マスターグレードのギラ・ドーガに、カットモデルやメカニックモデルのテイストを盛り込み、さらに頭部とコクピットに電飾を仕込んで完成させました。
チェーンの「アナハイムはネオ・ジオンのモビルスーツも建造してるんですよ」というセリフをヒントに、先に完成させたジェガンの内部メカの配色やマーキングを踏襲しました。内部メカに共通性や同一性を持たせることにより、敵味方双方のMSがアナハイム社により製造されているという説得力を持たせています。
■ランドセル
スジ彫りやプラ材の貼付けによりディティールを追加しました。当初はランドセル内に電池ボックスを設置するつもりでいましたが、胸部の空間に収まったため、無改造としました。
■電飾
頭部カメラ、コクピット内の天井に電飾を仕込みました。使用した商品は、「ビット・トレード・ワン MMGL-W2-WH ホワイト [磁気スイッチ付LEDモジュール2灯]」であり、2か所を同時で光らせることができます。磁石をボタン電池ボックスに近づけることにより、簡単にオン・オフの操作をおこなうことができ、点灯パターンは「①点灯→②高速点滅→③ゆっくりとした点滅→④消灯」の順に切り替わります。ボタン電池(CR927/3v)ボックス兼スイッチは右胸のコクピットハッチ裏に設置しました。
上記商品の「ゆっくりとした明滅」の点灯パターンのおかげで、「モノアイカメラが”グポォン”と発光&フワッと消灯」が簡単に再現できました。
■頭部
頭部の形状は設定画や劇中イメージを良く再現しているため、モノアイの電飾のみ行いました。形状モノアイカメラに白色LED1基を仕込み、レンズ部分にHアイズを使用しました。「ゆっくりとした明滅」の点灯パターンのおかげで、モノアイカメラが”グポォン”と発光し、フワッと消灯します。
■胸部・腹部
元々、胸部コクピット内の天井部分には「ガンプラ用LEDユニット」(別売)を設置するためのスペースがあるため、透明プラ板で天井を自作してLEDを1基取付けました。電池ボックス兼切替えスイッチは、先述のスペースに収めています。胸部左側の外装は取り外し、ミカド屋のレジンパーツやプラ材等を貼り付けて内部メカの密度感をアップさせました。コクピット内は全天周囲モニターの鏡面を再現するため、内部の壁面にハイキューパーツ製のミラージュグリーンシールを貼り付けており、電飾の光を乱反射させています。
コクピット内部を見せるために、コクピットハッチの下側のパーツの取付位置を上側に5.0mmずらしました。
胸部の一部及び腹部の外装は、タミヤの精密ノコギリ(エッチング製)で中央を切断し、断面をヤスリで整えました。内部メカの表現として、左脇腹にミカド屋のヒートシンクやプラ材による自作パーツを貼付けています。脇腹のシリンダーは、アクセントとして金属色で塗装しました。
■右腕部
左腕部の内部メカ露出状態と対比させるために、肩アーマー以外はノーマルな状態で組み立てています。銃の握り手はミカド屋の「【ver_2.0】CLASSICマニピュレーター【Aセット】サイズ:13.7mm」を使用しました。
■左腕部
左腕部はメカを半分露出させ、プラ材の貼付けや細かい塗り分けを行いました。ショルダーアーマーは、全てのスパイクの先端をヤスリで先鋭化し、エッチングソーで中央を切断して内部フレームの半分を露出させました。ただし、単純に半分にカットしただけでは見栄えが悪いと考えたため、アーマーの縁を残すかたちで部分的に切り欠いたかたちをとりました。握り拳は右手同様、ミカド屋の「【ver_2.0】CLASSICマニピュレーター【Aセット】サイズ:13.7mm」を使用しています。
■右脚部
右脚部は主にスジ彫りによりディティールを追加しました。左脚部の内部メカ露出状態と対比させるために、ノーマルな状態で組み立てています。
■左脚部
左脚部は、外装のほとんどを取り払い、内部メカを露出させました。サブスラスター周辺にはタミヤのパイピングケーブルを這わせて精密感をアップさせています。先に完成させたジェガンの内部メカの配色やマーキングをそのまま踏襲することにより、敵味方双方のMSが同一企業により製造されていという説得力を持たせました。
全体的につや消しですが、模型的な盛り上がりを考えて、所々金属パーツや金属色を使用したり、マーキングにレッドのコーションマークを用いたりして、アクセントにしました。
■台座
キットには台座が付属していないため、タミヤのディスプレイベース・スモール(148mm×108mm)を使用しました。雰囲気としては、レウルーラの外壁をイメージしています。使用したデカールですが、ネオ・ジオンのマークはガンダムデカール、”NEO ZEON”のロゴはキット付属の転写シール、文字はスジボリ堂のチッピングデカールを使用しました。
■オプションシールド・指揮官機用ビーム・マシンガン
シールド及びマシンガンは、プラ材や金属パーツの貼付け等によりディティールを追加しました。左腕に装着する巨大なオプションシールドには、シュツルムファウストを4基取り付けています。
■腰部・股間ブロック
フロントアーマーの右側はスジ彫りやピンバイスの開口等によりディティールを追加しました。その左側は内部メカが露出した状態を再現するため、外装を取り外してプラ板、プラ材、プラ棒等を貼り付けました。
股間ブロックの外装はハイパーカットソーで中央を切断した後に断面をヤスリで整えており、内部メカと外装との隙間が大きい箇所にはプラ材による自作パーツを貼付けました。
