RX-80PR PALE RIDER -Fake D II- ?

4月の新作となります(5月アップになってしまいましたが)。どうぞお付き合いください。
最近になってプレバンのバリエ展開が目覚ましいPALE RIDER。ゲームソフト“機動戦士ガンダム外伝　ミッシングリンク”のゲーム同梱特典版の制作です。
正直、当時のこのキットの余りのレアさに大事にしまい過ぎてて昨今のプレバンのペイルライダー猛プッシュが始まるまで忘れていました。
ところが完成間近になって困ったことが起こりました。PALE RIDER D IIの発表です。
今回の改修箇所がことごとくコレに被ってしまったのです。
詳細は追々お話しします。

■工作
今回の工作もポイントを絞った小改造です。

本体
・頭部
ゴーグルしててもガンダム顔なので顎は赤くしたかったのです。また耳部の色分けと合わせ目消しの都合から顎・耳部を後ハメ化。アンテナは金属線でシャープに。
あと首がポリパーツのみでスカスカで違和感だったので、ジャンクパーツから首部を作り襟側に接着。文字通り首が座りました。

・肩
肩の出っ張りが謎パーツ過ぎたので、開口してバーニアにしてみました。

・腰アーマー/ランドセル
デフォのビームサーベルがなんか邪魔っぽかったんで、ビームサーベルホルダーをランドセルに移設。サイド腰アーマーはプラ板で塞ぎました。

・爪先裏側の裏打ち
足の裏の肉抜きをパテ埋め。

・手首の交換
右手は90mmマシンガン用の持ち手に、左はそれと同サイズのものに交換。一回り大きくなって力強い感じに。

武装類
・シールド
30ｍｍのオプションアーマーのパーツを芯にプラ板で陸戦系のショートシールド風にアレンジ。

・90mmマシンガン
センサー部のクリアパーツはクリアグリーンのランナーを利用。

■塗装
基本はクレオスのラッカーでエアブラシ塗装。関節部やバーニアなどは筆塗。カラーレシピは後程。

■仕上げなど
今回も墨入れ、汚しはクレオス水性ホビーカラー（艶消し黒）を使いました。
基本色塗装→半光沢トップコート→乾燥後デカール貼り→墨入れ→艶消しトップコート。最後にタミヤウェザリングマスターFセットで各部をタッチ。

■製作感想
ガンダムとGMの中間的なスタイルのペイルライダー。カッコいいし結構好きな部類なんですが、キットのレア度に仕舞い込み過ぎてました。
ただ残念な点は武器類がほぼ付いてなかったのと肘関節の構造で、あとできればゴーグルはブルー系が良かったなぁ。（後発のバリエでは大体青系ですが）
肩のスイング方法とかもちょっと残念ですが、トータルでカッコ良いスタイリングの仕上がりなだけに不満点がなんとも残念です。

■カラーレシピ
本体薄い青＞白+No.34 スカイブルー+No.174 蛍光ピンク
本体濃い青＞白+No.71 ミッドナイトブルー+No.174 蛍光ピンク+No.65 インディーブルー
コクピットハッチ、顎の赤色部＞No.81 あずき色+No.68 モンザレッド+白+黒
武装類、関節等＞No.28 黒鉄色+No.78 メタルブラック（半艶）
バックパック等のバーニアノズル＞No.61 焼鉄色（半艶）

余談
私、実はスピンオフ系に明るくありません。なので、今回の制作中にPALE RIDER D IIなるものが存在し、今回の改造箇所がほぼ被るなんて知りませんでした。
…でもやっぱり円筒型のビームサーベルはランドセルから生えてる方がカッコいいよね⁉

ここまでのお付き合いありがとうございました。