もしもガンダム・バエルが水星の魔女の世界に生まれ変わったら・・というテーマで作った機体になります。
ガンダムエアリアルをベースにバエルをミキシングして製作しています。
「皆、エクスバエルの元に集え!!」
新年あけましておめでとうございます。
そして本当にお久しぶりです。
伊藤かな恵さんとガンダムAGEとバトスピのモデラ―、叢雲です。
昨年はバトスピ再現ばかり作っていてAGEキットをほとんど作らなかったどころか、有志達がGUNSTAにも模型界見聞録のタグを作ってくれたのにイグドラシル以降更新していない始末でした・・
とりあえず、まずは生存報告を
正面
さて、今回の作品ですがちょうど第1クールが最終回を迎えた機動戦士ガンダム水星の魔女より主人公機ガンダムエアリアルをアグニカポイントあふれる機体に仕上げてみました。
ガンダムエアリアルをベースにして頭部アンテナやスラスターウィング等、バエルの特徴的なパーツを移植しています。
肩と背中、膝から下をガンダムフレーム4に置き換えた他、各部に鉄血風のディティールを加えてガンダムフレームらしく仕上げてみました。
背面
背中側から見るとほぼシルエットはバエルです。
かなり体系調整をしたりしているのでエアリアルやバエルよりスマートな体系になっているかと思います。
ただニコイチにするだけではつまらなかったので、スラスターウィングにはダブルオースカイの補助翼を追加してスラスターを計12基に増設。
補助翼取付用の装甲版はスクラッチしました。
他にも膝にフリーダム(ヘリオスの余剰)のパーツを使ったりして、各所にアレンジを入れています。
XVX-G01 ガンダム・エクスバエル
モンターク商会が保有するMS。
商会の代表であるヴィトニルがシン・セー開発公社に持ち込んだコックピットブロックだけのMSをガンダムエアリアルの予備パーツを用いて建造した機体。
機体制御にはGUNDフォーマットが用いられていることが確認されているが、ヴィトニル以外には起動すら行えない独自のインターフェイスが用いられており、動力機関から装甲材質、推進機関、武装にいたるまで現行のEMT採用型MSとは根本的に異なる機体構造を取っており、その全貌は謎に包まれている。
また、武装面においても背部スラスターと膝部の内装火器を除けばガンビットと二振の実体剣のみという極端な装備構成をしている。
しかし、推進剤を必要とせずに惑星間航行が可能な加速を実現する推進機関「エイハブ・ドライブ」、MS同士の肉弾戦にも耐えうる強靭なフレームにビーム兵器を無力化・実弾火器を低減する特殊装甲を備えており、既存のあらゆるMSとは一線を画す性能を誇る。
本機はその驚異的なまでの機動性と耐久性を活かした近接格闘戦を得意とし、その武装特性からも現行MS相手に圧倒することができる。
さらにパーメットスコア6以上に到達することで、機体の機動性・反応速度・ガンビット制御が飛躍的に向上し、機体そのものが文字通り「人機一体」の剣となって、単機での戦域支配を可能とした「悪魔」へと変貌する。
本機の構造はガンダムエアリアルとは根本的に異なるが、本機もまたGUNDフォーマットの搭乗者の生命倫理問題をクリアしており、データストームの発生は確認されていない。
本機はその圧倒的なまでの性能を持ってヴィトニルの剣、そして彼の行動の為の足として活躍する。
機体名のエクスは「Extra」の略称であると共に、本機がヴィトニルの元に彼の望む世界を切り開く為の「剣」となるという意味が込められている。
すなわち「付け加えられた剣」たる存在。それが意味するものとは・・
ヴィトニル
モンターク商会の代表を務める男性。金髪。
シン・セー開発公社と協力関係にあり、各方面での諜報活動等を行う代価としてGUNDフォーマットの研究データ・開発設備等の一部を譲渡されている。
生まれや思想・出自に関係なく、等しく平等に渡り合える世界を目指しており、各勢力間を渡り歩いて暗躍し、この世界のパワーバランスを崩壊させることを目的としている。
