MG1/100ケンプファー・シュベーア[モノアイ電飾仕様]
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マスターグレードの「ケンプファー・シュベーア」を一年戦争におけるジオン軍のケンプファーバリエーションの1機に見立て、好みの色で塗装し、モノアイに電飾を仕込んで完成させました。
頭部バルカン砲やノズル内部等、機体各所にHIQPARTS製の金属パーツを使用して精密感を高めてみました。
■頭部
バルカン砲はHIQPARTSのEZガンマズル レギュラー S1.5mmを使用しました。モノアイはHアイズ(ピンク・φ3.0mm)に置き換え、レンズを取り付ける筒状のパーツの中にLEDを2灯設置しています。※電飾に関する記事は後述します。
背面からのショットです。キット付属の股間と台座をつなぐためのパーツを使用し、飛行状態を再現しました。
■胸部
ボタン電池ボックス兼切り替えスイッチのユニットを収納するため、胸部のコクピットシートの部分をくり抜いてスペースを確保しました。使用するボタン電池は「CR927/3v」です。
背面の7つずつある丸穴モールドはピンバイスで開口しました。
■腕部
前腕部の5つの丸穴モールドはピンバイスで開口しました。この部分は解釈が様々あると思いますが、今回は軽量化を図るための措置で内部フレームがチラ見できるようにしてみました。
キットには、開き手・握り手・指が可動する手の3種類のハンドパーツが左右両方とも付属しているため、様々なポージングを楽しむことができます。
モビルスーツは人間のように顔の表情が無いため、写真撮影やディスプレイでのポージング時には、手や指に芝居をさせるよう心がけています。
キットの組立説明書には指示がありませんが、バズーカを懸架するための取付穴にショットガンを取り付けることが可能です。逆に、バズーカを腰部にマウントすることもできます。
■脚部
脚部を中心にディティールの少ない箇所にスジ彫りを追加しています。ヒザ及び大腿部の合わせ目はタミヤセメント白蓋でガッチリと接着し、乾燥後、ヤスリ掛けを丁寧に行いました。
■10年以上前のキットの惰弱性
MG1/100ケンプファー・シュベーアはMG1/100ケンプファーのパーツに新規パーツを追加する手法で各ユニットが構成されていますが、元となるキットが2001年1月に発売された時点での設計なので、現在の目で見るとやや古さや脆弱性を感じさせる部分があります。
脚部に関する気付きとしては、ヒザ関節部分が自重を支えるのに強度不足でグラつくため、補強することにしました。具体的には、ヒザ関節の脆弱性克服のために、切り出したプラ板をヒザの内部フレームに貼り付けました。
■武装類
シュツルムファウストの肉抜き穴は、ランナーを差し込んで埋めました。バズーカとショットガンはモナカ構造のため、合わせ目はタミヤセメント白蓋でガッチリと接着し、乾燥後、ヤスリ掛けを丁寧に行っています。
バズーカの照準器にHIQPARTS製のVCドーム4 VG1カラー 2.0mmを貼り付け、ショットガンの銃口に同社のツインパイプ2 シルバー2.0mmを設置しました。
細かい点ですが、バズーカにはデカールで「01」と「02」のナンバーを入れてみました。
■電飾
モノアイにLED電飾を仕込み、Hアイズ(ピンク・φ3.0mm)が発光するように改造しました。使用した商品は、「ビット・トレード・ワン MMGL-W2-WH ホワイト [磁気スイッチ付LEDモジュール2灯]」であり、2か所を同時で光らせることができます。光量を上げたいと考え、1つのモノアイに2つの小型LEDを内蔵させました。ボタン電池(CR927/3v)ボックス兼切り替えスイッチのユニットは胸部コクピット内に設置し、電池交換はコクピットハッチを開いて行います。
上記商品の「ゆっくりとした明滅」の点灯パターンのおかげで、ジオン軍MS&MA特有の「モノアイが”グポォン”と発光&フワッと消灯」を簡単に再現できました。
■磁気スイッチ付LEDモジュールの製品仕様
磁石をボタン電池ボックスに近づけることにより、簡単にオン・オフの切り替え操作をおこなうことができ、点灯パターンは「①点灯→②高速点滅→③ゆっくりとした点滅→④消灯」の順に切り替わります。
■塗装
塗装は全てエアブラシを使用しました。設定では全身がブラックですが、好みで通常のケンプファーのイメージで塗装することにしました。
・下地:オキサイドレッドのサーフェイサー
※陸戦兵器のイメージが強かったため、戦車に見立てて下地はグレーではなくオキサイドレッドを使用しました。
・全身:東雲ブルー
※東雲ブルーにニュートラルグレーⅠを少量加えたハイライト色を作り、各パーツの上側に吹き付けてグラデーション塗装を施しました。
・腹部及び腕部:スターブライトアイアン
・本体ホワイト部:ニュートラルグレーⅠ
・スラスター外側:スターブライトジェラルミン
※スターブライト吹き付け後、クリアーオレンジとクリアーブルーを薄く吹き付けて金属焼けの表現を行いました。
・スラスター内側等:スターブライトゴールド
・シュツルムファウスト:ブルーグレー、MSサザビーレッド+ホワイト少々
・バズーカ及びライフル:メカサフスーパーヘヴィ、レッドブラウン
■脚部側面について
