ガンダムファルシャーシュピーゲル
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ガンダムファルシャーシュピーゲル

忍者MS化企画第19弾。
1/144 ガンダムシュピーゲルをパテやプラ板等の工作なしにHG化させたいと試みたところ、類似した何かが生まれました。
格闘系の機体をベースにミキシングし、シュピーゲルの装甲を被せるように構成しました。関節と手首等のKPSパーツを除き、外装を筆全塗装です。KPSでも塗らないのは、可動時に塗膜が剥がれる可能性あるため。

機体名には偽物を意味するファルシュを当て、鏡は原機の分身&その反射(本物の反対=偽)とし、よく見たら何か違う別名にせガンダムシュピーゲルでもあります。ファルシャーシュピーゲルとは【偽りの鏡】の意味。
「本家のHGシュピーゲルも50年以内には出るだろう」という浅はかさから、軽率な偽者作りに励みました。

頭:1/144 ガンダムシュピーゲル(無加工)
胴:HGFC ゴッドガンダム
腕:HGBF 忍パルスガンダム+HGBC 次元ビルドナックルズ角S
腰:HGBF ビルドバーニングガンダム
脚:同上

他に、ビルダーズパーツHDのMSパネル01、MSGのリベット・ダクトノズルⅡ・角モールドⅡ、waveのNEW U・バーニア角S等を使っています。
シュピーゲルブレードは、フリーダムカスタムキットのフェイダトンファーの刃を使用。
一般販売品だと「ギャラクシーブースター」の羽に近い形状がありますが、試してみたら保持には小加工が必要でした。
ビルドナックルズは武器持ち手が不要になり握り拳と平手の2種のみに。

ツインアイは金色にし、胴体・肩アーマー・胸アーマー・リアアーマー・爪先の各所にMSGパーツを使い、塗装後に接着しています。
普段の忍者MS製作では理由あって使い難い漢字デカール「忍」「影」「隠」をここで使いました。

腰はこの状態だと動かせませんが構造はゴッドそのままなので、少し浮かせればある程度は捻られるようになります。

本体&コアランダー比較。左がMGで、右が1/144。
共に説明書通りに組み立てた状態です。
このパチ組み2体を側に置き、あれこれ思案しながら製作しました。
コアランダー側は無改造です。
コアランダーの両側にはハート系デカールを使い「出来た物は本家の偽者でも製作愛はありますよ」的な洒落じみた意味付けをしました。
シャッフルハート云々は関係ありません。

次元ビルドナックルズ効果で腕組みポーズが出来ます。
メッサーグランツはMSGナイフセットの偏光メッキ版クナイ。
平手の指に引っ掛けるだけで保持します。

アイアンネットを無くし(表現が難しくてボツに)、代わりに蹴りの威力を強化。HGBF ディナイアルガンダムのエフェクトを流用。

脚はビルドバーニングそのままなので、よく動きます。
肩アーマー下のバーニアは元あった形状を切り落とし、waveのバーニアに変えて小型化。側面にはMSGのダクトノズルⅡを追加し、排熱して被熱探知率を下げます(最初はサイドブースターの予定でしたが変更)

下から見上げると、内側のベース基部が見えちゃったりもします。
それも含めての、ファルシャー感。

マシンキャノンの造形はそのまま残してあるので、本家と異なり普通に使えます。ゲルマン忍術とて恐らく物理的に隠れるのは無理そうですし、光学迷彩で姿を隠しても他の原因で容易に発覚しそうな気がして、わざと目立つ全身メタリック塗装にしました。
「ドイツ=重厚感」という個人的なイメージも持たせています。
ネオドイツ製なら良い感じに前線で暴れてくれそうです。

胴体はゴッドガンダムを上記のように改造しています。
元キットから切り取ったコアランダー格納部が収まるように背面を加工し、接着。頭部接続部はプラ製なので切除し、シュピーゲルのPCを横向きにして「エ」の字をプラの厚みに食い込ませるよう固定。
(それに合わせて接続部周りの形状を調整)

