HG1/144陸戦用DОM[ドム](GQ:ジークアクス版)

  • 4347
  • 8

 ジークアクスの公式HPにおけるリック・ドムの紹介には、「陸戦用重モビルスーツとして開発されたジオン公国軍のドムを、宇宙での運用に合わせて改修した仕様。」とあります。
 この一文にヒントを得て、宇宙用として転用される前の陸戦用兵器としてどのような姿であったのか、想像力を膨らませて製作することにしました。

 リック・ドムの足裏に搭載されている大推力スラスターを、重力下で機体を浮上させるためのホバーユニットに置き換え、足の側面に宇宙世紀正史のドム・トローペンを参考にエアインテークとダストフィルターを設置しました。また、背面にランドセルを取り付け、推進剤を入れたタンク及び小回りを利かせるための小型スラスターを増設しています。 

 リック・ドムの足裏に搭載されている大推力スラスターを、重力下で機体を浮上させるためのホバーユニットに置き換え、足の側面に宇宙世紀正史のドム・トローペンを参考にエアインテークとダストフィルターを設置しました。また、背面にランドセルを取り付け、推進剤を入れたタンク及び小回りを利かせるための小型スラスターを増設しています。

 

■ランドセル(背面ユニット)ランドセルは、1/144ザク(GQ)の腰部と大腿部を移植し、スラスターにはミカド屋の3Dプリンタ出力商品を使用しました。

■ランドセル(背面ユニット)
ランドセルは、1/144ザク(GQ)の腰部と大腿部を移植し、スラスターにはミカド屋の3Dプリンタ出力商品を使用しました。

■脚部 ジークアクス世界線の陸戦用重MSドムの脚部については、どう表現するか迷いました。 今回は、重力下での戦線の急速な拡大に対応するため、元々3つの脚部パーツが標準装備されていたと仮定して製作しています。二足歩行はできなくもないですが、基本的に不整地をものともせずに高速で移動し、拠点制圧に活躍した機体であると考えて製作しています。 元々2本脚であり宇宙用に転用されてから背面にもう一つ脚部パーツが増設されたのか、あるいは、元々3つの脚部パーツが標準装備だったのか、または劇中のガイアとオルテガが引退したマッシュのドムの脚部を1本ずつ流用したのか定かではないようですが、想像が膨らみます。

■脚部
 ジークアクス世界線の陸戦用重MSドムの脚部については、どう表現するか迷いました。
 今回は、重力下での戦線の急速な拡大に対応するため、元々3つの脚部パーツが標準装備されていたと仮定して製作しています。二足歩行はできなくもないですが、基本的に不整地をものともせずに高速で移動し、拠点制圧に活躍した機体であると考えて製作しています。
 元々2本脚であり宇宙用に転用されてから背面にもう一つ脚部パーツが増設されたのか、あるいは、元々3つの脚部パーツが標準装備だったのか、または劇中のガイアとオルテガが引退したマッシュのドムの脚部を1本ずつ流用したのか定かではないようですが、想像が膨らみます。

■ホバーユニット リックドム(GQ)は足裏の大推力スラスターが特徴の一つでしたが、そこに自作のホバーユニットを設置しました。フレームで囲まれた部分にプラ板の重ね貼りでスリット状のモールドを追加するとともに、コトブキヤM.S.Gダクトノズルを取り付けています。なお、ダクトノズルの部分はコトブキヤのHジョイントにより前後にスイング可動します。

■ホバーユニット
 リックドム(GQ)は足裏の大推力スラスターが特徴の一つでしたが、そこに自作のホバーユニットを設置しました。フレームで囲まれた部分にプラ板の重ね貼りでスリット状のモールドを追加するとともに、コトブキヤM.S.Gダクトノズルを取り付けています。なお、ダクトノズルの部分はコトブキヤのHジョイントにより前後にスイング可動します。

