アッガイ (HGUC)

設定画や成形色はかなり暗いカラーなんですが、他のMSM系（と、自分の趣味）に合わせてぐっと明るいブラウンで塗りました。これはこれでアッガイのイメージを崩さない、はず……？

首やスリッパの明るい色は黄土色っぽかったりピンク寄りだったり意外に解釈がまちまちなんですが、カラーコーディネート的にこのブラウンにはおそらくこのへん、という色を探しました。結局「瓶生」で済んだ色がモノアイレールの黒しかない。

個人的にモノアイはアニメ版のディテールの無い漆黒の中にグポンと光るのが大好きなので、あえてキットの精緻なモノアイレールは使わず、透明パーツのモノアイガードを黒く塗ってモノアイレールにしています。

モノアイ本体もディテールはできるだけ付けたくないので（これもアニメ版がそうだから）Ｈアイズ＋メタリックシールをそのまま貼りました。

頭部は上から見るとマーキングがとてもいい感じのカーブを描いてくれるのが気に入っています。

マーキングは全てリコーSP C250Lプリンターで自作。発色を良くするため２枚重ねで貼っています。自分の理想はZEONOGRAHYのマーキングで、ズゴックとゾゴックを横に置いて密度感の参考にしました。

主要なマーキングはキットから採寸して、貼る箇所に合わせた配置に整えています。

オリジナルの番号をひねり出すのが苦手なので、MSV期のいわゆるリアルタイプ画に描いてあったマーキングから「625」「TX」「04」を拝借しました。
第6中隊 第2小隊 5号機で「625」、Taskforce X（X任務部隊）で「T」「TX」、MSM-04用パーツの識別子で「04」、といった解釈をしています。

とてもいいキットでした。シンプルな形状ながら計算された緊張感あるフォルムはどこからどう見てもアッガイで、コロコロとかわいくも不気味なカッコよさがある。大好きです。