RX-104-02FA ヘラクレス
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「反応が速いとか、そういう次元じゃない…
考えた瞬間にはもう撃ってる。
これが“殲滅機”かよ…!」
ーレーン・エイムー
機体名:ヘラクレス
(アルケイデスガンダム+フィックスアルゴスユニット)
型式番号:RX-104-02FA
分類:第5世代試作拠点強襲モビルスーツ
開発:アナハイム・エレクトロニクス
所属:地球連邦軍(試作)
機体スペック
頭頂高 26m
本体重量 59.2 t
全備重量 89t
ジェネレーター出力 7,605 kW
(ペーネロペーの約1.5倍)
推力総計:277,680 kg
推力重量比:3.12
センサー有効半径29,800 m
ヒュドラ・システム
・フェザーファンネル ×8
・ロングレンジ・フィンファンネル×2
・ファンネルミサイル×20
・マイクロファンネル×32
全周ビーム拡散幕展開機能
【ヒュドラ・システム】
本機に搭載された遠隔兵器統合管制システム。多数のファンネル兵器を一つの群体として運用することを目的として開発された高度なサイコミュ管制機構である。名称は、多数の頭部が互いに補完し合うギリシャ神話の怪物ヒュドラに由来する。ヒュドラ・システムでは、展開されたファンネル同士が相互通信リンクを形成し、センサー情報を共有しながら戦闘を行う。これにより各ファンネルは個別に行動するのではなく、群体として敵機を包囲し、互いに死角を補完し合いながら連携攻撃を実施する。複数の遠隔兵器が協調して行動することで、単独の兵装では実現できない立体的かつ継続的な攻撃網を形成することが可能となる。
また本システムには行動学習アルゴリズムが組み込まれており、戦闘中に敵機の機動パターンや回避傾向を解析する。取得したデータはリアルタイムでネットワークを通じて他のファンネルへ共有されるため、時間の経過とともに攻撃精度が向上する。この自律補助機能により、パイロットは個々のファンネル操作から解放され、精神的負担を軽減した状態で多数の遠隔兵器を統合的に運用することが可能となる。
さらにフェザーファンネルおよびロングレンジフィンファンネルにはエネルギー相互供給機構が備えられており、機体からの直接補給を待たずにファンネル同士でエネルギーのチャージおよび分配を行うことが可能である。この機能により遠隔兵器の稼働時間は大幅に延長され、長時間の戦域制圧任務にも対応する。加えて本システムには高度な電子戦能力が付与されており、敵機の遠隔兵器に対してサイコミュ波を利用した侵入干渉を行うサイコミュジャック機能を備える。これにより敵のファンネル、インコム、ビット兵器などの制御系に侵入し、一時的に支配下に置く、あるいは制御信号を撹乱することが可能である。さらに制御を奪取した遠隔兵器からエネルギーを吸収し、自機のファンネル群へ再配分することも想定されている。ただしこの機能はサイコミュ規格の統一が進んだグリプス戦役以降に開発された機体に対してのみ有効とされ、それ以前の旧式サイコミュ兵器には効果が限定的とされる。
このようにヒュドラ・システムは、遠隔兵器を単なる個別武装ではなく「協調戦闘を行う群体兵器」として機能させる統合戦闘管制システムであり、本機の圧倒的な制圧能力と戦場支配力を支える中核技術となっている。
【木星帝国への影響①】
アルケイデスガンダム、ヘラクレスガンダムの開発には、セカンドGP計画に参加していた多数の技術者や研究者が関わっていたが、その中には反地球連邦思想を持つ者や、後にマフティー の活動に共鳴する協力者も複数存在していたとされる。これらの人物は計画凍結後も機体の研究資料や技術データの一部にアクセスしており、アルケイデスガンダムやヘラクレスガンダムに搭載された先進兵装の情報が完全には連邦軍の管理下に置かれていなかった。
※写真はEMA-10 ディビニダド
【木星帝国への影響②】
U.C.0105に勃発した マフティー動乱 の混乱を受け、地球連邦軍はセカンドGP計画関連技術の再調査を開始するが、この過程でアルケイデスガンダム、ヘラクレスの開発関係者の一部が反連邦組織と関係を持っていた可能性が浮上する。連邦軍の捜査の手が迫る中、関係者の一部は追跡を逃れるために地球圏を離れ、木星圏へと逃亡した。彼らが持ち出した技術資料は後に木星圏で形成される勢力、すなわち後の 木星帝国 によって研究されることとなる。