HG1/144陸戦用DОM[ドム](GQ:ジークアクス版)–6枚目/制作者:あやぽん
HG1/144陸戦用DОM[ドム](GQ:ジークアクス版)–7枚目/制作者:あやぽん
■ジャイアント・バズーカ・ザクバズーカ・ザクマシンガン ジャイアント・バズーカは照準器の前面にHIQPARTSのルミドーム2を貼り付けました。グリップの肉抜き穴はプラ板で埋め、前面の三角板部分は0.8mm真鍮線に置き換えています。弾倉はプラ板・プラ材・HJモデラーズパーツ等を貼り付けてディティールを追加しました。 ザクバズーカは、先述のジャイアント・バズーカと同様の改造をしています。 ザクマシンガンは弾倉の裏に肉抜き穴があるためプラ板でフタをし、グリップ前面の三角板部分は0.8mm真鍮線に置き換えました。モナカ構造のため砲身の合わせ目が中央にできますが、ヤスリ掛けの処理が難しいため、0.3mmプラ板片を貼り付けました。

■ジャイアント・バズーカ・ザクバズーカ・ザクマシンガン
 ジャイアント・バズーカは照準器の前面にHIQPARTSのルミドーム2を貼り付けました。グリップの肉抜き穴はプラ板で埋め、前面の三角板部分は0.8mm真鍮線に置き換えています。弾倉はプラ板・プラ材・HJモデラーズパーツ等を貼り付けてディティールを追加しました。
 ザクバズーカは、先述のジャイアント・バズーカと同様の改造をしています。
 ザクマシンガンは弾倉の裏に肉抜き穴があるためプラ板でフタをし、グリップ前面の三角板部分は0.8mm真鍮線に置き換えました。モナカ構造のため砲身の合わせ目が中央にできますが、ヤスリ掛けの処理が難しいため、0.3mmプラ板片を貼り付けました。

今回の改造点等をまとめてみました。

今回の改造点等をまとめてみました。

足裏の様子がよく分かると思います。

足裏の様子がよく分かると思います。

■頭部 頭部は宇宙世紀正史のドム・トロピカルテストタイプの意匠を取り入れて、頭頂部のアンテナと動力パイプを設置しました。アンテナはHIQPARTSのNRアンテナS、動力パイプはWAVEのA・スプリング2.5mmブラックを使用し、パイプの先端は背中とランドセルとの隙間に差し込んでいます。 モノアイは、HIQPARTSのルミドーム2蛍光グリーン2.0mm用に置き換えました。

■頭部
 頭部は宇宙世紀正史のドム・トロピカルテストタイプの意匠を取り入れて、頭頂部のアンテナと動力パイプを設置しました。アンテナはHIQPARTSのNRアンテナS、動力パイプはWAVEのA・スプリング2.5mmブラックを使用し、パイプの先端は背中とランドセルとの隙間に差し込んでいます。
 モノアイは、HIQPARTSのルミドーム2蛍光グリーン2.0mm用に置き換えました。

■ヒート・サーベル バックパック下部に横向きに差し込む方法で着脱可能としています。また、リックドム(GQ)のグリーンからイエローに変更しました。 

■ヒート・サーベル
 バックパック下部に横向きに差し込む方法で着脱可能としています。また、リックドム(GQ)のグリーンからイエローに変更しました。
 

■カラーリング・本体・武装…ヘキサデザートイエロー、メカサフスーパーヘヴィ・モノアイガード・腕部…MSサザビーレッド+ヘキサデザートイエロー少々・スラスター…スターブライトジェラルミンで塗装後、クリアーオレンジとクリアブルーで熱による金属焼けを表現・足裏ホバーユニット…ニュートラルグレーⅠ・関節部分…スターブライトアイアン

■カラーリング
・本体・武装…ヘキサデザートイエロー、メカサフスーパーヘヴィ
・モノアイガード・腕部…MSサザビーレッド+ヘキサデザートイエロー少々
・スラスター…スターブライトジェラルミンで塗装後、クリアーオレンジとクリアブルーで熱による金属焼けを表現
・足裏ホバーユニット…ニュートラルグレーⅠ
・関節部分…スターブライトアイアン

