先月発売になった「HGAC ガンダムデスサイズ」。ここ最近、サンドロックやヘビーアームズと、ガンダムウィング関連のキット新発売の流れに乗って、ようやく日の目を見たモビルスーツです。
今回は、このキットを【ラップ塗装】+【騎士ガンダム風】というダブルコンセプトの下で制作していこうと思います。
★制作風景の動画を貼っております。ご興味のある方はぜひご覧ください★
【半俯瞰】
全体のカラーリングから。
まず、イメージカラーである「黒」はそのままに、塗装方法を【ラップ塗装】で制作しています。
1)下地をサフ
2)ベースにブラック
3)シルバーでラップ塗装
この3ステップで全体をラップ塗装し、カラーをつける部分は【クリアブラック】【スモークグレー】【クリアイエロー】で重ね吹きしています。
【オプションパーツ追加】
テーマの一つである「騎士ガンダム風」という点は、オプションパーツの追加でポイントを作っていきます。
1)武器を大鎌から大剣に変更
2)バックパックをマントで覆う
この2点をオプションパーツから流用し、同じくラップ塗装を施しました。とりわけ「大剣」はサイズも大きく、大鎌と同様に迫力のあるアイテムでした。
【飛行携帯】
マントは展開させることができますので、広げるとインパクトがあります。今回はリアルタイプのガンダムという事で、クロスボーンGのABCマントのような繊維質ではなく、あくまで機械的な外観のものを選んだので、なかなかいい感じではないでしょうか。
ですが、アクションベース用の穴が微妙にサイズが合わず、ふにゃふにゃ。ここはもうちょっとどうにかならんかったのですかね。
というか、他にも作りが甘いところのあるキットです。合わせ目、ディティール、フォルム。満点とは言えないですので、しっかり作りたい方にとっては、改造必須でしょう。
大剣を構えてみました。
肩に担ぐポーズが様になります(^^
カラーリングに話を戻すと、当初、銀の部分とブラックの部分のみにしようかと思っていたのですが、やはりガンダムという事で、イエローの部分のみクリアーイエローで塗装することにしました。
結果的にはこれでよかったです。黒と白のみですと、たしかに「騎士」っぽいリアリティはありますが、「ガンダム」というアイデンティティがなくなります。
変なポーズにしちゃいましたが、飛び立つ寸前というイメージですw
左腕のシールドはキットのものを使用しました。赤が使われていたのですが、使用せず。
ほかにも、脚部の色調は変えています。下半身は白が多いキットでしたが、黒を増やし、全体的な引き締めを図っています。
【ラップ塗装】
膝パーツをアップにしてみると、ラップ塗装の細部が見えてきます。どうでしょうか。
こちらはマスキングをしていますが、基本的にはシルバーベースになり、その上にクリアカラーを塗ります。
以前、ネットで中世の騎士の鎧を見た際、ガンプラに活かすと、きっとかっこいいと思いつつ、なかなか着手できずにいました。ですが、ラップ塗装をベースに作成することで、反省点ももちろん多いですが、なんとか完成に至りました。
【武装】
こちらはデスサイズにもともと付属していた武装です。刃の部分はシャープ化し、全体的にラップ塗装後、エンブレムはイエロー、他はシックにベースカラーで仕上げました。
ですが、イエローに関してはもう少しトーンを下げてもよかったかもしれません。アクセントにはなっていますが、強調しすぎかも。
【全体像】
最後に全身のフォルムです。特徴的な肩アーマーが強すぎるせいで、そこばかりに目が行きがちですが、存在感のある剣がバランスをとってくれています。
こうしてみると「クラウン」というよりは「ナイト」ともとれる外観の形状をしていることに気づかされました。キットとしては優秀ですが、手の入れどころも多々残されており、非常プレイバリューの高いアイテムだと思います。
★こちらは完成編動画になります。よろしければチャンネル登録お願いします★
デスサイズは騎士にも合う!
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三十路を過ぎて、ガンプラ始めました。
子供の頃にBB戦士でガンダムを知ったくちですが、およそ20年の時を経てガンプラに目覚めました。
HGを中心にマイペースで進めたいです^ ^
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