【RE/100】 1/100AMX-103ハンマ・ハンマ[電飾仕様]
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2027年3月にHG 1/144 ハンマ・ハンマが発売されるとのバンダイの公式発表を受けて狂喜乱舞し、急遽、製作することにしました!
ハンマ・ハンマは奇抜で独創的なデザインが特徴ですが、一年戦争のジオン軍から逆襲のシャア時のネオ・ジオン軍に至るまでのMS開発系譜における過渡期的な機体に見えるように、デザインや配色を整理・変更しました。最も手を入れた点は、脚部の延長とモノアイや胸部センサー等のLED発光であり、キットの細部も好みの方向性でアレンジし、シャープで力強いフォルムをめざしています。
全体的にバンダイエッジやヒケの除去に努め、面出しをヤスリで丁寧に行い、モールドの無い部分にスジ彫りやプラ板の貼り付け等を行うことで、ディティールの追加を行いました。
塗装については、第一次ネオ・ジオン抗争のMS群に共通する派手で散漫な印象を与えるカラーリングをアレンジして飛び地になっている色を整理するとともに、色数を減らすコンサバティブな手法によるミリタリー感の演出を試みています。
■頭部
5本あるツノは先端をヤスリでシャープ化しました。
フェイス部分の側面にプラ板を貼り付け、ザクのイメージを投影してモノアイスリット狭くしています。
モノアイはHIQPARTSのSPプレート内にWAVEのHアイズを接着して製作。SPプレートの中央部分には丸穴が開いているため、そこからLEDの光を取り込むようにしています。モノアイ基部のパーツにピンバイスで穴を開けてLEDを埋め込み、配線は首パーツに開けた穴から逃がしてバックパック内部のスイッチ兼ボタン電池ボックスにつなげています。
■胸部
プラ板、HJモデラーズパーツディティールプレートγ(ガンマ)、ミカド屋の3Dプリンタ出力品を貼り付けてディティールを追加しました。 両肩にミカド屋の3Dプリンタ出力品を接着することにより、頭部が胸部に少し埋まるような印象にしています。センサー部分にLEDを接着し、配線はバックパック内部のスイッチ兼ボタン電池ボックスにつなげました。正面のひさしの下には"しいたけディティール"を追加し、下からのアングルで見た際の密度感をアップさせました。
■腹部
7本ある動力パイプのうち前面の2本だけ残し、細めのウエストを見えやすくすることでメリハリのあるボディラインを強調しました。設置しなかった動力パイプの基部は、プラ板片を貼り付けて塞いでいます。コクピットの円形クリアパーツ内部にLEDを設置しており、配線はバックパックに逃がしました。モノアイ及び胸部センサーと同じタイミングで発光・点滅します。
■フロントアーマー
フロントアーマーは設定では下端が外側に向かって下がる形状(正面から観てハの字になる)が正しいのですが、既知のジオン系MSに寄せるため、左右逆に取り付けました。
ハンマ・ハンマの腰部は、周囲ぐるりと独立した巨大なスラスターで取り囲まれていますが、遠目で見るとそれらが一体となり、ジオン系MS特有のスカートのシルエットを形成しています。フロントアーマーを左右逆に取り付けると隙間が生じますが、プラ板を翼状に切り出して裏面に取り付けることで、一体感を強調しました。
■サイドアーマー
6基の巨大なスラスターで構成されるサイドアーマーは、裏面に肉抜き穴が存在するため、エバーグリーン製の凹凸モールド入りプラ板で塞ぎました。
■バックパック
バックパック内部にスイッチ兼ボタン電池ボックスを取り付けており、電池交換は上面のパーツをはずして行います。バックパックの下側に2つの半球状の出っ張りがあるため、ここにピンバイスで穴を開け、ポリキャップを内部に仕込み、MG1/100サザビーVer.Kaのプロペラントタンクをボールジョイントで取り付けました。プロペラントタンクを取り付けることにより、ガーベラ・テトラ、ローゼン・ズール、シナンジュにつながるシルエットを形成できたと思います。
■腕部
ハンマ・ハンマは試作機としての特性があると考え、上腕部分はキットの蛇腹状のパーツから、MG1/100リ・ガズィ・カスタムの余剰パーツとジャンクパーツを組み合わせて、むき出しの内部フレームに変更しました。上腕の形状はジオングのそれをイメージしており、φ0.8mm真鍮線をコの字に曲げて取り付けてみました。蛇腹状のパーツから自作パーツに置き換えることで、独創的かつファニーな印象から、地に足の付いたオーソドックスなジオン系MSの兵器感を醸し出すことができたと思います。両手先端の小型メガ粒子砲には、HIQPARTSのツインパイプ2のS1.5mmを埋め込み、精密感をアップさせました。
■脚部
ガンプラにおいて脚部の延長工作の方法は何通りかありますが、本機では股間軸の取り付け位置を下げ、さらに足首に関節をもう一節入れることで、切り貼りせずに脚を長く見せる方法を採用しました。股間軸は円形状の基部ごと切り離し、10mm下げて接着しました。また、脚を開いた際、幅が広い方が安定すると考え、円形状の基部を接着する前にプラ板の積層で股間パーツの横幅を左右1.0mmずつ増しています。
足首の形状は変更せず、アンクルアーマーの取り付け位置と角度を変更しました。MG1/100ケンプファー・シュベーアの余剰パーツ及びジャンクパーツを使用して足首部分のメカを一節増やし、そこにアンクルアーマーを取り付けています。ハンマ・ハンマの脚部の形状は秀逸で、キットのままでも膝関節を強調した鳥足になっており、脚のラインにメリハリを出す立ち姿になります。ただし、後で述べるように関節の脆弱性には注意が必要です。
今回の改造点等を一枚にまとめました。
■脚関節の補強について