■ウェザリング 基本塗装完了後、砂漠仕様のカラーリングのアーマーを部分的に削り、ドムの下地が見えるようにダメージ表現を行いました。これは、「HOW TO BUILD GUNDAM2」掲載の川口名人によるジオラマ「砂漠の駐屯地」をリスペクトしての表現です。 (※実際の「砂漠の駐屯地」のドムの作例は、”パープル系のノーマル塗装を現地で塗り替えた”という設定のもと、バトルダメージや剥がれは、表面を削り取るのではなく描き込みによる塗装で表現されているようです。) Mr.ウェザリングカラーのスポットイエローにより彩度を保ちつつ、足回りはグランドブラウンやサンディウォッシュで砂塵が付着した表現を行いました。 乾燥後、エナメル系塗料の赤サビ(ガイアノーツ)やハルレッド(タミヤ)により、スケール感を意識しながらスポンジチッピングやストレーキングを行いました。スポンジチッピングにはナスカのスタンピングスポンジを使用し、最後はつや消しクリアでオーバーコートしています。

■ウェザリング
 基本塗装完了後、砂漠仕様のカラーリングのアーマーを部分的に削り、ドムの下地が見えるようにダメージ表現を行いました。これは、「HOW TO BUILD GUNDAM2」掲載の川口名人によるジオラマ「砂漠の駐屯地」をリスペクトしての表現です。 (※実際の「砂漠の駐屯地」のドムの作例は、”パープル系のノーマル塗装を現地で塗り替えた”という設定のもと、バトルダメージや剥がれは、表面を削り取るのではなく描き込みによる塗装で表現されているようです。)
 Mr.ウェザリングカラーのスポットイエローにより彩度を保ちつつ、足回りはグランドブラウンやサンディウォッシュで砂塵が付着した表現を行いました。
 乾燥後、エナメル系塗料の赤サビ(ガイアノーツ)やハルレッド(タミヤ)により、スケール感を意識しながらスポンジチッピングやストレーキングを行いました。スポンジチッピングにはナスカのスタンピングスポンジを使用し、最後はつや消しクリアでオーバーコートしています。

■デカールワーク 粗密を意識してポイントを絞って貼り付けてみました。主にガンダムデカールとHIQPARTSのアンプコーションデカールを組み合わせています。 

■デカールワーク
 粗密を意識してポイントを絞って貼り付けてみました。主にガンダムデカールとHIQPARTSのアンプコーションデカールを組み合わせています。
 

HG1/144陸戦用DОM[ドム](GQ:ジークアクス版)–8枚目/制作者:あやぽん
今年はジークアクス1周年ということで、時が経つのは早いものだなぁ…としみじみ感じます。TV放映当時、リアタイ視聴にこだわり、観終っても頭の中で情報の整理が追いつかず、平日にもかかわらず深夜まで起きていた頃が懐かしいです(ただし、翌日の仕事のパフォーマンスはダダ下がりでした…)。

今年はジークアクス1周年ということで、時が経つのは早いものだなぁ…としみじみ感じます。TV放映当時、リアタイ視聴にこだわり、観終っても頭の中で情報の整理が追いつかず、平日にもかかわらず深夜まで起きていた頃が懐かしいです(ただし、翌日の仕事のパフォーマンスはダダ下がりでした…)。

コメント

コメントをして応援しよう

コメントにはログインが必要です

  1. @pero_jpn 3か月前

    かっちょえええーっ!

  2. KUMA563 3か月前

    皆様の制作ペースの速さにただ驚いています。しかも素組ではなく、

    かなり手を入れているにも関わらずです。ディオラマも時間かかりますしね。

    • あやぽん 3か月前

      KUMA563さん、ありがとうございます!

