輝く王者/ドラゴノートジムヴォルヴァ(2/2)

本校高等部の前生徒会長でRoseliaのキーボード担当・白金燐子が制作したドラゴノートジムヴォルヴァには、竜に似たMA形態への可変機構があることは前回お話しした通りだが、実はさらに中間形態とも言うべき、ドラゴニアモードと呼ばれる高機動格闘形態が存在する。

本形態は単純にパルマフィオキーナ・ドラゴニアと空力防盾をバックパックにマウントするだけで完成するが、超高速で敵機に肉薄し、ビームサーベル、または頭上のクローで急所を突くのに重宝している。

「ドラゴニア」のネーミングは、同じRoseliaのドラムス担当・宇田川あこによる。

燐子「この冬30MFに仲間入りすることになった、ドラゴニアナイトに肖ったものだそうです」

【MA形態】

ドラゴニアモードから、さらに頭部を180°回転させ、両脚を曲げ、腰部スラスターを90°動かすことで変形。

尾部に移動した、パルマフィオキーナ・ドラゴニアによる射撃も強力。

燐子「自分で言うのも何ですが、空力防盾に武装をもう1つ盛った方がよかったかな、と今でも後悔しています。それに、

ガンドノードが買えなくて···

腕は出さずに格納した状態になりました(汗)」

主翼にはハードポイントがあるので、これを活用して武装を盛る方法もあるが、燐子がパーツ選びに難儀しているうちに発表締め切りが迫り、結局間に合わなかった。

なおMS形態からは次のように変形する。

• 両腕の武装をはずす
• 頭部を180°、腰部スラスターを90°回転させる

• バックパック上部に空力防盾、下部にパルマフィオキーナ・ドラゴニアを取り付ける
• 主翼を広げる
• 両脚を曲げる

〜花咲川女子学園同窓会報より〜

ここからはオマケ。

竜というよりはケツァルコアトルに近くなってしまいましたが、バックパックを分離した状態。

当初のコンセプトは、宇宙刑事ギャバンに登場した超次元戦闘母艦「ドルギラン」の要素を組み込む、というもので、本体はガンドノードになる予定でしたが、いかんせんガンドノードがプレバン限定なのが痛く、通常は入手困難なため最終的にガンヴォルヴァを使い回すことになりました。ドラゴノートというネーミングも、当初の計画の名残です。

パルマフィオキーナ・ドラゴニアと空力防盾をはずした状態。

それでは2度にわたりご高覧ありがとうございました。