妄想戦線
EXAMシステム搭載機の名称であるいわゆる「ブルー」は試作0,1,2,3,4とイフリート改に搭載された計五機存在する。
しかしここで問題なのは連邦によって運用された機体はすべて”試作機”であったという点である。
つまり、ブルーには正式採用機の計画が存在していた。
通称、”青の残滓”と呼ばれるこの機体は量産化に向けて先行して組み立てられた一機である。
しかし、マリオンの開放により根幹となるEXAMシステムが停止、その後の量産は見送られ、この機体は一気飲み生産された”最後のブルー”になるはずだった機体である。
見た目はジムストライカーのそれだが、内容はガンダムに近く、装甲はすべてガンダリュウム製であり、システムの反応についていけるようにとマグネットコーティングも施されている。
この機体のメインは圧倒的な近接での戦闘力にある。
ツインビームスピアをはじめ、二刀の対艦刀、ナイフ二振り、腕のガトリングガンはこれらの取り回しを阻害しないように設計されている。
両腕と肩にガトリングガンを四門装備している。
これはアレックスで採用されたものと同じもので、かなりの破壊力があるが、これはあくまで牽制用であり、相手との距離を詰めるためのものである。
EXAMシステムがなくても普通に高性能機なので軍への採用が決まっていたが、輸送中何者かに強奪されるという事件が起こる.
ジオン残党軍の仕業を真っ先に疑われたが、調査の結果ジオン関係者の動きは確認できなかった。
ならば連邦軍に内のスパイの可能性を疑われたものの、これも空振りに終わる。
最終的にこの事件は迷宮入りし、調査は打ち切られ、青の残滓は行方不明となった。
連邦軍はたかがMSの一機、数年もたてば型落ちになると楽観視していたし、おおむね間違いでもないだろう。
ただ一つ・・・青の残滓にはEXAMシステムが搭載されたままになっていることを除けば・・・もし、強奪した何者かがEXAMシステムを復活させたり、同様のシステムを構築できる技術を持っていたなら青の残滓は・・・。
最後まで見ていただきありがとうございます。
ブルーって試作しかないけど完成品ってあるのかね?
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しがないプラモ好きですが、頑張って作ったのでよかったら見て行ってください。
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