可変型ウィンダム「ウィンダム・バゼラード」

本機は連合内にて、ザフトサードステージ機を仮想敵とした次世代機開発計画の一環で設計された機体となり、仮想敵に匹敵する機動性と防御性能、さらにはVPS装甲+モノフェーズ光波シールドの守りを突破するための兵装を運用できることに念頭を置かれて作成されたという設定になります。

対サードステージ機としての主兵装の一つがレールガンとビームライフルの二つの砲門を持つ改修型ライフル「インパクト・ライフル」となり、レールガン着弾時の衝撃で瞬間的に光波シールドを無効化し、若干のタイムラグにて着弾するビームを敵機に直撃させる武装となります。

もう一つの主兵装として、近中距離戦闘時に対ビームコーティングが施されたアンカーで光波シールドを貫通し、シールド越しに直接ビーム砲を放つ、グレイプニールの延長線上にあたる兵装「ライトニング・スピア」を装備し、理論上はVPS装甲+光波シールドの防御を突破することが可能となっております。

また本機は防御用兵装として、両腕の複合シールド内にハイペリオンのアルミューレ・リュミエールを改良したモノフェーズ光波シールドを装備しており、仮想敵同様に強力な防御能力を持ちます。

特に本機は主な運用として大気圏内での戦闘を想定しており、特にスクランブルを前提とした要撃機としての側面を持つため、空力効果で優位を得るための航空機型の可変機構を搭載しております。

空戦時の主兵装として、機体下部に格納された「インパクト・ライフル」を展開する他、機体前部や脚部に内蔵された各種ミサイルで敵機を撃墜します。
機体各部から展開するミサイルは航空機系可変機としてどうしてもやりたかったのです。

この機体の作成にあたり、MS形態でのウィンダムの形状をなるべく崩さずに、可能な限り戦闘機に近いフォルムへの完全変形をさせるべく頑張ってみました。
特にこの機体を要撃機と定めてからは、ランディングギアの完全展開ギミックにはかなり悩み、最終的に股間部と翼部に組み込むことにしました。（肩も検討したのですが、バランスとスペースの都合で断念。。。）

製作途中。

変形機構自体はゼータ系やVF25メサイア、エクリプスガンダムなどを参考に、ストライカーパックを装着したまま変形可能な構造を考え、現在の形になりました。

かなりの数のMSGを仕込んでますが、基本的にはウィンダムのキットそのままだったりします。

今回はジェットパックしか用意できませんでしたが、上記の構想によりバックパック接続のストライカーパックであれば基本的には装着可能ですので、今後は他のパックやオリジナルパックも用意できればなぁと思っていたりします。

この機体の頭部デザインや塗装ですが、分かる方にはお分かりの通り某社のオリジナルロボット「バーゼラルド」をモチーフとしており、名称の「バゼラード」もそのままバーゼ兄さんから持ってきております。（余裕があれば、ゼルフィやレイファル意識のストライカーパックを作りたいなぁとか思ったりはしてます）

最後に、この機体の変形の流れを画像にまとめてみましたので、雰囲気だけでも感じていただければと思います。（できれば動画やコマ撮りを用意したかったのですが断念。。。）

長々と書いてしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
以上、可変型ウィンダムこと「ウィンダム・バゼラード」でした。

今回は並行したコンペ機や作成済み機体が多数ありますので、近々そちらも投稿させていただきます。