RX78[G]E GUNDAM EX [PFV]

新たなRX-78族
劇中での活躍と全身骸骨かのような印象を受けるデザインでまさに「白い悪魔」を体現したような機体になっています。

頭部センサーが発光していますが電飾ではなく、蛍光レッドを使っています。
劇中の不気味さの演出に一役買っていたセンサーの鈍い発光をどうしても再現したかったのですが、上手くいってくれてとても満足しました。

今回は手の形状と接続軸が独自規格だったので、いつもの三角屋さんのハンドパーツは使えませんでした。
まぁどちらの手も常に何かを握っているのでいつものHGハンドパーツより目立ってなくて問題ないのですが。

今回は設定より劇中の雰囲気を出したいと思い汚して完成させています。
塗装も白系統の色は彩度を下げつつ明るめに。
フレーム等のグレーはメタリック色を混ぜつつ逆に濃く調色しました。
メタリックカラーを使った差し色にもいつものシルバー、ゴールドではなく、彩度の低めなカッパーとスターブライトアイアンを使っています。

ビームライフルも陸戦型ガンダムのものにデザインが似ています。

蛍光塗料が楽しくて銃口にも塗ったのですが、思った以上に光らずちょっと残念でした。

ショルダーガトリングは口径が小さめなのかザクの装甲は抜けませんでいたが、鍔迫り合いをしてる相手に浴びせたりと牽制用というにはあまりにも殺意の高い武器でした。

キットの方もフレキシブルに動きます。

ガンダムキック！

ザクと比較して異常な機動性を感じられた挙動ではありますが、初見時はかなり驚きました。

今回一番再現したかったビームサーベル

今迄ありそうで無かった温度差の表現に脳を焼かれ、この為に蛍光塗料とブラックライトを購入、使用してみましたが、電飾するよりも強く発光してくれて感動しました。

ただ、センサーに使った蛍光レッドとビームサーベルに使った蛍光ピンクが光ってない時は別の色なのに、実際に発光させるとほぼ同じ色味(オレンジっぽい色)になったのが誤算でした。

スラスター類にも蛍光塗料を使ってみましたが、こちらも割といい具合に光ってくれました。
ただ蛍光クリアと蛍光ブルーを使い分けてみたもの、こちらも実際の発光はどっちもほぼ同じ色だったのがちょっとショックでした。

お気に入りの一枚
いつもiPhoneで撮っているのですが、今回は露出を落としてシャッタースピードも遅くしただけでこんな画になってくれました。

まさに「悪魔」と呼ばれるに相応しい佇まいになってくれたかと。

うちのRX-78シリーズと

並べて気付きましたが、背中に射撃武器着けてる奴ばかりだ...。

一応サイズとしてはEXがちょっと高くて(ガンダム18m、ガンダムEX18.5m)、同スケールでもそれが一応再現されています。
デザイン面もEz-8との共通点が挙げられていますが、それ以上に骸骨のような意匠と全身の彩度の低さ、圧倒的白の多さから全シリーズ通してもかなり浮いてると思いました。

以上ご覧いただきありがとうございました！

値段の割にディテールの細かさに関しては他のHG以上で非常に満足度の高いキットになっていますが、意外と色分けされてない所が多く、説明書と設定と劇中SSを見比べながら出来るだけ再現してみました。
特に今作は手描きアニメではなく公式のカラーイラストもネット存在しないので、光の反射なのか塗装なのか判別つきにくい所があって地味に大変でした...。

欲を言えばバズーカも付けて欲しかったですが、標準装備ではないからという理由で付かなかったのでしょうか？
あとは印象的な破損した頭部も欲しかったですね(欲張り)。

他にもジムもグフ・カスタムも非常にカッコよかったので是非HGで出して欲しいと思いますし、ガンダムEXはMGでも欲しいなと思いました。