自らの描いた世界の為に進み続けることが自身の全てであり、戒めでもあると本人は語る。
自分には既に人並みの幸せも友情も愛情もない。
あと友人はいない。・・とも
アスティカシアに編入前のスレッタと何度か面識があり、スレッタ曰く「チョコをくれる人」。
スレッタに信頼や愛情、人が持つ当たり前の感情や友人を大切にするようにと伝えているあたり、根は良い人なのかもしれない。
余談だがヴィトニルとは北欧神話に登場する大狼フェンリルの別名。
装備品一覧
本機はガンダムフレームなので装甲を取り外すことができます。
やはりこれが鉄血キットの醍醐味ですね
以下、簡単な設定解説を交えた装備やギミックの紹介です
エクスバエルソード
腰のブレードホルダーに二本収納されている本機唯一の携行武装。希少金属性の刃を持ち、ビームはもちろん、MSの装甲をフレームごと切断する破壊力を持つ黄金の大剣。
ビーム兵器とその防御手段に特化した傾向にあるA.Sの世界では無類の強さを発揮する。
ただし本機が片手で扱えるサイズに設計されており、本機の駆動トルクとフレームの剛性があって初めて真価を発揮する。
バエルをバエルたらしめるおなじみの剣です。
・・とはいえど、身長が伸びている上にHGのバエルソードでは長さが足りなかった為、一からスクラッチ。
形状はだいぶ僕の趣味が入っています。
あまり関係ありませんがエクスバエルソードという名前の語感が気に入っています。
エクスバエルソードで何枚か
プラズマニードルガン
膝部に一門ずつ収納されている。
ファラクトのコラキに似た電磁ビームを打ち出す内装火器で、あちらが一対のガンビットを展開して網を張り巡らせていたのに対し、こちらは収束した電磁ビームを直接打ち出して使用する。
本装備は命中個所の電気系統への攻撃だけでなく、パイロットへの直接攻撃も想定しており、サージ防御の脆い機体であれば一撃でパイロットを感電死させるだけの電撃量を放出する。
位置の関係上、敵機との格闘戦になった際にコックピットを狙いやすく、また、敵の足回りを崩すのにも有効。
特に脚部に機能が集中した機体に肉薄された際には絶対的優位を取れる装備である。
バエルが腕に機能を集約していることを知っている人間であればなおのこと、意表を突いた決定打になりうる。
さて・・何リスと誰リオのことなんでしょうね・・
こちらは余っていた膝のスペースにアレンジとして加えた装備です。搭載位置といい名前といい、僕の大好きなガンダムAGE-1スパロー/Gバウンサーのニードルガンのオマージュです。
基本的に両腕でバエルソードを扱うバエルにとって、自由に射角を取れる内装火器は重宝されると思い、追加してみました。
※背中にベース機と同様のレールガンがありますが、水星世界では条約的に実弾が使いづらいので飛び道具はこれと下記の武装がメインになります
ガンビット「ラウンドソード」
左肩に装備された本機専用のガンビット。
本機のガンビットは剣と楯としての機能に特化しており、ビットオンフォームでは左肩に装備された対ビーム用のシールドとして機能、ガンビット時は刀剣型の遠隔攻撃端末となる。
刀身にはフレームと同様の高硬度レアアロイが用いられており、敵機のビームを無効化しながら、質量兵器の実体剣が高速で四方八方から飛来するという、A.S世界のMSに対して驚異的なまでの攻撃性能を発揮する。
本機最大のアレンジ装備です。
やはり水星の魔女のGUND-ARMならガンビットは欲しいなということで追加してみました。
形状や色はマクギリスが一期で身に着けていたスカーフ?マント?を参考にしています。(あとは中の人ネタでランスロットSINのコクーンの意匠も少し入っています)
本機の装備であるエクスバエルソード、そしてラウンドソードから何となくお気づきの通り、アーサー王と円卓の騎士が隠し要素として各所に入っています。
円卓の名を関するのに数が6本なのはパイロットのヴィトニルが人間としての「何か半分」を捨て去ってしまった為だとかなんとか・・。
ヴィトニル・・いったい何ギリスなんでしょうね・・
- パーメットスコア6
