（旧キット）ドーベンウルフ

1986年発売の旧キットとはいえ、元々のプロポーションはなかなか良いと思います。今回は上腕と太ももだけプラ板で延長しています。ちなみに手首は市販パーツです。

背中や脚部などの大きなバーニアは、内側を全てオレンジ一色で塗った後にジャンクパーツの小さなバーニアを黒く塗装したものを内部に取り付けています。

同様に各所にあるスラスターも、黒く塗ったプラ板を最後に貼り付ける事でマスキングによる塗り分けの手間を省いています。

バックパックはネオジム磁石で着脱可能にしています。

バックパックのせいで後ろ重心になってしまうので、ちょっと本体を直立させておきたい時などにBPを外しておくと安定して立たせる事ができるので安心です。

胴体は切り離し、ポリキャップにより腰を回転できるようにしました。

胸部メガ粒子砲はモールドが入ってなく寂しかったので、ジャンクパーツのバーニアを赤く塗装し接着しています。

接着による固定式の頭部も可動できるように改修しています。

ちなみに頭部の動力パイプはギターの弦です。そのうちサビそう…

メガランチャー接続

足裏が真っ平だったので、少しスジボリいれて塗り分けしました

メガランチャーの砲身があまりにもペラペラだったのでプラ板で太くしています

肩周りはモナカ×三重構造になっていたため、肩パーツはHGドーベンと同じ挟み込み仕様に改修しました。

塗装が苦手なので、旧キットならではの塗り分け地獄が今回苦痛でした。塗料もはみ出しまくりで恥ずかしい限りです。

以前作成したHGドーベンウルフ （UC版）とサイズ比較です

このボリューム感の違い！

旧キットの方が迫力がありますが、HG版のスラッとした体型も私は好きです

旧キットは横からみてもかなり厚みがあります。

そして旧キットの足のサイズ…大人と子供の靴かというくらい大きさが違います

ディテールの細かさはさておき、バックパックも旧キットの方がボリューム感があります

今回一番大変だったのが「顔が長過ぎ問題」の改修。

キットの頭部をまずは幅詰めして、プラ板とパテで造形しました。しかし収まりをよくする都合でヘルメットを被っているみたいになってしまいました。当初のイメージとはかけ離れた出来上がりになってしまいましたが、とりあえず小顔にはなりました。

お目汚し失礼いたしました。

最後までご覧いただきありがとうございます。