ヘラクレスガンダムの特徴的兵装であるフェザーファンネルは、高度な遠隔誘導技術と自律制御機構を備えた実験的オールレンジ兵器であり、その設計思想は後に木星圏へ渡った技術者達によって発展させられた。こうして発展したフェザーファンネル技術は、やがて木星帝国が開発する戦略級モビルスーツ、EMA-10 ディビニダドの兵装として採用されるに至る
【クロスボーン・バンガードへの影響】
一方、地球圏に残った技術者の一部は極秘裏に武装組織 バーナムの森 と接触し、その技術を提供する形で同組織へ合流した。バーナムの森は後にコスモ・バビロニア建国を目指す勢力と結びつき、やがて クロスボーン・バンガード の技術的基盤の一部を形成することになる。
また、ヘラクレスガンダムには多数の遠隔兵装や複雑な火器管制を統合的に管理するための新型サイコミュ統合システムが搭載されていた。このシステムは従来のサイコミュを発展させた ネオサイコミュシステム と呼ばれるものである。
※写真はXMA-01 ラフレシア
ネオサイコミュはフェザーファンネルをはじめとする複数の兵装を効率的に制御するための中枢装置として機能していた。このネオサイコミュ技術は後の時代にも影響を与え、コスモ・バビロニア建国戦争の時代において開発された大型モビルアーマー ラフレシア にもその発展型が搭載されたとされている。こうしてヘラクレスガンダムで試験的に導入された技術の一部は、時代を超えて複数の勢力へ受け継がれ、宇宙世紀後期のモビルスーツ開発史にも影響を残すこととなった。
「ヘラクレスの力は終わらない。
それは分断され、継承され、進化する。
宇宙ではラフレシアとして咲き誇り、
木星圏では死の天使として舞い降りる。
――すべては“あの怪物”の血から始まった。」
■第二次ガンダム開発計画(セカンドGP計画)
第二次ガンダム開発計画(通称セカンドGP計画)は、地球連邦軍がU.C.0090年代後半に推進した極秘の次世代兵器開発計画である。本計画は、シャアの反乱によって露呈したニュータイプ戦力の脅威、および戦場の広域化・高強度化に対応するために立案された。
【呼称について①】
ヘラクレスガンダムは、その外観的特徴から開発現場において非公式の呼称を与えられていた。
第二次ガンダム開発計画に関与した女性技術者たちの間では、本機は「ホワイトリリィー」と呼ばれていた。これは、フィックス・アルゴスユニットのショルダーバインダーを閉じた際のシルエットが、白百合の花弁を思わせる優美な形状をしていたことに由来するものである。重武装機でありながらどこか静謐さを感じさせるその姿は、戦場に咲く白い花として印象付けられていた。
【呼称について②】
しかし、本機の開発主任であるニナ・ウラキは、この呼称を頑なに拒否していた。彼女はガンダムに花の名を与えること自体を嫌悪しており、その理由について「花はいずれ散るもの。不吉だ」と語っている。また、過去に自身が関わったガンダム開発計画における経験が強い精神的外傷として残っており、それがこの価値観に影響しているとされる。
そのため、開発チーム内で「ホワイトリリィー」という呼称が口にされるたびに、ニナは必ず「ヘラクレス、もしくはアルケイデスガンダム・フィックス・アルゴスユニット装備形態と呼びなさい」と訂正していたという。
このエピソードは、本機が持つ美しさと破壊力、そして開発者の内面に刻まれた過去の記憶とが交錯する象徴的な逸話として語り継がれている。
■ロングレンジ・フィン・ファンネル①
ロングレンジ・フィン・ファンネルは、本機の胸部に左右一対で計2基が内蔵された多機能遠隔兵装である。
通常は機体装甲の一部として格納されるが、戦闘時には分離・展開し、独立したファンネルとして運用が可能となる。
本装備は統合制御システム「ヒュドラシステム」の支配下にあり、複数の遠隔兵装との同時運用および高度な連携攻撃を実現する。これにより、従来のファンネルを超える精密かつ多層的なオールレンジ攻撃が可能となっている。
■ロングレンジ・フィン・ファンネル②