■内部メカの塗装
内部メカとしての説得力を塗り分けで演出しました。塗料は全てラッカー系を使用し、ウッドブラウン+ホワイトで自作したウォームグレーを基調として、ホワイト、MSグリーン、金属色で塗り分けています。内部フレームの可動機構はそのまま残しているため、完成後も自由に動かしてポージングできます。
■つや消し塗装
仕上げとして、水性塗料のつや消しをガイアカラーのプロユースシンナーで希釈して吹き付けました。水性塗料のつや消しをシンナーで溶いて吹き付けると、乾燥後の塗装面は完璧なつや消しとなります。
■フィギュア
製作したフィギュアは2体で、パイロット用ノーマルスーツ姿のレズン・シュナイダー少尉の立ち姿とコクピットの着座姿勢です。極細の面相筆を用いたラッカー塗料による筆塗りで、エナメル塗料のダークブラウンでスミ入れをしました。言わないと分からないレベルの改造ですが、着座姿勢のフィギュアの手元はカバーで隠しています。逆シャアの劇中、ロンド・ベル隊のMSのコクピットはアームレイカーが露出していますが、ネオ・ジオン側はすべて手元が見えないようカバーが付いているため、再現することにしました。
劇中で交戦したケーラのジェガンとレズンのギラ・ドーガを並べてみました。直線的で角ばったシルエットをもつジェガンに対し、曲線主体のフォルムが印象的なギラ・ドーガが好対照をなしています。
戦争では互いの正義のもと、敵味方に分かれて命のやり取りを行いますが、それが同一企業のMSどうしで行われるという皮肉が込められているように感じます…。
■外装のデカール
MG1/100 MSN-04 サザビー Ver.Ka 付属のデカール・ヴェルテクスデカール・ガンダムデカール等を使用しました。本キットは1/100スケールですが、精密感やリアリティの向上をめざして、1/144スケール用の小さめのデカールも部分的に使用しています。
「ロンド・ベルなら鈴を鳴らしてりゃいいんだよ!」
ガンダム世界には、ニュータイプでなくとも凄腕のエースパイロットや職業軍人が活躍しており、作品に魅力を与えていると思います!

![■電飾 頭部カメラ、コクピット内の天井に電飾を仕込みました。使用した商品は、「ビット・トレード・ワン MMGL-W2-WH ホワイト [磁気スイッチ付LEDモジュール2灯]」であり、2か所を同時で光らせることができます。磁石をボタン電池ボックスに近づけることにより、簡単にオン・オフの操作をおこなうことができ、点灯パターンは「①点灯→②高速点滅→③ゆっくりとした点滅→④消灯」の順に切り替わります。ボタン電池(CR927/3v)ボックス兼スイッチは右胸のコクピットハッチ裏に設置しました。 上記商品の「ゆっくりとした明滅」の点灯パターンのおかげで、「モノアイカメラが”グポォン”と発光&フワッと消灯」が簡単に再現できました。■頭部 頭部の形状は設定画や劇中イメージを良く再現しているため、モノアイの電飾のみ行いました。形状モノアイカメラに白色LED1基を仕込み、レンズ部分にHアイズを使用しました。「ゆっくりとした明滅」の点灯パターンのおかげで、モノアイカメラが”グポォン”と発光し、フワッと消灯します。](https://gumpla.jp/wp-content/uploads/2026/02/DSCN9473-801x1024.jpg)














コメント
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来た〜👍️ あやぽんさんのカットモデル‼️
普通のガンプラが、こんなになっちゃうのは、信じられない⁉️
ケーラとレズン、どちらも素敵な姉さんでしたね🙂↕️
その機体が並び立つ。たまりません😍
台座まで、良い仕事してますねぇ〜❗️
T-Nonさん、ありがとうございます!温かいお言葉、たいへんありがたく思います。励みになります。
おっしゃる通り、ケーラとレズンはともに印象的なキャラクターでしたね。
特にレズンは戦闘中にケーラを圧倒しており、ニュータイプでなくても強くてヤバいヤツでした!
今回のカットモデルのテーマは「共通性」です。
チェーンの指摘がヒントになり、連邦とネオジオン双方にアナハイム製の武器が流れていることについて、塗装やマーキングで表現してみたくなりました。
ジェガンとギラドーガとでは、外観がまるで異なりますが、誰も知らない?内部メカであれば、色分け・マーキング・企業ロゴ等に共通点を持たせることで、同一企業の製品であることをアピールできると考えました。
奇しくもケーラのジェガンとレズンのギラ・ドーガは劇中で交戦しているため、同じ企業の製品で命のやり取りしていることになり、宇宙世紀における”死の商人”や”戦争ビジネス”といった負の世界を強調することができたのではないか、と思ってます。
アムロ 「本当か?」
オクトバー 「勘弁してください。我々技術部門は違いますよ」
アムロ 「それが企業ってもんだものな」
と、愚痴るチェーンに対し、アムロが軽くスルーしているところは、現状を受け入れて動じない大人の余裕を感じました。
主に1/144ガンプラ、1/35恐竜、ウルトラ怪獣のガレージキット等をマイペースで製作しているリーマン週末モデラ―です。
X(旧Twitter)→ https://x.com/Ayapons45
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