1/500旧キットを改修して、ビグロ後期型を製作しました。
1st版と後期型との最も大きな差異といえば腕部だと思います。設定画に極力近い形で関節構造を作りました。設定同様人型を離れた複数の関節を持っているので、可動の自由度は高いです。
ボディの形状は好みで高さを抑えた扁平な形にして、先端近くで前方に延長も行っているので、前面の傾斜は鋭角的になりました。
モノアイスリットは位置を変えて細く、直線的な形に変更。
ボディ左右の翼のような部分は大型化し、キットよりもやや前方で折れる形にしています。
個人的にビグロにはMe262的なイメージを持っていることもあって、塗装はドイツ軍機のようにツートーンのグリーンとグレーでモットリング迷彩を施しました。関節などの部分はウォームグレーです。
付属の台座(本体の穴といまいちサイズが合っていなくてグラつくのが難点ですが…)も塗装。
金属っぽくドライブラシで塗装しました。
ボディを作り始めた頃の画像です。
ボディの内側はパテで裏打ちし、先端はプラ板で延長、前面はパテを盛ってから、鋭角的な形状になるよう削り込み。
ボディ下面構造物の制作過程。腕の付け根後方を切り取り、プラ板で段のついた形を新造。周りに放熱板的な形でプラ板を接着。これも後期型の設定画がモデルです。後方のモールドは削り取り、こちらも放熱板的ディテールを追加。
腕は先端、前腕のタンク?部分を除いてほとんど新造品です。上腕はプラ板、市販のジョイントパーツを使って設定画に近い形を作りました。前腕タンク部分はのちに短縮してます。
塗装直前のサフを吹いた姿です。
色々ディテールを追加していますが設定画の全てを再現はしていません。1/500のサイズだとオーバースケール気味になりそうなところは省略し、ほどよいバランスを目指しました。
ビグラングの上に乗っていたビグロ後期型の単体での再現を試みました。
コメント
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こだわりの造形と相まった迷彩塗装が素晴らしい(zaku-kao2)尖ったボディが高速機の感じが出ていて、ビグロとしての役割がしっかり出てますね!ビグラングはどうしてああなった(zaku-kao5)
コメントありがとうございます!
ボディを尖らせたのはまさに”速そう”感を狙ってのことでしたので、そう仰って頂けると嬉しいです。
コメント失礼します。隙のない工作とディテール、そして迷彩もピッタリですねぇ😆旧キットには見えないです!
コメントありがとうございます!
迷彩は十数年ぶりのチャレンジでしたがうまくはまった様で良かったです。
主にHGUCやUC0120年代の旧キット、ミキシングによる妄想機体を作っています。
普段xに製作から完成までをポストしていますが、ここでは完成画像と過程をまとめて投稿しつつ、xでは文字数の都合や書き忘れで書かなかった事を思い出しながら書いていこうと思います。
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