MG1/100 RGC-80S ジム・キャノン空間突撃仕様(「星一号作戦」レビル艦隊直掩部隊配備機)
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MG1/100ジム・キャノンを空間突撃仕様として製作しました。
頭頂部メインカメラ、カメラアイ、コクピットにLED電飾を仕込み、電池ボックス兼切り替えスイッチは胸部に収納しています。空間突撃仕様の機体色はレッドとブルーがありますが、個人的な好みを反映した良いとこ取りの発想で、レッドの色配置でブルーを基調とした塗装にしました。
キットには余剰パーツとして、ノーマル・ジムの外装パーツが全て入っているため、スネとフクラハギを小改造することで簡単に空間突撃仕様にすることができました。
■数字等のマーキング
機体各所にある数字等の意味ですが、『142』:レビル艦隊直掩部隊「142MS小隊」、『SCA29』…レビル艦の護衛任務を担うサラミス級アイガー29番艦、『02』…02番機となります。
■台座
タミヤのディスプレイベース・スモールにスジ彫りを行い、サラミス級の甲板をイメージしてブルー系で彩色しました。乾燥後、各種のMr.ウェザリングカラーフィルタリキッドを塗布し、ペーパーウェスで叩いて調子をつけ、少しヤレた雰囲気にしています。
地球連邦軍のマークは、ガンダムデカールからチョイス。文字は、スジボリ堂のロボデカール「チッピングアルファベット02ホワイト」を使用しました。
ジム・キャノン(空間突撃仕様)の解説について検索すると、「星一号作戦に参加するエースパイロット用としてレビル艦隊に5機前後が実戦配備された。また、ア・バオア・クー戦においてレビル艦の護衛任務にあたったサラミス級アイガーに所属する142MS小隊には、青を基調に塗装された本機が配備されたといわれる。(出典:ウィキペディア)」とあり、この文章から想像力を膨らませて改造に取り組みました。
■頭部
頭頂部メインカメラのクリアパーツ裏面に白色LEDを1個設置し、ツインアイにあたる部分には白色LEDを2個取り付けました。カメラアイの裏面に「光拡散ディフューザーフィルム」を適切なサイズにカットして貼付け、点ではなく面での光の拡散をねらっています。頭部裏側には「極薄遮光フィルム」の細切れを貼り付け、光漏れ対策と電飾効果を高める工夫をしました。配線は首パーツにピンバイスで開けた穴から逃がし、胸部のスペースにスイッチ兼ボタン電池ボックスを設置しました。
顔の左半分には、空間突撃仕様(レッド)の設定画にあるオレンジ色のラインを入れ、Wアンテナはキットのものを切り離し、HIQPARTSのNRアンテナS1.3mmに置き換えました。金属製パーツには、塗装前にタミヤのメタルプライマーを筆で塗布しました。
■胸部・腹部
左胸のスリットは、3枚ともビットブレードで凹型に切り欠きました。コクピットブロックの天井部分はピンバイスで穴を開け、四角形に整えた後、「光反射ライトエンハンスメントフィルム」を貼り付けた透明プラ板を接着して白色LEDを1個取り付けました。電池ボックス兼切り替えスイッチのスペースを確保するために、ガンダムのコアブロックにあたる内部メカのパーツの上部を大きく取り去りました。左肩から左胸前面にかけて、空間突撃仕様(レッド)の設定画にあるオレンジ色のラインを入れています。
■デカール
キット付属のデカールに加えて、ガンダムデカールDX01機動戦士ガンダム地球連邦軍MS・ジオン軍MS用・ヴェルテクスデカール・アンプコーションデカール・ラインデカール等を織り交ぜて使用しました。機体にみられる数字は、設定画にあるマーキングを参考にしています。
■電飾キット
「LezalicLED電飾リード線4本磁気スイッチ点灯ワイヤレス超小型 (ホワイト 4)」1個を本体に組み込んでおり、ボタン電池はCR927を使用しています。本機では胸部に磁石を近づけることにより、点灯と消灯をコントロールできます。
