RX-79[GS] GUNDAM GROUND TYPE-S

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 一年戦争後、地上で活動するジオン残党を排除する為に編成された部隊は、その規模を拡大。巨体化した部隊は、地上に残されたジオン軍を追い詰めていく。

 残党狩り部隊に多く配備された陸戦型ガンダムS型、この機体は同じくその部隊に優先的に配備されたアトラスに追従出来るよう、機動性能及び、水中稼働性能を上げ、ジオン残党軍が多く使用されている水陸両用型MSに対応する為である。その為、本機はそれらの性能を得るにあたり、装甲が薄いという弱点がある。(水中稼働性能は、あくまで水中の機動性を高める物であり、深海など水圧には対応していない)

 残党狩り部隊に多く配備された陸戦型ガンダムS型、この機体は同じくその部隊に優先的に配備されたアトラスに追従出来るよう、機動性能及び、水中稼働性能を上げ、ジオン残党軍が多く使用されている水陸両用型MSに対応する為である。その為、本機はそれらの性能を得るにあたり、装甲が薄いという弱点がある。(水中稼働性能は、あくまで水中の機動性を高める物であり、深海など水圧には対応していない)

 大規模化した残党狩り部隊は、2、3機編成の小隊を多数運用して、様々な作戦行動をしている。パイロットのデボラ・コフィ軍曹は、ホバートラックでの索敵担当であるクリフトン・ボウマン伍長と共に、少尉となったメリッサ・アドリーの微妙な指揮(どうやら隊長としてはあまり優秀ではないようだ)の下、日々任務を遂行している。

 大規模化した残党狩り部隊は、2、3機編成の小隊を多数運用して、様々な作戦行動をしている。パイロットのデボラ・コフィ軍曹は、ホバートラックでの索敵担当であるクリフトン・ボウマン伍長と共に、少尉となったメリッサ・アドリーの微妙な指揮(どうやら隊長としてはあまり優秀ではないようだ)の下、日々任務を遂行している。

「敵、グフ、1、ザク、2」 ヘッドセット越しに、索敵担当のボウマン伍長の声が聞こえる。やや軽い口調ではあるが耳はいい。しかし、深夜、奇襲を受けた身としてはもう少し緊迫感をもって欲しいと思う。 物資補充の為、立ち寄った林の中の集積所だったが、敵もこの場所の物資が必要なのだろう。弾薬の補充すらままならないタイミングでの奇襲に、なんとか冷静を維持する。「武器は」「ライフルのEパックが、1。100mmが、2。そっちは?」「サーベルだけっ!」 そう言って、アドリー少尉のアトラスが先行する。それと同時に前方の林から、モノアイの光を闇の中に浮かび上げ、

「敵、グフ、1、ザク、2」

 ヘッドセット越しに、索敵担当のボウマン伍長の声が聞こえる。やや軽い口調ではあるが耳はいい。しかし、深夜、奇襲を受けた身としてはもう少し緊迫感をもって欲しいと思う。

 物資補充の為、立ち寄った林の中の集積所だったが、敵もこの場所の物資が必要なのだろう。弾薬の補充すらままならないタイミングでの奇襲に、なんとか冷静を維持する。

「武器は」

「ライフルのEパックが、1。100mmが、2。そっちは?」

「サーベルだけっ!」

 そう言って、アドリー少尉のアトラスが先行する。それと同時に前方の林から、モノアイの光を闇の中に浮かび上げ、"グフ"がその肩のスパイクアーマーの特徴的なシルエットを、アトラスにぶつける。

「ソイツは任せるよ…!」

 そう言うなり林の中、敵の潜んでいそうな場所に、左腕に装備した100mmマシンガンを掃射。数瞬、位置を気づかれたと勘違いした"ザク"が、ヒートホークを振り上げ、目の前の林から躍り出る。ビンゴ。もう一機はアトラスの方か、挟撃する気か?、サーベルのリーチの内側まで迫るザクに、機体の身を低くし、タックルをするように組み付く、右腕に装備したビームライフルの銃口をそのコクピットに叩きつける。そのままコクピットだけを貫く角度でトリガーをクリック。ザクと共に地面に倒れ込む、その衝撃とは別の衝撃が、アラート表示で赤く薄暗いコクピットを揺らす。

ビームライフル Eパック方式を採用している。銃身下部にミサイルパックを装備、魚雷を装填することも可能。彼女は、基本兵装としてこのライフルと、100mmマシンガンを両手に装備、シールドを背部サブアームに担架する。両手の火器をばら撒くような戦い方を好む、バズーカなど弾速の遅い物はあまり好みではないらしい。「あたらねーんだよっ」

