『HGUC ZII』小改造制作です。
主な作業個所は
顎、アンテナの先鋭化、頭部BJ取付位置変更による可動域拡大、各部の後ハメ、段差強調用スジボリ追加、新規スジボリ追加、プラ板貼り付け、アーマー裏ふさぎ、肉抜き穴埋め、動力パイプ置換、アクリル塗り分け、市販デカール貼り付け、自作デカール作成&貼り付け、自作白デカール作成&貼り付け、デカール段差消し、センサー部への偏光シール貼り付け、センサー部へのグロスポリマーメディウム塗布…
程度ですね!
制作過程はブログに上げています♪
○HGUC ZII(Z計画コンペティション機)
今回はモデラー仲間のZZIIや"GUNDAM FIX FIGURATION ♯0030 ZII"を参考に、しょぼんぬなりに好みのスタイルに改修していきました。
Z計画のデカールのアイディアが降ってきたので、『ZII(Z計画コンペティション機)』とします。
なお、ZZ建造を優先されたので量産化は見送られた模様…
手持ち武器等の追加もなく、ただただキットだけをイジっていった感じですね。
パッと見は地味ですがプロポーションをイジり、現代風でスタイリッシュな雰囲気に仕上げていきました。
○ウェイブライダー形態
メタス系の体育座りするタイプのコンパクトなWR形態。
『HGUC ZII』はWR用フレームに腕や胸部外装、バックパック、脚部を取り付ける方式なので、ここまでプロポーションをイジっても問題なく変形できるんですよね♪
幸い大きな破綻もなくWR形態にできたので満足です!
本来の配色とは違い、メガビールライフルも機体色で塗り分けているのでWR形態の一体感が増しています。
・ビームサーベル
ニークラッシャー内に収納している角型ビームサーベル。
ゼータ系にしては可動域は(足首以外)広い方なのでポーズも決まりやすいです。
・ロングビームサーベル
ゼータ系のお約束、ライフル先端からサーベル刃を発振する事もできます。
このビームライフルは『HGUC ゼータガンダム(GEP)』のものと違って"伸縮機能はオミットされているが、デフォでサーベル刃を挿せる"ようになっています。
こういう微妙な差異は面白いですよね♪
・ビームライフル
ゼータの物と同じライフル。
グリップの左右にポッチがあるので左右どちらの手でも構えられるのがありがたいですね。
・クレイバズーカ
意外にも取り回し良好で。2丁拳銃ならぬ"2丁バズーカ"でジョン・ウー監督作品的なアクションポーズも取れます!
地味にこれで遊んでる時が一番楽しかったです
・メガビームライフル
本機のメイン火力。
グリップ形状のせいで小脇抱える持ち方になっていたので、思い切って"腕の外側で保持する"方式に変更しました。
これでバックパックへの干渉も少なくなり、ポージングの幅も増えました!
『静』の決めポーズ
地に足つけてこの姿勢は取れないので、スタンドで浮かせてます。
このキットを作る目的の一つが"素立ちでもカッコよく見えるシルエットにする"事だったので、大満足な結果となりました(*´ω`*)
・各部の後ハメ
頭部はフェイスパーツの干渉部を切り飛ばし、メット内側のハメ込む時に接触する部分をリューターで削れば完了。
肩アーマーはいつもの"合わせ目変更"で対処します。
こちらも上記と同じような方法を取って"大腿部下の方の出っ張り"を合わせ目に変更していきます。
・プロポーション変更
胴体は今回頑張ったポイントの一つ。
胸部を三枚に下ろして左右合計2mm幅詰めし、腹部もデザインや接続ピンを崩さないように左右に2mm幅詰め。
この時の副次的効果として"腹部が元の腰ブロックに収まらなくなった"ので、PCの位置を下げて"元の腰ブロックの上に乗せる"事で腹部を2mm位上にオフセット。
脚部も頑張りました。
外装の脱着・可動域を狭めない・WR形態への変形も維持するの三点を抑えながら大腿部・脚部を上下に2mmずつ延長。
・各部のスジボリ
いつもの感じで各部にスジボリを入れていきます。
クランクモールドを多用しているのは"『スジボリ堂 エッチングガイド idola05』がお気に入りだから"ですね…。
上手い人のスジボリ真似しながら手に付いてくれればありがたいのですが、中々そうも行かないみたいです><。
ただ、しょぼんぬの作風として各部の凸凹部のエッジ・マイナスエッジには何かしらのスジを入れて"このパーツはどのような構成になっているのか?を強調する"のは固まってきた気がします。
・プラ板貼り付け
"いつもの方法"でフタを作って塞ぎます。
これはもう何度も繰り返してるんでバチピタ余裕ですね!
・動力パイプ置換
上記のパイプ基部を接着し、メッシュホースを組み込んだら動力パイプの置換は完了です。
ね?面倒臭いでしょ?
でも動力パイプ基部を作らないと格好が付かないので、パイプを置き換える時はできる限りこの工法で行うようにしています。
・アクリル部分塗装
ZIIは各部に"黄色の縁に黒の底面"のスラスターがあるので、3段塗装&2段拭き取りで対応していきます。
1.青はラッカーで吹く
2.発色を良くする為アクリルの白を吹く
3.はみ出した部分をマジックリンで拭き取る
4.アクリルの黄色を吹く
5.はみ出した部分をマジックリンで拭き取る
でアクリルの部分塗装は終了。
わざわざ一回白を拭き取るのは"白と黄色を吹いた後に拭き取ると層が見えてしまう"からです。
面倒臭いんですけどこれやらないと格好悪いので毎回やるようにしています。
・自作白デカール
今回は大判の白デカールを使う予定だったので下準備もバッチリ!
なお、仕上げの段階でミスった模様…
今回作成したデカールは『AE社のロゴ』と、ゼータ計画の意での『ZP』、ZIIを小文字のギリシャ文字にした『ζⅱ』の3種を作成。
貼り付け前に『マークセッター』を塗布し、白浮きしてたら『マークソフター』で軟化させて圧着。凹凸にもしっかり追従させました。
・before/after
上記の工作を施した物とキットのままの比較はこんな感じ。
パッと見イジってないように見えますが、かなりシュッとしたように感じます。
設定画に忠実すぎるZIIと誠実に向き合って好みのプロポーションにしていきました
コメント
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此処二日間程、素晴らしい“Z系”作品を閲覧させて戴く幸運に与っておりますが、此方の逸品も御他聞に漏れない傑作ですね……。しかも大掛りな外連を排し、量販品のブラシュアップにフォーカスを絞られておいでのご様子に驚くばかりです。“小細工を弄すこと無く、培ってきた経験に依ってのみ成せる技”とは、正に此方の作品を評すために誂えられたが如き慣用句だと錯覚する程です。「いやホント、マジでシャレんなってねえぞオイッ!ガチッてカッケえわッ!」
>> uprightman さん
こんにちは!お褒めにあずかり恐悦至極に存じます。
ミキシングはパーツの使用元を誤魔化すスキルがないので苦手なんですよね><
その分表面処理やブラッシュアップに注力しているのですが、如何せん地味な作風になりがちなので今後の改善点なのでしょうね。
端的にいえば「あざっす!次も頑張ります!」
長崎在住の量産機大好きなR38モデラー。
長崎の模型サークル『チームちゃんぽん(TCP)』所属。
『また…失敗か…(´・ω・`)』というプラモレビューブログもやってます~♪
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