シナンジュ ポリエレン

出落ち感満載ですが、以下妄想です(^o^;)

「ラプラス事変」「不死鳥狩り」において事実上シナンジュのプロモーションに失敗したアナハイム営業部。
量産化計画も頓挫し発注済み部品の処理に追われる中、日頃裏ルートで支援するジオン残党海賊「袖無し」に連絡をつけた。

営業所員A「相変わらず暑いですねぇこの船。」
首領「古い上に燃費節約でエアコンは控え目だからな。なに、袖を捲ればどうということはない。」
A「さすが『ノースリーブの再来』と言われるだけありますね。ところで、今回ご注文頂いたMSですが、こちらになります。」
首領「これは・・・シナン ジュってヤツか？そんな最新鋭、前回のローンも終わってないのに、まだだ、まだ払えんよ。」
A「いやいや、シナンジュって言っても量産機の試作品みたいなものです。余計なものは取っ払ってあるから格安ですよ。」
首領「問題は私にニュータイプの素養があるか・・・」
A「あっそういうのいらないです。サイコフレームほとんど取っ払ってありますんで(笑)」

首領「シールドがないな。」
A「盾なんて飾りです。偉い人にはゴニョゴニョ・・・まぁボディ全体ビームコートしてありますし、当たらなければどうってことないですよね。」
首領「・・・ハイ・ビームライフルは？」
A「あんなのぶっ放したら腕ごとすっ飛びますよ。サイコフレーム無いんですから。その代わり、高感度センサースコープとレーザー収束装置でピンポイント射撃が可能です。海賊稼業にはその方が都合いいですよね(笑)」

首領「うむ、確かに狙い易いな。でも武器がこれだけというのも心許ないな。」
A「あ、ビームサーベルはリアスカートの外側に格納してる体で。」
首領「体で？」
A「開閉ギミックまで手が回らなかったらしいですよ。」
首領「何の話だ？まぁあるなら構わんが。」
A「それと頭部のバルカンがありますんで民間船相手なら充分でしょう。」

首領「フム、悪くないな。軽くなった分、スラスターが減っても機動性も落ちないし燃費も良くなったようだ。」
A「あ、バインダーはシャレで着けたんでサービスしておきますね。」
首領「これが若さか・・・」

てなことで、シナンジュ ポリエレンです(^o^;)
ポリエレンはドイツ語で「研磨」という意味です。量産化する上で余計なものを省く「引き算の改造」と言えば聞こえは良いけど、実際は皆さんの作例を拝見して恐れをなした「逃げの改造」です(^o^;)
袖のエングレービングを削り落としたら「袖無し」になって、そこからは妄想の連鎖でこんな形になりました。

肩、前腕、前後スカート、膝下、バックパックを簡素化。
首は1mm延長、ふくらはぎの下で切り取って2mm短縮して接着、脚横のスラスター接続穴はプラ板で裏打ちして100均レジンで塞ぎました。
色が決まったのはパイロットが「ノースリーブの再来」になってからなので、後で慌ててビルダーズパーツの強化ウイングを買いに走りました(；・∀・)
相変わらず技術面が拙い、というかせっかちな性格が災いしてアップに堪えられない粗の多さですが、楽しく作れた事が伝われば本望です(笑)

あ、ついにUVライトを購入。
カメラアイ、スラスター、スコープ等は蛍光塗料なので光ります。楽しぃ～( ´∀｀)

最後までご覧頂き、ありがとうございましたm(__)m