぬまま死んでゆけぃ！！」

シローの運命は如何に！？

ハイ、今回も長々とお付き合い頂きありがとうございます(gundam-kao3)

主役機コンなので妄想機体と言えども「主人公」に乗ってもらいました(gundam-kao6)

「らしさ」を残さないとコンテストに合わないと思ったので大きな盛りもなくユートピア号のメカニックもガッカリです(gundam-kao2)

プロポーションも腰の延長のみ、Ｖ字アンテナと肩、脹脛のバーニア追加、バックパックの改造にいつものディテールアップとつや消しで仕上げました。

ようやく朝晩涼しくなってきましたが、まだまだ日中は暑いので、皆様寒暖差にも気を付けながら楽しいガンプラライフを！(zaku-kao2)

最後までご覧頂き、ありがとうございました(gundam-kao3)