      ペースの早さについては、ロスタイムをあまり作らないように心掛けているからだと思います。しっかり接着したい時は瞬着ではなくタミヤの白蓋を用いてますが、乾燥させている間に別のキットのパーツ切り出したり、ヤスリ掛けを行ったり、ベースに着手したりして同時進行しながら工程を管理しているからだと考えます。あれこれと手をつけて、割と「行き当たりばったり」モデリングなのですが、これがなんとなく「行き当たりバッチリ」になっています。
      趣味なのでそんなに生き急ぐ(=作り急ぐ?)必要はないのですが、昔から積むことはせずに手を動かして作ること自体を楽しんでます!

      とりとめもない話となり、すみませんでした。
       

  3. ゆずはる13 3か月前

    足裏やバックパックの改造が設定とハマっていてカッコイイですね(zaku-kao2)❗️

    ジークアクスからもう1年ですか⋯ドムの活躍場面少なかったですが、こんなカッコイイドムが画面外で活躍してたらと思うと胸熱です!

    • あやぽん 3か月前

      ゆずはる13さん、ありがとうございます!

      リック・ドムは空気の無い所で使用するロケットエンジンを搭載し、推進源は全て機体内部に持っていなければならないため、ふくらはぎやスネの内部に補器類や推進剤を蓄えているものと推察しています。

      これに対して陸戦用MSであるドムは、大気圏内で使用するジェットエンジンとホバー機構を備えていると独自に解釈しており、ジェットエンジンであれば推進剤自体には空気をいくらでも常に機体の外から補給できていると考えられます。

      この宇宙用リック・ドムと地上用ドムとの差異を模型で表現しようとするなら、バックパックと足裏のアレンジを行うのがよいと判断し、製作に反映させました。
      毎週心待ちにしていたジークアクスでしたが、もう1年経ちますね。ジークアクス関連のガンプラでは、1/100スケールのアイテム発売を密かに期待していましたが、キルケーの魔女公開、中東の戦争に起因する石油供給に対する懸念等が重なり、かなり難しそうですね…。

  4. このカラーリング、陸戦用の設定にバッチリ合いますね👍️

    ホバリングの写真、凄く格好良い〜😍

    3本足…マッシュの機体から転用したガイアとオルテガの2機だけの設定だったら胸熱だったのに…と思ってます😅

    • あやぽん 3か月前

      T-Nonさん、ありがとうございます!

      ジークアクスの公式HPによると、リック・ドムの紹介文は、「陸戦用重モビルスーツとして開発されたジオン公国軍のドムを、宇宙での運用に合わせて改修した仕様。」と記されていて、元々2本脚だったのか、3本脚だったのか、判然としません。そこにファンとして想像力を膨らませる余地が残されているわけですが、T-Nonさんがおっしゃるように、引退したマッシュ機から1本ずつ脚を転用した設定が正しいのであれば、私も胸熱です!

      ドムのホバー移動は、セル画の節約のための苦肉の策ということですが、様々な宇宙世紀作品を観るにつけ、重力下でのMSの移動方法としては二足歩行よりも明らかに理にかなっていると思います!

17
MG1/100МS-14J/BRゲルググ ウェルテクス  テスタロッサ(ジョニー・ライデン機)[モノアイ電飾仕様]

MG1/100МS-14J/BRゲルググ ウェルテクス テ…

 1/100リゲルグ改造用パーツのイベント限定ガレージキット…

17
HG1/144 Me02R-M01 メッサーM01型(ガウマン機)[電飾仕様]

HG1/144 Me02R-M01 メッサーM01型(ガウマ…

 ”いずホビ2026″(2026.6…

17
HG1/144TX-ff104アリュゼウス[ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー装備/電飾仕様]

HG1/144TX-ff104アリュゼウス[ハイパー・メガ・…

 機首の上下クリアパーツ内に電飾を仕込み、磁石を近づけると点…

17
HG1/144 RX-94量産型νガンダム

HG1/144 RX-94量産型νガンダム

アリュゼウスのベース機である量産型νガンダムをひとまず完成さ…