頭頂部メインカメラ、内部のツインアイ、コクピットブロック天井の3か所が同時に消灯&点灯します。スイッチのオンとオフは、コクピットハッチに磁石を近づけることにより切り替わります。
■腰部
フロントアーマーにスジ彫りを入れ、0.3mmプラ板を貼り付けてディティールを追加しました。サイドアーマーには、ガンダムにあるようなブロックを取り付け、独自設定としてビーム・サーベルを設置しました。リアアーマーは無改造です。
■脚部
ヒザ部分にプラ材から削り出した台形のパーツを取り付け、足首前面は開口して2.0mmプラ棒を接着しました。フクラハギには、ミカド屋のMKD Vernier(ノズル外径10.0mm)を2つずつ取り付けました。キットの表面ディティールがあっさりとしているため、BMCタガネによるスジ彫り、スピンモールドやビットブレードによるディティールの追加等を行っています。
■武器類
ハイパー・バズーカ、ビーム・スプレーガン、シールド、固定武装の360mmロケット砲は、ストレート組みして好みのカラーで塗装しました。シールドの「149」というナンバーは、このシールドが本機の専用シールドではなく、「142MS小隊」に配備された共用の消耗品という独自設定に基づくマーキングです。
主な改造点を1枚にまとめてみました。
■ハンドパーツ
中指・薬指・小指がつながっているためこれを切り離し、ヤスリで整形して独立可動するように改造しました。
■内部メカの塗装
内部メカは、スペリオルウォームグレー、ブルーグレー、MSグリーンが隣り合わないように塗り分け、アクセントとして部分的にスターブライトアイアン、スターブライトゴールドを用いて金属感を表現しました。完成するとほぼ見えなくなりますが、関節を大きく動かした際にチラリと金属色が見え隠れしてくれます。
■使用した主なカラー
塗料についてですが、基本色をラッカー系で塗装後、エナメル系でスミ入れを行いました。空間突撃仕様は"レッド"と"ブルー"がありますが、好みでブルーを基調とし、色の配置やオレンジのラインはレッドを参考にしています。
ベース色及び濃いグレー部…メカサフスーパーヘヴィ
ホワイト部…ニュートラルグレーⅠ+フラットホワイト少々
ブルー部…コバルトブルー+レッド少々
オレンジ部…黄橙色+レッド少々
内部メカ及び関節…スペリオルウォームグレー、ブルーグレー、MSグリーン
金属色…スターブライトアイアン、スターブライトゴールド
シールドのレッド部…プレミアムレッド
スミ入れはタミヤのエナメル塗料ブラウン、ディープブラウン、ダークブラウン、グレイ、ダークグレイを下地の色により使い分けました。樹脂が脆くなる場合があることから、パーツごとにスミ入れ作業を行っています。
■つや消し塗装
仕上げとして、水性塗料のつや消しをガイアカラーのプロユースシンナーで希釈してオーバーコートしました。あくまで自己責任での使用ですが、水性塗料のつや消しをシンナーで溶いて吹き付けると、乾燥後の塗装面は完璧なつや消しとなります。
最後まで御覧いただき、ありがとうございます!
毎日猛暑が続き、夜も熱帯夜となることから、模型製作が思うようにはかどりませんでしたが、お盆休みを利用して一気に作業を進めることができました。半そで・半パン・ねじり鉢巻きといったいで立ちで、蚊取り線香の煙に目を細めながらの模活は、夏ならではです!
コメント
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半袖、半パン、捻り鉢巻き(zaku-kao2)
気合いの入ったあやぽんさんの模活の素晴らしい成果を見せて頂きありがとうございます🙇
設定を考察し、それに則った緻密で丁寧な細工、頭部電飾、装甲で隠れる部分の仕上げ、塗装にデカールワーク…見どころ満載‼️
T-Non(のん)さん、細かいところまで観ていただき、ありがとうございます!また、お褒めの言葉をいただき、とても嬉しく思います。励みになります!
T-Non(のん)さんのHG1/144ジムキャノン(空間突撃仕様)もなかなか雰囲気良く仕上がっていますね!
