RGM-96X ジェスタ

〜ここから手を加えた部分の解説～

説明書通りにパチ組みした状態です。

・前腕部や肩中央などの合わせ目消し

・なんとなく詰まった印象を受ける胴体の延長

・両足と首の延長

この3つのポイントに的を搾って工作を行います。

両肩の合わせ目は瞬間接着剤を合わせ目が出る部分に盛り、削ることで埋めました。

オススメはTAMIYAのイージーサンディングです。瞬間接着剤としては硬化までやや時間がかかりますが硬化促進剤を併せて使用すると硬化までの時間を短縮できます。

硬化後、ほかの瞬間接着剤に比べると削りやすいなどのメリットがあります。

前腕部も肩と同様に合わせ目を消しますがこのままでは肘関節を外せなくなるので後ハメ加工を施しています。ジェスタの場合はピンを切り飛ばすだけなので簡単でした。

次に胴体部の延長です。

厚さ1mmのプラ板を使用して合計3mmの延長を施しています。ジェスタの場合、腰周りのパイプでほとんど隠れるので一番下の層は適当にやっています。

脚部の延長です。

ここも1mm厚のプラ板で延長しています。

首の延長です。

1度ボール部分を切り飛ばして1mm厚プラ板を切り飛ばした部分で挟むようにして接着します。

強度の確保のために真鍮線を通しています。

地味ですがスジボリにも挑戦してみました。

部分的な捨てサフ後の状態です。

プラ板で延長した部分や合わせ目消しを行った部分にサフを吹くことで溝が埋まりきっているか確認するなどの意味があります。

撮影にはAmazonで購入した背景紙、100円ショップDAISOで購入した懐中電灯とレフ板役の発泡スチロール板を使用しました。

普段ミキシングばかりしているのですが今回、基本工作の練習としてジェスタを選んで正解だったように思います。「失敗した」と感じる箇所はいくつかありますが良い経験になりました。

次回はミキシング作品ですがこれまでの自分のミキシング作品とは一線を画すクオリティのものが作れると思いますのでお楽しみに。(これまで基本工作やらなさすぎ)