シュヴェルバルデ

叢雲です。
まずは前回のカスタムディランザを多くの方に見ていただけて大変うれしいです。
しかもデイリー２位！

閲覧していただいた方々、いいねを押していただいた方々、ありがとうございました。

さて、今回もまたジェターク寮・・改めジェターク艦隊所属のムラクモです。

第13話以降、意志拡張AI「SUSANO-O」の実戦運用データ収集の為、アスティカシアを休学（事実上の卒業）、配属されたジェターク艦隊にて受領した機体・・という設定で作ってみました。

カラーリングや装備回りにカスタムディランザの面影を残しつつ、前回以上に趣味全開で改造しています。

ダリルバルデをベースに装備レイアウト等を変更しています。

また、１３話以降、実戦部隊の主戦場は地球上となるため、腰部にフライトユニットを装備するなど、重力下での運用も視野に入れた改造をしています。

学園で使用していたカスタムディランザと並べるとこんな感じです。

カラーリングやメイン武装のヒートソード、頭部や肩部の形状などカスタムディランザの面影を残すなどして「同じ人が使っている感」を出してみました。

カラーリングは黒を一段階明るいダークグレーに、白を削って黒とオレンジの配色を増やして、より引き締まった感じにしてみました。

以下、いつもの設定解説です。
（こういうの考えるの好きなんです）

【シュヴェルバルデ】

意志拡張AI「SUSANO-O」の実戦運用データ収集の為、ダリルバルデと同型の試作機をベースに開発されたジェターク社の実戦用MS。
意志拡張AIによる操縦を中心としたダリルバルデとは異なり、パイロットとAIの連携を目的としたのが本機である。

機体構造はダリルバルデとほとんど同じものを流用しており、主に重力下運用の為の改修とパイロットに合わせた武装レイアウトの変更が行われている。
携行武装は二振りのヒートソード【トツカ改】と二丁のビームマシンガン。
トツカ改は持ち手を連結されることで薙刀としても使用することができる。
イーシュヴァラBタイプは外付けでウェポンラックを取り付けられる他、接続部が改良され、
機体本体に接続したままサブアームとして使用することも可能となっている。

また、主戦場となる重力下での運用を想定し、腰部にフライトユニット、肩部にスラスターユニットを追加することで短時間ながら大気圏内飛行も可能となっている。

これらによって兄弟機であるダリルバルデを上回る多彩な攻撃性能と機動性を獲得した本機だが、複数の機能を組み込んだことで操縦系は複雑化している。
その為、パイロットと意志拡張AIの連携によって操縦を行うことが前提となっている。

機体の制御系にはディランザから受け継いだSUSANO-Oが移植されている。
学習が目的であったディランザとは異なり、上述の通り本機はAI側が全面的に機体制御にも加わることを想定した機体となっており、パイロットとAIの連携次第では従来機を大きく上回る機体制御が可能となる。

シュヴェルバルデとはドイツ語で「選ばれた剣」を意味し、本機がSUSANO-Oにとって最良の剣、そしてジェターク社の威信を守るための剣であるという意味が込められている。

ジェターク艦隊に配属されたムラクモは本機を受領し、セキュリティフォースの一員として地上での掃討作戦に参加した。

「いいんだSUSANO-O・・
引き金は僕が引く。
それは僕が背負わなければいけない罪だから」

【ムラクモ・M】

本機の専属パイロット。SUSANO-Oの実戦運用データ収集の為、アスティカシアを休学（事実上の卒業）し、ジェターク艦隊に配属された。
その後はセキュリティフォースの一員として編入され、地上での戦闘に参加した。
以降は掃討作戦に加え、テロリストの潜伏した難民キャンプへの無差別攻撃など非人道的な作戦にも参加し、各地の最前線を転々としていた。
アーシアンでありながら、ジェターク社の信頼回復とデータ収集の為、そしてジェターク社のパイロットである自分の居場所を得るために、常に最前線にて多くのアーシアン相手に刃を振るい続けた。
「自分の剣を振るう意味」「居場所を得るために戦うことの意味」その二つの意味を問い続けながら、彼はただジェターク社の為に戦い続ける。

【SUSANO-O】

ジェターク社のAI研究部門が開発した意志拡張AI。実戦運用データ収集の為、ディランザからシュヴェルバルデへと移植された。
ディランザの時とは異なり、本機では全面的に戦闘に参加し、駆動系や空力制御、イーシュヴァラBタイプ、アンビカ―の制御などを行う。

時折パイロットの行動や感情を理解しているかのような行動を取ることがあり、難民キャンプへの攻撃時はムラクモの気持ちを察し、彼の代わりに引き金を引こうとした。

専用ヒートソード【トツカ改】

本機専用に開発されたヒートソード。ムラクモのカスタムディランザのメイン武装であったトツカをベースに、二刀流での運用やイーシュヴァラで射出した際の影響を考慮した軽量化が行われている。

形状はより日本刀に近いものとなり、実戦仕様での運用を前提とした高出力化によって切断力は先代トツカよりも向上している。

ただし軽量化によって質量兵器としての側面は損なわれている為、威力を最大限に発揮するには高い剣術の技量が要求される。

不使用時は背中のイーシュヴァラBタイプに外付けされたブレードマウントに収納されている。

ディランザから引き続き装備している、水星世界での僕のパーソナルウェポン「トツカ」です。

先代トツカはフェルシーに託す形でジェターク寮に置いてきた（ということになっている）ので新型を製作しました。

ブラックライトを当てると刀身が発光する他、連結してナギナタにもなります。

上述の通り、より刀に近い形状に変更し二刀流でも扱いやすいようにしています。
設定どおり、先代トツカよりも小型かつ軽量型になっています。

なお形状が複雑になった為、作る本人への負荷はむしろ増えました（）

解説のところでも装備していましたが、手持ち火器としてビームマシンガンを二丁装備しています。

ビームマシンガンはブレードマウントと選択式で装備したガンマウントに収納可能で、収納状態のまま使用することもできます。

前腕部のナイフシースにはそれぞれコンバットナイフが収納されていて、前に向けることで引き抜くことができます。

また、刃だけを展開して直接攻撃することもできます。

重力下仕様ということで追加したフライトユニットと肩部スラスターユニットはある程度、自由に可動します。

こんな感じでバックブラストして急制動してみたり。

他にもベース機がダリルバルデなのでナイフを展開したままイーシュヴァラAタイプを射出したり

Bタイプをメインアームに持ってきて近接射撃形態に変形できます。

この形態ではビームサーベルが使えるので実体剣が通らない相手にも有効になります。

水星の魔女はこれから、どんな展開になるのか予想もできませんが、とりあえず後輩がピンチの時には駆けつけてくれるムラクモ先輩でありたいです（）

地上での戦いでメンタルはボロボロだろうけど、いつかジェターク社のためではなく「本当の居場所」を守るために戦えるようになるといいな、なんて・・

そしてそれは何処なのか・・

まだまだ先が作れそうですね！

以上！シュヴェルバルデでした。
いかがだったでしょうか？

最初、ダリルバルデの名前をそのまま使おうと思ったのですが、どう考えてもグエル専用の名前なのでドイツ語で「剣」を意味するシュヴェールトから取ってシュヴェルバルデにしました。

「選ばれた剣」の名の通り、グエルやジェターク寮の道を切り開く力になりたい・・という願いを込めて作ってみました。

機体構造、パイロット共々まだまだ拡張できる機体なので、この機体の強化機体か、上位機もいずれは作ってみたいです。

最後まで閲覧ありがとうございました！