1/144旧型ザクを作ってみたくなりました。旧ザクを初めて作ったのは自分が小学生くらいの時だったと思います。
塗装も工作も上手に出来なかったけど、説明書を見ながら頑張って組んだ記憶があります。今の自分だったらどんな感じで作るんだろうか?思い出の中にある自分の旧ザクとの勝負です。
なので基本的に改造はせずキットのままで作ろうと思っていたのですが、頭部パーツを紛失!?やむなくジャンクパーツ箱から発掘したMS06Rザク2の頭部を移植・改造して使っていきます。手もHGキットなどからハンドパーツの余りを使って簡単に現代風に、武器もHGUCザク1キットのマシンガンを持たせることにしました。
基本塗装は水性アクリリックの筆塗り。ガンダムデカールを貼ってクレオスのウェザリングカラーでスミ入れ、タミヤのウェザリングマスターで汚れ表現を入れています。
このあたりはいつも通りの作り方ですが、今回違うのは汚し表現は控えめにするということです。
早速ですが完成写真です。
設定画のようないかり肩がいい雰囲気になっています。
今回は無改造で制作する予定でしたが、なんと頭部を無くしてしまうという大ミス!急遽他パーツ移植することに。どうせ改造することになるなら、ついでに肩もいかり肩にしたい!と取り付け方を変更しました。
旧キットという事で、そのまま組むとディテールなど情報量が少なく物足りなさがありますので、パーツのエッジを鋭くソリッドに見えるように表面処理をおこない、パーツ同士の構造感を出すためにスジボリをしたり、キットのモールドにもスジボリを強化して印象を強めました。
今回スミ入れを黒で行ったのですが、やはり濃すぎました。しかしながら今回はそのまま完成まで進めています。また次に作るときの課題としておくのも楽しいものです。
かつて作ったときは何とも思わなかった旧キットの骨太な造形が、改めて作ってみると凄く好きになりました。ずっしりとした印象が今になって見直してみると良いです。
近年どんどんとスタイリッシュなデザインになっていますが、それはそれとして、こういった重厚なデザインのものも欲しいと思います。
仕上げに艶消しを吹いていますので、テカリが抑えられ、ざらっとした印象になりました。
後からも1枚。ランドセルにはバーニアを足しています。
関節の可動部は無改造なのでポージングするのも大変です。股関節や足首の可動域を増やしたバージョンもいずれ作ってみたいと思います。
サフを吹いた後、合わせ目消しなどの調整をしています。モノアイにはカメラ周りに金属の輪っかを入れて少しだけディテールアップをしています。スジボリも少し強く掘り足ししています。改造などでのディテール追加を今回は行わないため、元々の情報量を強くする方向で進めています。
アップを別角度から。やすりカスがまだ残っていますが、この後筆で払い落としています。モノアイ部分を拡大すると、かろうじてスライドレールのような溝があるのが見えるかも。
関節などは全く改造していませんので、本当にほとんど動きません。しかしながらプロポーションの良さには驚かされます。関節のタイミングもキットのままです。
背面を一枚。何かのジャンクパーツバーニアをランドセルに追加しています。これは背面の情報が少なすぎてちょっと寂しかったので足してしまいました。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
前の制作投稿から随分と経ってしまいましたが、また次のキットでお会いしましょう。
旧キットは良い!と思うようになった。
コメント
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コメント失礼致します。
このカラーリングは懐かしくもあり、いいですよね。丁寧な工作と塗装、マットな感じが堪らんです😊
マーキングは手書きでしょうか?
ガンダムでは旧キット好きなオールドタイプ。色々な模型を作って楽しんでいます。
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プラモ仲間が欲しいなぁと思っています。
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