ジムⅡ “スウィーパー”カスタム
(掃討作戦部隊仕様)
グリプス戦役以前より、既に旧式化の傾向が否めないながらも依然として地球連邦軍の主力機として高いシェアを占めていたジムⅡであったが、次期主力量産機のジムⅢにその座を明け渡す過程において、局面に応じた改修を施されて実戦投入された機体が少数存在したとされている。
本機はジムⅡ改修型の中でも、特にジオン残党等の武装勢力鎮圧の為に編成された掃討部隊に優先配備されており、任務そのまま「スウィーパー(掃除屋」と呼称されている。
外観上の特徴として、両肩及び後腰部に増設されたスラスターユニット、バックパックの180ミリロングキャノンが目を引く。
後腰部のスラスターユニットは、後発の第3世代MSにも多用されたフレキシブルバインダーの前身とも目されており、後述する特殊兵装による重量増をカバーする為の高出力化に加え、広範囲に可動することで本機の機動性を大幅に向上させている。
180ミリロングキャノンは、戦況に応じて各種実体弾を射出可能であり、追加装備の高性能センサーユニットによりEWAC機のサポート無しでもかなり高精度な命中率を実現している。
また、ロングキャノン自体がユニット化されており、必要に応じてパージすることも可能である。
本機を語る上でもう一つ外せないのが、特殊兵装「ツインガトリング・シールド」である。
一説によれば、一年戦争時に攻防一体のガトリングシールドを携行していたジオン軍MSの資料から着想を得たとされており、本装備の完成により、長距離からのロングキャノンによる拠点破壊の後、迎撃の砲火を大型シールドで去なしつつ、高速移動しながらのツインガトリングの掃射による面制圧でターゲットを沈黙させると云う、“スウィーパー”の運用構想が固まったとされている。
その他、ジムⅡに制式採用されているビームライフル、右前腕及びバックパックに計3基のビームサーベルを携行し、前線での白兵戦にも十分対応可能である。
ご覧いただきありがとうございます!
HGUCジムⅡのミキシングです。
両肩及び後腰部のスラスターはHGシュヴァルベグレイズ、キャノン砲と膝アーマーはEZ-sr、ガトリングシールドはモデリングサポートギアとパワードアームズパワーダーをそれぞれ使用している他、ビルダーズパーツでディテールアップを行ってみました。
ヘ○ーアー○ズっぽいアングルから(笑)
キャノン砲や追加スラスターのミキシングについては、某雑誌の付録であった「USBマルチルーター」が大活躍してくれたおかげで(笑)、念願のジム系機体を相手に、自分史上かなり良い作品に仕上げることが出来て感無量であります。
もっとデカールでアピールしたかったという思いもありますが、ビルダーズパーツとウェザリングでだいぶ情報量が増えたので、最小限で止めております。※単純に目が疲れたというハナシも…(^_^;)
量産機は妄想を駆り立てられますね…
ジムⅡカッコいいよジムⅡ…(´ー`)
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2022年からガンプラ着手しました!世代的にはファーストですが、良いと思ったモノはどんどん作っていきたいです。
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