EGストライク　グラニェ・アグス・スカハン

いつも通りアクリルガッシュの筆塗り作品です。
黒背景で撮影して透けて見える様にするために
ボディ本体を背景色の黒で塗り
そこに白・グレーでガラスの様に透けている表現を入れました。

という作品ですが…

皆様を騙して申し訳ございません。

ここまでご覧頂いたのは
鏡に映ったストライクガンダムです！！！

上の画像で手前に見えているのが本当に作ったキットで
今まで紹介していたのは鏡に映った側でした。すみません！

という事で、改めて作品紹介です。

作品名は「ストライク　グラニェ・アグス・スカハン」

「グラニェ・アグス・スカハン」はゲール語で日本語に訳すと
「ガラスと鏡」です。

タイトルに「ガラス＆ミラー」と記したら…
ある意味ネタバレなので。

今回の作品は背景にガラスを2枚配置した暗室で
普段見えないキット背面が映るガラス塗装作品としました。

…

とはいえ、ストライク自体も鏡暗室も過去作ですけど
GUNSTAには投稿していない（SNSでもほぼ出していない）作品なので
大丈夫だと思います。組み合わせも初ですので。

前回投稿、ビルドシリーズコンテストで第2位を頂いた
「キュベレイ・アンベリール」は
一方向から見た視点でのガラス表現だったのですが
その先を行くべく、シンプルなキットならば
ほぼ全方向から透けて見えるような表現が出来るかもしれない…

と思い挑戦しました。

でも、それだけでは正面からの画像しかお伝え出来ないので
背面に鏡を置いたらキットの後ろ側も見えて
全方向の様子をお伝えする事が出来るし
ちょっと幻想的な画像になるかも？と考えたりもしました。

今まで行ったガラス表現作品では武器を持たせる事が無かったので
グランドスラムを持たせたらカッコいいかな？と考えました。
（大きいから塗る表現が楽そうだから…）

とはいえ、所詮筆塗り表現なので
長い大剣の部分が鏡の前に来ても向こう側は透けません。

右手に持たせているので
鏡に映ると左手持ちになります（なのでメイン写真も逆手です）

背面側の両側に斜めに鏡を配置しているので
角度を変えると全身が鏡に反映されます。

スマホで撮影しているので（デジカメでも）
特殊な機能が無い限りキットか？鏡の面か？
どちらかがピンボケしてしまうのは止む無しです。

何処かで破綻が起きるのですが
後方・左右の面もガラスの様な描写を入れています。

鏡面にピントを合わせると、手前の本体キットがボケて
黒の色合いも変わってしまいます。

今回、スマホのカメラの撮影設定を色々変更しながら撮影しましたが
意外と調整が良く出来て、満足出来る画像が多かったです。

ちなみにですが、実際にこの作品の実物を見ると
手前に置いてある作品本体より
鏡に映っている作品の方が綺麗にガラスっぽく見えます。
不思議ですけど。

ガラス・ストライクだけを切り取り単体写真。
関節は可動しますが、ガラス表現が破綻してしまうので
頭部・腕の角度を若干変える位しか良い見栄えにはなりません。

真正面画像も無かったので、撮影した中から選びました。

キット本体にはアクリルガッシュの黒を用いておりますが
暗室の黒部分には黒色無双を使いました。
キット本体にも黒色無双を使うべきなのでしょうけど
塗膜に触ると黒い粉末が指に付着してしまうので止めました。

あと、恐縮ながら途中経過・制作過程の画像が
全くありませんでした…
このストライク制作時も色々追い込まれておりましたので。

コチラは完全な状態の鏡暗室を組んだ状態でのテスト撮影。
今回の作品紹介で使った画像より引いた場所から撮影しているので
キットと鏡の位置関係が分かりやすいかな？と紹介致します。

実は新作を用意しようと制作を進めたキットが
サフまで噴いた状態だったのですが
2024年7月初旬に…流行り病に感染してしまい
2週間全く模型活動が出来ませんでした。

結果、色々な予定が狂ってしまい
止むを得ず、過去に制作したストライクと鏡暗所台座を用いて
GUNSTA・SEEDコンに投稿する事に致しました。

自己満足だけの事で恐縮ですが
これでGUNSTAのコンテストには…6年位は継続出来ているはずです。
多分(;^_^A

たまたま、良い鏡画像がありましたので
メイン写真で紹介しましたが
現在も病から完全回復した訳でもなく
鏡に付着したゴミ・手垢も掃除せずに撮影して…
汚れがそのまま写り込んでおりますが…見ないようにして下さい。

逆にちょっとしたエフェクトっぽく見える…気もします。
汚れですけど。

今回、病にかかった事で普段・普通に行っていた模型制作も
実は健康な状態でなければ持続して続けることが出来ず
模型活動にも体力が必要なのだと痛感しました。

皆様も楽しいプラモライフを続ける為にも
お体はご自愛くださいませ。健康第一。

最後までご覧頂きありがとうございました。