胸部装甲はゴッドに合うよう加工し、胴体側の接着面を平らに均しています。そのまま接着すると隙間になってしまうため、下写真のように元の外装を加工し、塗装後に接着。

マシンキャノンカバーは頭部の左右可動が制限されるため、使いません。このままだと頭部接続ガタガタだったので、PC接続部のBJ部分と頭部のBJ受け側に接着剤を塗布して乾かし、カッチリ固定できるように。

胴体まとめ。各写真の赤枠内右側が加工後。
塗装後にアーマーを接着すれば、胴体は完成です。

腕部は忍パルスガンダムの肩上部を切り取り、中をくり抜いたシュピーゲル肩アーマーの中に。忍パルスのBJ側の装甲を外せば、無加工で装着できます。接着せずとも固定できますが、した方が可動時には安心ですね(接着しました)
このままだと忍パルス肩はアーマー内に埋もれる形になるため、右下のように中のPCを長めの物に変えて延長。腕部の改造は以上です。

腰部はビルドバーニングガンダムを使い、まずサイドアーマー以外を加工。リアアーマーは基部のみ残して表面をヤスりがけ。
シュピーゲルから装甲を切り出したら、ベースの各部分に合うよう接続部を切除加工していきます。

接着後にサイドアーマーの余剰分を、装甲の下辺に合わせてカット。
MSパネルは肩アーマーの合わせ目の上から接着。ダクト類は塗装後に。

コアランダーのコックピット下部の肉抜きが気になり、プラシートで埋めました。プラ板工作ではなくフタしただけです。全ては埋めていませんが、下から見上げるようなアングルはあまりしないので目立つ箇所だけ。

以上で下準備は終了。塗装して水転写デカールを貼れば完成に至ります。

この状態のまま1年近く放置されていた段階から製作再開になりました。
元々のベース下半身はスターバーニングになる予定でしたが、脚周りの太さや腰の加工し難さから現在のビルドバーニングへ。何故かビルバの下半身ジャンクだけ沢山あまっていたからとも言います。

頭部もスターバーニングを使って加工調整していたのですが、改造には失敗し元に戻しました(無加工シュピーゲル頭)
そういった改造は苦手みたいです。

他にも製作当時の製作メモが複数見つかるも、長い時を経て何しようとしたか忘れたのが多く、全部まとめてボツにしてメモを一新しました。
機体名の候補にはドイツ語由来の物も幾つか出てきて、バオエルン、ベッセルング、レパリーレン等。
少なくとも本作は「改修・改良」ではないですね、偽者を意識している時点で寧ろ改悪でしょうかね。でも作っていて凄く楽しかったです。

ガイアカラー中心の塗料陣。右5つは前作と共通。配色パターンは元の色との比較でそれぞれ下記のように決めました。
 赤:シャインレッド
 白:スターブライトジュラルミン
 紺:スターブライトアイアン
 黄:スターブライトブラス
 緑:スターブライトゴールド
 刃:スターブライトシルバー

挑戦や失敗なしに理想の物は作れないのだなと実感しました。
接着剤の跡が残っていたり、塗りムラや調整ミスがあったりと粗い部分もあちこちに散見されますが、完璧を目指さず今の自分に可能な最大限の表現が出来て満足です。発案から完成までに3年以上かかったのは予想外でしたが、5年モノの過去作に比べれば製作に余裕ありました。

直前まで迷いましたが、たまたま7月中に完成させられたので、
「すえ王」企画に参加します。賑やかし枠になれれば幸いです。
偽者を冠する機体でも、格闘機がベースだからきっと強い。はず。

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忍ばず暴れる 偽りの鏡

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成型色仕上げと部分塗装が主で、ツヤ調整を含め基本的に全て筆塗り。技術は皆無でも楽しく、可能な範囲で様々な表現をして行ければと思います。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 【忍者MS化企画】は本物の忍術伝書も参考に、一般的なイメージとは全く異なる観点から、需要無視で理想的な独自の忍者ガンプラを表現するものです。が、そうでもない物もかなり混ざっていたりします。あくまで目安!

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