RE/100 1/100ハンマ・ハンマの股関節の付け根と足首は、組立後しばらくして自重に耐えきれず自立しにくくなり倒れやすくなる(=ポリキャップがヘタりやすい)ため、軸に瞬間接着剤を塗布して太らせたり、パーマネントマットバーニッシュをポリキャップとプラの間にしみこませたりと対応策をとりました。しかしながら、あくまでも個人的な意見ですが、そもそもの関節部分の脆弱性と後の経年劣化等を考えると、ディスプレイは素立ちよりもバンダイアクションベース等の支えがあった方が、事故の未然防止になると考えます。
■手持ち武装
以前製作したMG1/100ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググからロケット・ランチャーを流用し、センサー部分はHIQPARTS製の金属製パーツとドーム状パーツを使用しました。また、MG1/100ユニコーン・ガンダム専用ビーム・ガトリングガン2丁、MG1/100シナンジュVer.Ka専用バズーカをあわせて製作しました。ビーム・ガトリングガンとバズーカは、ともにガンダムUCエースの雑誌付録です。
ハンマ・ハンマの腕部は、バイアランやローゼン・ズールのようにビーム砲の発射機としての機能が優先されると思いますが、劇中ではビーム・サーベルも使いこなしていたため、5本指のマニピュレータと同様、携行式の飛び道具を保持することも可能だと考え、長物武器を持たせることにしました。辺境のアクシズを拠点とするネオ・ジオン軍の台所事情からすると、単機で少しでも武装が多い方が、運用上の都合が良いと考えました。
なお、ビーム・ガトリングガン2丁をつなぐパーツに小改造を施し、ハンマ・ハンマのシールド裏に取り付けることができるようにしています。
■各部アレンジと塗装のコンセプト
第一次ネオ・ジオン抗争に登場したMSは、良く言えば独創的で悪く言えばオンリーワンのような機体が多数登場しており、中でもハンマ・ハンマはその最たるMSで、かなり異形感が漂う機体だと思います。
本機の製作にあたっては、一年戦争のジオン軍から逆襲のシャア時のネオ・ジオン軍に至るまでのMS開発系譜を念頭に置いて、「①第一次ネオ・ジオン抗争以前のジオン系MSの意匠を取り入れたデザインの一部変更、②派手で散漫な印象を与える色使いの正常化と飛び地となっている色の整理、③色数を減らすコンサバティブな手法によるミリタリー感の演出、④後の第二次ネオ・ジオン抗争以降に登場するMSにつながる意匠の反映」に取り組みました。
第一次ネオ・ジオン抗争(=ハマーン戦争)と第二次ネオ・ジオン抗争(=シャアの反乱)の間に存在するMSとして、ミッシングリンク的な位置付けを狙っています。
■塗料について
塗料についてですが、基本色をラッカー系で塗装後、エナメル系でスミ入れを行い、仕上げに油性でフィルタリングを行いました。スミ入れはタミヤのエナメル塗料、ブラウン、ディープブラウン、ダークブラウンを使用しました。樹脂が脆くなる場合があることから、パーツごとにスミ入れを行っています。主に機体の上面部分にMr.ウェザリングカラーフィルタ・リキッド(油性)のスポットイエローやラストオレンジを筆で塗り重ねて、色味に変化を持たせています。
ベース色…メカサフ ヘヴィ及びスーパーヘヴィ
グリーン部(装甲)…ガールズ&パンツァーカラーXGP03聖グロリアーナ・カーキグリーン
グリーン部(頭部・四肢等)…Mr.カラー312グリーンFS34227イスラエル砂漠迷彩色
薄いグレー部(動力パイプ)…ガイアカラー№072ニュートラルグレーⅡ
メタリック部(関節)…ガイアカラー№125スターブライトアイアン
ゴールド部(シールドのジオン公国章)…Mr.カラーXLG06百式ゴールド
レッド部(シールド・手)…Mr.カラーUG20 RX78レッドver.アニメカラー
■つや消し塗装
仕上げとして、水性塗料のつや消しをガイアカラーのプロユースシンナーで希釈してオーバーコートしました。あくまで自己責任での使用ですが、水性塗料のつや消しをシンナーで溶いて吹き付けると、乾燥後の塗装面は完璧なつや消しとなります。
■デカール
ガンダムデカールに加えて、ヴェルテクスデカール・アンプコーションデカール・ラインデカール等を織り交ぜて使用しました。
■電飾
モノアイ・胸部センサー・腹部コクピットの3か所に電飾を仕込みました。使用した商品は、「W-PARTS LEDモジュール (磁気スイッチ付) リードタイプ 白」であり、3か所を同時に光らせることができます。磁石をボタン電池ボックスに近づけることにより、簡単にオン・オフの操作をおこなうことができ、点灯パターンは「①点灯→②高速点滅→③ゆっくりとした点滅→④消灯」の順に切り替わります。
ボタン電池(CR927/3v)ボックス兼切替スイッチはバックパック内部に設置し、電池交換は上面の装甲を取り外して行います。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました!
来年、2027年3月発売のHG 1/144 ハンマ・ハンマ、とても楽しみです。キットを入手できたら、今回の改造内容をフィードバックしたいと考えています。
RE/100[リボーンワンハンドレッド]のシリーズに初めて挑戦しましたが、MG[マスターグレード]と異なり、内部フレームが簡素化されているため、組み立てやすいと感じました。また、比較的ディティールがあっさりとしているため、独自のアレンジを加えやすかったです。
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閲覧していただき、ありがとうございます。
主に1/144ガンプラ、恐竜、ウルトラ怪獣のガレージキット等をマイペースで製作している週末モデラ―です。よろしくお願いします。
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