主兵装としては高出力のロングレンジ・ビームキャノンを内蔵し、遠距離からの高精度狙撃および面制圧射撃を担う。また、先端部にはIフィールド発生機構を備えており、展開時にはビーム攻撃を無効化する防御障壁として機能する。攻防一体の性能を持つ本兵装は、単なる遠隔火器に留まらず、戦域における制圧・防御・牽制のすべてを担う戦術ユニットとして位置付けられている。
特にヒュドラシステムとの連動により、その運用効率と戦闘支配力は従来兵装を大きく凌駕するものである。
■フェザー・ファンネル①
フェザー・ファンネルは、本機に装備された近接・遠隔両用型の多機能兵装であり、2基1組を1ユニットとして構成される。
機体にはフロント腰部アーマーに2ユニット、さらに両脚部外側にそれぞれ1ユニットずつ、計4ユニット(8基)が配備されている。
各フェザーユニットは、空力特性を考慮した可変翼状構造を持ち、従来のファンネル兵装とは異なり重力下での安定運用が可能となっている点が最大の特徴である。これにより、本機は宇宙空間のみならず地上戦闘においてもオールレンジ攻撃能力を維持することができる。
■フェザー・ファンネル②
外装には高強度のガンダリウムf合金が採用されており、遠隔操作による刺突攻撃を行うことで敵機装甲への直接的なダメージを与えることが可能である。また、内部には推進剤および爆装機構を備え、状況に応じてミサイルとしての自爆攻撃にも転用できる。本兵装は統合制御システム「ヒュドラシステム」の支配下に置かれており、他の遠隔兵装との連携運用によって戦域全体を覆う多層的攻撃網を形成する。特に近接戦闘においては、敵機の死角からの高速刺突および同時多発的な攻撃を可能とし、従来のファンネルを超える攻撃的運用が想定されている。
フェザー・ファンネルは、その柔軟性と攻撃性を兼ね備えた特性により、本機の戦闘スタイルを象徴する中核兵装の一つである。
■ヘラクレス・マルチショルダーバインダー
ヘラクレス・マルチショルダーバインダーは、両肩部にマウントされた本機の中核複合ユニットである。内部にはマイクロファンネルを収納し、再充填機構を備えることで長時間にわたる遠隔攻撃運用を可能とする。さらに高出力スラスターを内蔵し、機体機動力の向上および姿勢制御にも寄与する。
外装表面には実弾防御装甲に加え、Iフィールド発生装置を搭載。展開時にはビーム攻撃に対する防御障壁として機能し、攻防一体の性能を発揮する。本ユニットは火力投射・防御・機動を統合した多機能装備であり、ヘラクレスの制圧戦能力を支える要石となっている。
■マイクロファンネル
ヘラクレスのマイクロファンネルは、小型化により多数運用を可能とした遠隔兵装である。各機はビーム射撃に特化し、エネルギー機構を備えることで再充填継戦能力を確保。統合制御「ヒュドラシステム」の支配下で精密かつ同時多発的な攻撃を行う。機体のヘラクレスシールドバインダー内に左右各16基、計32基が収納される。
【あとがき】
オデュッセウスガンダムに兄弟機が開発されていたら面白いだろうなって、考えたのが作成のきっかけです!
ペーネロペーは元のオデュッセウスガンダムのデザインがわからなくなるくらいの"厚着"だったので、今回は元のシルエットがわかるくらいに軽装にしました!
怪鳥のようなデザインのペーネロペーに対して、ヘラクレスは元ネタの伝説の英雄をイメージしました。
元ネタのヘラクレスは、全体的に毛皮を羽織っている姿で描かれていることが多いです。なので毛皮を羽織っているようなデザインになるようなイメージでシルエットを形成しました。
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初めまして、
グリプス戦役というちょっとしたイベントでヘマしちゃいましたが、気付いたら転生していました。もう軍人での立身出世の道は諦めて、マイペースにガンプラを制作しています。
そうなんです。私、MSが好きなんです
元いた世界では実物のMSを"開発"したことありますが、この世界では初心者ですので大目見てあげてください。
ストーリーも良かったら見ていって下さい。
私の経歴です⇒
地球連邦政府の木星資源採掘船ジュピトリスの責任者。階級はテレビ版では大尉、劇場版では大佐。木星船団を統率する指揮官であり、「木星帰りの男」とも称される。
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