組立説明書には記載漏れがあり、脚部側面のパーツ下部にスラスターを取り付ける指示がありませんでした。公式HPに追加情報としてスラスターを取り付ける指示が掲載されていましたが、肝心のノズルのパーツが入っていないため、HIQPARTSのSTDスラスター ノーマル4.0mm(4セット入)を取り付けました。この写真では、左脚部にシルバーの噴射口が写っています。
■つや消し塗装
仕上げとして、水性塗料のつや消しをガイアカラーのプロユースシンナーで希釈してオーバーコートしました。あくまで自己責任での使用ですが、水性塗料のつや消しをシンナーで溶いて吹き付けると、乾燥後の塗装面は完璧なつや消しとなります(※スケールモデルの模型誌から情報を得ました)。
■デカール
今回、キット付属のデカールは使用しませんでした。代わりに、ヴェルテクスデカール・アンプコーションデカール・ラインデカール・ガンダムデカール等を組み合わせて使用しています。本キットは1/100スケールですが、精密感やリアリティの向上をめざして、1/144スケール用の小さめのデカールを主に貼り付けました。
頭部や四肢はポリキャップとボールジョイントで接続されており、保持力も高く、様々なポージングが可能です。個人的にゆるみが気になる部分については、パーマネントマットバーニッシュをボールジョイントの先端にチョイチョイと塗布してすぐさま接続し、剛性を確保しました。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました!設定にとらわれず、好みの改造や塗装を楽しめるのもガンプラの懐の深さと魅力だと思います!
※コメントはいただけているのに、「いいね!」がまるで無い状態が続き、「-」となっていて焦りました(泣)。なぜそうなったのか分かりませんが、意図せずして一番下にある「いいね!を受け付けない」にチェックを入れてアップしていたようです。
皆様もお気を付けください…。
コメント
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シュヴェーア…なんだそれは❓️って思わず検索😅 キュベレイダムドの様なものと認識しました🫡
あやぽんさんの仕上げがあまりに自然なケンプファーだもんで、混乱しちゃいました(zaku-kao2)
今回も、あやぽんさんのテクニックとセンスを堪能させて頂きました👍️
コレは大好物😍
T-Nonさん、ありがとうございます!
実はケンプファー・シュベーアの出自や機体の登場作品について、未だもって全く分かっておらず、私もキュベレイダムドのようなものという認識です…。ガンダムビルドダイバーズの外伝作品(漫画?)ということらしいですが、それ以上、情報を得ることが出来ませんでした。
キットはプロモデラーNAOKI氏の監修だけあって、新規パーツの形状や全体的なフォルムがカッコいいですね!購入動機はその一点に尽きます。
塗装に関してですが、設定色がブラックであるため、当初はプリズムブルーブラックのつや消しにしようと思っていたのですが、やはり登場作品を全く見ていないためイメージが湧かず、「自由な発想で好きなように作る」方が気楽と考えて製作することにしました。
結局、元キットのケンプファーに近い彩色にした方が、個人的にはなんだかしっくりきました。
ケンプファー・シュベーアは元キットのMGケンプファーに新規パーツを付属させたものであり、現在の目で見ると組み立てにくかったり、脆弱な部分があったりと気になる所はありましたが、それはそれで逆に、今日のバンダイの技術の発展を体感できる良い機会となりました!
ブルーの色味が違うので全く別系統の機体に見えます。
キャンディー系塗装のケンプファーとは全然印象が違ってていいですね。
あと、各所の赤サビ?がカッコいいです。
KUMA563さん、ありがとうございます。
当初、プリズムブルーブラックのつや消しで仕上げようと考えていたのですが、塗装作業直前になって、よりディティールが分かりやすい東雲ブルーに変更することにしました。キャンディー系塗装の作品も素敵ですが、つや消しガサガサ仕上げ?も味があって良いと思いました。
下地サフは黒やグレーを使うことが多いのですが、今回は戦車の防錆塗料を意識してオキサイドレッドのサフを使用しました。基本色塗装は下地の色に左右されますが、ベースに黒やグレーだと色味が若干青がかって重く冷たい感じになってくれます。反対にオキサイドレッドだと少し赤みが加わるため、仕上がりに明るい色味を感じさせてくれるようになりました。
下地との組み合わせを考えだすと、実際の色味はいくらでも変わってしまうので、過去の蓄積されたデータがないと迷いますし、パターンは無限にありますね。私も直前になってやっぱりこの色にしようというのはあります。
KUMA563さん、重ね重ねありがとうございます!
ガンプラは自由度が高いがゆえに、塗装をどうするのか判断に迷うことがあります。それも含めて模型趣味を楽しんでいきたいものですね!
個人的には、どうしても予定調和というかオーソドックスな方向に行きがちなので、アイディアが豊富なモデラーさんが羨ましいです。
閲覧していただき、ありがとうございます。
主に1/144ガンプラ、恐竜、ウルトラ怪獣のガレージキット等をマイペースで製作している週末モデラ―です。よろしくお願いします。
X(旧Twitter)→ https://x.com/Ayapons45
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