ZGMF-X1020A/W2 ケルベロスデュエルストレインガンダム

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 ZGMF-X1020Aデュエルストレインは、元来クルーゼ隊が奪取した四機のGAT-Xナンバーの、特にX100系フレームの研究のためにザフト軍が設計データから新たに建造しようとしていた機体である。
 しかし当時のザフト軍はオペレーション・スピットブレイクの準備やジェネシス建造にリソースを割かれており、GAT-Xシリーズからは研究が遅れていたPS装甲や携帯型ビーム兵器といった要素を抽出・模倣・応用する方針を採ったこと、フレームの技術検証は超高精度シミュレーションで事足りると判断されたこと、Nジャマーキャンセラー搭載型決戦機の基礎構造はハインライン設計局系のものの採用が決まっていたこと、さらには生産したパーツが前線のクルーゼ隊の補給用に回されたことなどが相まって、実機の完成はX09A、X10Aの建造データのフィードバックを受けてX12Aテスタメントと同時期にまでずれ込むこととなった。

 第一次連合・プラント大戦終戦後はユニウス条約に基づき本機は核エンジンからバッテリー動力に改められたが(この際Nジャマーキャンセラーのパーツはニュートロンスタンピーダ―用に供出された)、同条約による「MS保有台数の制限」に応じて今後は換装型、あるいは可変型の多用途MSの開発が主流になることから、旧世代MSへのアサルトシュラウド・ウィザードシステム追加による延命措置のテストベッド機として運用されることとなる。
 ザフトMSに比べてフレームの擬人化を推し進めたX100系フレームは、まったく運用法が異なる追加兵装にも対応できるだけの冗長性を兼ね備えており(例えばX105ストライクは320mm超高インパルス砲と15.78m対艦刀の同時運用すら可能だった)、本機の試験データはX12Aテスタメントのストライカーパックコネクタと並びニューミレニアムシリーズ・セカンドシリーズ以降のザフトMSの開発に影響を与えていった。

 なお本機自体は実戦投入されることなく追加装備のテストが続行されており、C.E.75におけるファウンデーション事変では重力下運用試験のためカーペンタリア基地に下ろされていたため不参加となったが、本機の保守用に稼働し続けた生産ラインはボアズに秘匿されていたZGMF-1027Mデュエルブリッツ、ZGMF-103HDライトニングバスターの改修・整備のために横流しされていたという。

 機体名の「strain」は英語で「試練・歪み」を意味しており、連合が開発したMSに過酷な試練を与えてザフトMSの糧にすることへの開発者の複雑な心境が反映されている。

 というわけでHGCEデュエルブリッツガンダムをベースにケルベロスバクゥハウンドの頭部とケルベロスウィザード、ジン・ハイマニューバの脚部スラスターなどを追加。そのために脚部アサルトシュラウドは左右入れ替えています。 右前腕のリトラクタブルビームガンや膝のビームサーベルは以前の製作で余ったブルデュエルのパーツから流用。

 というわけでHGCEデュエルブリッツガンダムをベースにケルベロスバクゥハウンドの頭部とケルベロスウィザード、ジン・ハイマニューバの脚部スラスターなどを追加。そのために脚部アサルトシュラウドは左右入れ替えています。

 右前腕のリトラクタブルビームガンや膝のビームサーベルは以前の製作で余ったブルデュエルのパーツから流用。

 素体。色以外の変更点はバックパックのみ。

 素体。色以外の変更点はバックパックのみ。

 バックパックはケルベロスバクゥハウンドのウィザードコネクタをベースにMSバーニアやディテールアップパーツを追加。3mmピン二列接続なので元のバックパックと交換可能。

 バックパックはケルベロスバクゥハウンドのウィザードコネクタをベースにMSバーニアやディテールアップパーツを追加。3mmピン二列接続なので元のバックパックと交換可能。

XM55

XM55"シンティラ"リトラクタブルビームガン

 GAT-X1022ブルデュエルが装備していたものを量産化した新型フォルテストラを装備したダガーLとの戦闘が某所で行われ、その際の交戦データを元にザフトが開発した発展コピー品。放熱フィン兼用の対ビームコーティングブレードナイフが装着されている。シンティラはラテン語で火花の意。

 というわけで本来装着できないブルデュエルの前腕フォルテストラをジョイント移設して装着。ビームサーベル以外に実体剣が欲しかったのでコトブキヤ・ウェポンユニット34から大ぶりなナイフを追加。

XM51S

XM51S"フェンリル"有線自律飛翔ビームピアサー

 奇想兵器。VPS装甲化したバクゥハウンドの頭部をロケット推進させ、MS一台分に相当する内蔵センサーと簡易AIにより敵MSを追尾し、ビームファングを叩き込むというもの。フェンリルの名は北欧神話の魔狼に由来するが、開発チームからはこっそりと「ウォーク・ザ・ドッグ(犬の散歩)」「Pochi」と呼ばれている。射程範囲がワイヤーに依存する上にパイロットの意図しない挙動をとる可能性がある点が問題視されていたが、後にアコードが駆るブラックナイトシリーズへの有用性が発見された。

 グレイプニールⅡの先端部にバクゥハウンドの頭部を付けた、みたままの武器。

 バクゥの頭部は首ボールジョイントを移植して接続しているため、他のバクゥ系の頭部と交換可能。

 バクゥの頭部は首ボールジョイントを移植して接続しているため、他のバクゥ系の頭部と交換可能。

ウィザード頭部リトラクタブルセクション内ビーム砲/ビームファングシステム ケルベロスウィザードはそのままくっつけているので搭載装備も使用可能。

ウィザード頭部リトラクタブルセクション内ビーム砲/ビームファングシステム

 ケルベロスウィザードはそのままくっつけているので搭載装備も使用可能。

 宇宙のどこかで……

 宇宙のどこかで……

今日も今日とて妄想設定が長い。

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