ビームライフル

 Eパック方式を採用している。銃身下部にミサイルパックを装備、魚雷を装填することも可能。彼女は、基本兵装としてこのライフルと、100mmマシンガンを両手に装備、シールドを背部サブアームに担架する。両手の火器をばら撒くような戦い方を好む、バズーカなど弾速の遅い物はあまり好みではないらしい。

「あたらねーんだよっ」

 コクピットに倒れ込んだものとは別の衝撃、モニターには背部に回していたシールドが破壊されたこと示すアラートが光る。もう一機の

 コクピットに倒れ込んだものとは別の衝撃、モニターには背部に回していたシールドが破壊されたこと示すアラートが光る。もう一機の"ザク"が、林の中をこちらの後ろを取る様に動いていたらしい。シールドを破壊するほどの火器、どうやらバズーカを持っている。それも口径がでかい。軽量化されているとはいえ、70t近い機体はそう簡単には動かず、2発目を右腕に受ける。銃身のひしゃげた、もはや精密な射撃の出来ないライフルなどくれてやる。スラスターを吹かし、右腕がちぎれるのも構わず"ザク"との距離を詰める。100mmを弾装が空になるまで撃つ。マシンガンを放る、その動きのままビームサーベルを抜き、バズーカの銃身、フォアグリップを握る"ザク"の左腕を切り飛ばす。

 「トドメだっ」

 叫ぶ。その声が聞こえたのだろうか、バズーカを放った"ザク"は、残された右腕を突き出す。掌を開き、まるで待ってくれ言わんばかりに。瞬間。その右腕から「何か」が射出される。その「何か」は、サーベルを振り下ろす左腕に巻き付く。そして、

「…っ!マズイっ!」

 コクピットに電撃が疾る。ノイズの向こうに見えた、「ヒートロッド」に溶断された左腕の映像を最後に、コクピット内が暗闇となる。電装系がやられたのだ。痺れる手で手動ハッチ開放レバーを引きながら、

「チクショウ…ッ!コッチが"グフ"かっ!」

 開け放たれたコクピットから見上げると、その"グフ"は、こちらを叩き潰さんと右腕を振り上げている。しかし、その右腕はいつまで経っても振り下ろされる様子がない。"グフ"のコクピット装甲の内側から、淡いピンク色の光が生えるように伸びる。

「アナタ、いつも自分の事「スゴ腕だ」って言ってなかった?」

 グフに背部からビームサーベルを突き刺したアトラスの外部スピーカーから、少尉の声が聞こえる。

パイロットはデボラ・コフィ軍曹(27) 小麦色の肌が健康的なイメージを持たせる女性。しかし、その左半身、顔、肩から二の腕、脇腹に大きく火傷の後がある。普段から自分は「スゴ腕」だと豪語しており、自信過剰な節がある。だが、オデッサの戦いにおいては、中破した陸戦型ジムでドムをニ機、撃破しており実力は間違いない。半身の火傷はその時のもの。

パイロットはデボラ・コフィ軍曹(27)

 小麦色の肌が健康的なイメージを持たせる女性。しかし、その左半身、顔、肩から二の腕、脇腹に大きく火傷の後がある。普段から自分は「スゴ腕」だと豪語しており、自信過剰な節がある。だが、オデッサの戦いにおいては、中破した陸戦型ジムでドムをニ機、撃破しており実力は間違いない。半身の火傷はその時のもの。

僚機のアトラスガンダムと。

僚機のアトラスガンダムと。

 後の戦いにおいて、この機体は、敵のドム?タイプのMS?と交戦し、撃破される。パイロットは無事。その後、アトラスのパイロットであるメリッサ・アドリー少尉は、ティターンズへ、デボラ・コフィ軍曹は、一度退役するが、エゥーゴへと参加する。

 後の戦いにおいて、この機体は、敵のドム?タイプのMS?と交戦し、撃破される。パイロットは無事。その後、アトラスのパイロットであるメリッサ・アドリー少尉は、ティターンズへ、デボラ・コフィ軍曹は、一度退役するが、エゥーゴへと参加する。

アトラスの僚機として作成。脳内設定ではこの残党狩り部隊は、アトラスが一機にこの陸戦型S型が一、ニ機と言う編成が複数あると言う設定。この部隊は後のティターンズの前身とも言える部隊と言う脳内設定です。

アトラスの僚機として作成。脳内設定ではこの残党狩り部隊は、アトラスが一機にこの陸戦型S型が一、ニ機と言う編成が複数あると言う設定。この部隊は後のティターンズの前身とも言える部隊と言う脳内設定です。

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