本機の設定では、ア・バオア・クー戦に投入された全機が未帰還となり、中にはソーラ・レイの惨禍に巻き込まれて消失したものもあったようです。地球連邦軍もジオン軍も、名も無き一般兵士が操縦する量産機は、主人公機とは違う魅力がありますね。
ところで、近年、簡易的な電飾キットが各社から発売され、個人の模型店や家電量販店でも売場で見かけるようになりました。1/144スケールの大型MSや1/100スケールのキットの内部には、そのような電飾キットを組み込むスペースがあり、見どころを増やすという意味でも、最近は隙あらばLEDを取り付けています。特に展示会での効果は絶大で、他のモデラーさんの作品を見るに、光る・動く・鳴るといったギミックを搭載した作品は、お客様を惹き付けるようです。
デカールワークについては、以前は隙間を埋めるためにとりあえず貼ることもありましたが、最近は、ディティールの近くに貼るようにしたり、全体的な疎密やバランスを考慮したり、差し色として活用したりと、意識が変化してきました。
デカールは漫然と貼るよりも、何かしらの理屈があった方が面白いと感じています。
び–ムサ–ベル装備してるの、よりリアルだ。!!
他谷明さん、ありがとうございます!
キットにはビームサーベルが付属しているのに、どこにも取り付けることができないのはもったいない…、と仮組みをした際にふと思いました。確かにジムキャノンの設定画ではビームサーベルをランドセルに装備していません。接近戦に持ち込まれた際に頭部バルカン砲でしか対応できないのは寂しいと思い、試行錯誤した結果、腰部の側面に取り付けることにしました。
ジムスナイパーカスタムのビームスプレーガンのように、手持ち武器をフクラハギの側面に取り付けるのもアリですが、咄嗟の判断で取り回しが容易にできるように考えた結果、腰部への取付けを選択してみました!
細かいところまで美しく丁寧な塗装、内部まで作り込まれたディティールに、これは参りました(gundam-kao5)これはカッコイイです❗️
ゆずはる13さん、ありがとうございます!
ジムキャノンの空間突撃仕様ですが、設定画ではレッドとブルーで機体の色の配置が異なっています。個人的には、色の配置はレッドが好みですが、基調とするカラーリングはブルーの方がお気に入りであるため、今回は双方の好きなところを織り交ぜて製作することにしました。ディティールの追加や電飾に課題はありますが、なんとかカタチになってくれて良かったと思っています。
なお、今では後付け設定が山のようにありますが、一年戦争戦中派!?の古参モデラーとしては、ジムキャノンとジムスナイパーカスタムまでは、一年戦争末期に登場したジム・バリエーションとしてアリだと考えています!
相変わらず内部メカの表現うまいですね。ハイパーバズーカとキャノンの砲身にある二重線がいい感じです。キャノンのスリット?部や溝に薄く茶色が見えるのがお気に入りです。
ジムの目もツインアイになるとRX-78系との繋がりが感じられていいですね。
KUMA563さん、ありがとうございます!しっかりと細部まで観察いただき、たいへん恐縮しております。(gundam-kao2)
個人的には、少し使用感を出したい時は、ブラウン系のエナメル塗料でスミ入れすることがあります。宇宙空間で運用されるモビルスーツが錆びるのか?という問題はありますが、雰囲気重視で製作しています。
ジムの目については、顔の内部メカのちょうど人間の目にあたる部分にモールドがあったので、四角い穴を開けてLEDを2個設置してみました。本当はカメラアイ前面が輝いてほしかったのですが、光を反射したり拡散したりする素材を貼り付けても、なかなか思うようにはいきませんでした。RX-78系との繋がりを感じていただけたとのことですが、研究の余地があると思っています。
ところで、自宅の部屋が夕方になると西日が差してくるため、猛烈に暑くなります。模活どころではないような製作環境ですが、「半そで・半パン・ねじり鉢巻き」でなんとかしのぎたいところです。(gundam-kao9)
閲覧していただき、ありがとうございます。
主に1/144ガンプラ、恐竜、ウルトラ怪獣のガレージキット等をマイペースで製作している週末モデラ―です。よろしくお願いします。
X(旧Twitter)→ https://x.com/Ayapons45
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