マゼラン　英海軍迷彩

前。少し投稿が間延びしたのですが、実は私5月中旬に左の肘を骨折しまして。
6月中旬まで模型は中断の憂き目に遭いました。皆様もケガにはご注意を！

後。さて本題です(笑)
題材をマゼランに決めた後、今回は不思議とカラーリングや製作プランがスッスと決まりました。
塗装はWW2英国海軍の水上艦艇っぽい感じに。
製作面の加工としては、主砲(と機銃も！)の砲身を真鍮パイプに変更しようと決心。真鍮パイプなんて使った実績はないのですが(笑)

横。軽〜く考えていたのですが、真鍮パイプの切断って大変なんですね！
径が細くてパイプカッターが使えず、全部を手で切る事になり、遠い目をしてしまいました。
そこで機銃の半分以上をコトブキヤのガトリングに変更し作業量を削減。
また『他の事情』も発生、実際カットしたのは、
主砲用に2.1mmと1.6mmを各10本ずつ、
機銃用に0.8mmを12本、で済みました。
それでも充分に苦行でしたが(笑)

『他の事情』とは、艦体本体のねじれです。
モナカ本体の接着を済ませて正面から眺めたところ、艦首が緩やかにねじれてました。
流石旧キット。私なんかでは歯が立たない(笑)
なので悩んだ結果、艦首をギコギコ切り落とし、『艦首カタパルト装備の試作艦』という後付け設定に。
その為、艦首主砲塔2基をオミットしました。
また、この構想にジャマな大気圏突入カプセルもオミット。結局、カプセル辺りの造形をエポキシパテで変更、またもや工作させられる羽目に(笑)

カタパルト部分の形状は悩みましたが、あんまり立派に長くても試作感が薄れるので、艦首にハコをくっつけるイメージにしました。
(あんまり意味のなかった『航空戦艦　伊勢』みたいな。)
プラ板で作成して、キットの曲線を尊重してみたのですが、雰囲気はどうでしょうか？

今回は(何と)初めてプラ板・エポキシパテ・真鍮パイプなどを使ったので、対応する為、電動ヤスリやノギス、ピンバイスなどを購入、ウチの工房も一気に文明開化しました(笑)
。。。二度と使わない気もしますが(笑)

最後は斜め後ろのショットで。
ブリッジの窓は実は透明プラ板なので、この角度だと薄っすら透けて見えるのは小さなお気に入りポイントです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。

真鍮パイプの主砲が10門、やっと完成したところです。この頃はまだ骨折の影響が大きく、ホントに苦労しました。

大気圏突入カプセルをオミット出来て、実はせいせいしました(笑)

機銃にピンバイスで穴を空けたところ。真鍮パイプを使うしか道がなくなった瞬間です(笑)

カタパルト部分の原型です。