目覚めの時だ、アグニカ・カイエル -
パーメットスコア6以上に到達した本機が全ての能力を開放した状態。
通称:アグニカモード(※ヴィトニル談)
バエルに眠るとされるアグニカ・カイエルの魂と邂逅を果たし、文字通り人機一体の剣となります。
エアリアルといえば!のパーメットスコア6です。
シェルユニットとラウンドソードに蛍光塗装を施しているのでブラックライトで発光するようになっています。
そして、エイハブ・ドライブを最大出力、ラウンドソードを展開した本機の最大稼働状態です。
エイハブ・ドライブの爆発的な加速力、そして人機一体となり超越した反応速度から繰り出されるエクスバエルソードとラウンドソードによる無数の斬撃はまさに、とある男が求めた全てをねじ伏せる力・・
塗装前
塗装前の状態です。実のところ、配色が違うのは目と胴体、武器回りだけなのでそこまで変化は無いかもしれません。
というよりは、ほぼエアリアルです。
もしかして、これがシン・セー開発公社で建造中の状態だったりして・・(笑)
最後に恒例のパーツ構成と塗装レシピになります
パーツ構成
頭部 : ガンダムエアリアル、ガンダム・バエル
胴体 : ガンダムエアリアル、ガンダム・バエル
腕部 : ガンダムエアリアル、ガンダム・バエル
脚部 : ガンダムエアリアル、ガンダム・バエル、フリーダムガンダム(ガンダムヘリオス)
背中 : ガンダム・バエル、ガンダムダブルオースカイ(ハイヤーザンスカイフェイズ)
その他 : 30MinutesMissions ジョイントパーツ
塗装レシピ
装甲・白 : Mr.COLOR エアリアルホワイト
装甲・青 : Mr.COLOR MSブルー
フレーム等・黒 : ガイアノーツ スターブライトアイアン
フレーム等・赤 : Mr.Metallic COLOR GX GXメタルレッド
エクスバエルソード : ガイアノーツ スターブライトアイアン→ガイアノーツ スターブライトゴールド
スラスター等・金 : タミヤ メタリックブラック → ガイアノーツ スターブライトゴールド
センサー・ピンク : ガイアノーツ スターブライトシルバー → Mr.Clear COLOR GX GXクリアピンク
センサー・緑 : ガイアノーツ スターブライトシルバー → Mr.Clear COLOR GX GXクリアピーコックグリーン
ラウンドソード・青 : Mr.COLOR MSライトブルー
シェルユニット等・蛍光色 : ガイアノーツ 蛍光ブルー
装甲は艶消し、フレームは光沢のトップコートを吹いて仕上げています。
以上、ガンダム・エクスバエルでした。
いかがだったでしょうか?
趣味全開な機体ではありますが、自分なりに理想のバエルを作ることができたかと思います。
実はTwitterの方でガンファラクトも同じようにとある機体風に改造していますので、そちらもいつかこちらでお披露目できたらいいなと思います。
あとヴィトニルの花嫁の機体も欲しいですね。
誰とは言わないけど‥
・・といった感じで、今後もガンダムAGEかバトスピか水星の魔女(?)のガンプラを中心に展開していきたいと思います。
まずは忘れられないうちには次の作品を掲載したいとことです。
それでは、最後まで閲覧ありがとうございました。
またよかったら、遊びに来てくださいね。
もしもバエルが水星の魔女世界に生まれ変わったら・・というテーマで作ってみました。
コメント
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設定含め、素晴らしい&迫力満点な「エクスバエル」でしたよ(gandam-hand1)
ありがとうございます!
せっかくバエル×エアリアルで作るならと、設定含めて遊び心を入れてみました
ガンプラ復帰勢です。AGEキットを中心に作っています。
最近はレギルス、Gバウンサー系を中心に制作中。
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