ガンダムマルコシアス ヴァルカン

・前後ビュー

ガンダムマルコシアスをベースに更なる重装甲化、および特殊装備を多数付与した極地短期決戦仕様

作品としては以前製作したライトニングZ改造機《ブレイズガンダム Fb》の後継機にあたります

機体特色が過多となったため以下長文が続きますが暫しお付き合いいただければ幸いです

・《バジリスクハーケン》

バックパック上部に左右一対搭載された特殊粘性合金性ワイヤーハーケン。マルコシアスの蛇尾

機能としてはサブアームの代わりにルプスレクスのテイルブレードが2機となった様相

従来のサブアームに比べて反応速度、および迎撃範囲が拡張され一対多数の戦闘にて真価を発揮する

・《サイドアーマー/サブアーム》

腰部のサブアームはスラスターを拡張し、機動時の姿勢制御などに用いられる

原型機同様アーマー内に左右一対、仕込まれたナイフを手に構えての攻撃。あるいはサブアームで展開し近接戦闘補助を行えるが、刀身がスラスターの余剰熱で加熱されており溶断するため以前より威力が上がっている

・《翼/エスクードフェザー》

マルコシアスのグリフォンの翼。かつての天使たる姿をも思わせるそれはMAより奪った莫大な推進力を生み出すエイハブスラスター。地上・空間戦闘において瞬間的に加速・変速機動を行うためのもの

常に濃縮エイハブ粒子を吐き出し重力波を纏うため、その羽を差し出し積極的防御可能な盾として扱えるほど見かけに依らずかなり頑丈。炎輪の部位は本来目視できないエイハブ粒子が視認レベルで高収束したイメージ

《鉄の手袋/ヤールングレイプル》

銀手袋の掌は武器の有り余る力を"捩じ伏せる"ためのもので、指一本に至るまで凶器と相違ない仕上がり

両前腕部には右腕に"ビーム"、左腕に"実弾"の一対のガトリング砲が備わっており、苛烈な弾幕を敵装甲に応じて有効な攻撃手段を使い分けることも

ナノラミネートコートの塊であり、剥き出しの銃身すらも盾そのものを体現する腕の一部。バトルにおいて鉄血機の質量武器と殴り合うほどの硬度を宿し、パイロットの技量によってはダインスレイブを手掴みで食い止める離れ業までも為してみせる(腕部クローギミックはオミットされ純粋な装甲・弾倉としてある)

・《改造バスタードメイス》

マルコシアスの基本装備の改修型。大型化したマニピュレーターに併せグリップを延長し取り回しを改善。唾に怪しげなタービンのような機構が備わっている…

ーーー起動、抜刀

・特殊モード《バーテックスライト・ヒートヘイズ》

・《亡炎刀:布都御魂》

バスタードメイス内部に封印された業物を解き放つことで目覚める、マルコシアスの伝承"炎を纏い30の軍団を指揮する地獄の侯爵"を体現する姿

今回あえて(鉄血にはあまり馴染みないビームである)運命の光の翼エフェクトは扱わずカミキバーニングのものを流用して後光輪のような印象に

またUVライトを当てることで画像のように蛍光オレンジの墨入れと炎エフェクトが蠢きます

その必殺武器は改造バスタードメイス内部に封印されている業物。出る嚇灼の刀身は見えざる異常な熱波を纏い、一太刀で無数の斬跡を刻み焼滅させる

その代償として制御が不完全であり余波で遣い手の腕すらも灰にしてしまいかねない…が、鉄の手袋/ヤールングレイプルによりこれを捩じ伏せる形で使用している

故に封印時その刀自身もまた己が燃えた炎の煤に染め上げられた漆黒となっている

コンセプトは「ヒートソードLv.100」

…と、かなりの重装備なので関節の補強などかなり神経質にやってるのでなんとか自立してます。それでもポージングがめちゃくちゃ大変

頭部はバンシィやウィングゼロなどのパーツで特に様変わりして、口のへの字も消してるので雰囲気がかなり違うと思います

通常のマルコシアスに比べてデスティニーガンダムなどをミキシングしたことで荒々しくもヒロイックなスタイルを導き出せたなら幸いです

写真枠が…紹介枠が足りない！

いつもながら見た目のヒーローチックさにトンチキなゲテモノギミックを内包する方向性で、かつマルコシアス自身がかなり完成されたカッコイイ見た目だったので手を加えるのに散々頭を悩まされてしまいましたね…

以上、マルコシアスヴァルカンでした

約1年ぶりの新作でしたが未だダイバーズの熱も鉄血熱も冷めやらぬ中、手探りで方向性模索したガンプラでしたが厳ついイケメンに仕上がってくれたので一安心です