もしも自分がシュバルゼッテの同型機を受領したら・・という設定で作った機体です。
お久しぶりです。今回もジェターク寮のムラクモです。
ついに水星の魔女も最終回を迎えまして、ジェターク寮勢みんな無事だったことにまずは一安心です。
今回はそんなジェターク寮のムラクモとしてカスタムディランザ、シュヴェルバルデに続いて第22~24話で搭乗したという設定の最後の専用機を作ってみました。
主にガンダム・シュバルゼッテをベースにウヴァルやダリルバルデ、バルバトスルプス等のパーツをミキシングしています。
頭部はウヴァルをベースにダリルバルデやシュバルゼッテのパーツを加えて、水星の魔女の機体らしく改造しています。
ウヴァルを選んだ理由としてはデザイナーが同じ刑部さんということと、後述する機体とパイロットの設定からパイロットとAIのそれぞれの目を表現したい為です。
ジェターク社製MSのテーマである「人とAI」を僕なりの解釈で表現した機体ですので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。
バックパックはシュバルゼッテをベースにレーザーブレードと強化型イーシュヴァラを追加し、印象を変えてみました。
ベースとなったシュバルゼッテの本体は比較的シンプルなのですが、はジェターク寮機体の集大成として前型機シュヴェルバルデ(ダリルバルデ)の要素を加えたギミック盛りだくさんの機体にしてみました。
歴代のムラクモ搭乗機であるカスタムディランザ、シュヴェルバルデと並べるとこんな感じです。
本体はシンプルなカラーリングにしてはシェルユニットと全身に追加したレーザーブレードの色が目立つようにしています。
その為、歴代ムラクモ機と比べるとシュヴェルジッツはオレンジ部分が頭部センサーのみと極端に少なくなっています。
以下、いつもの機体とパイロットの解説です。(こういうの書くの好きなんです)
A.S.122
クワイエット・ゼロ事件の裏側でべネリットグループ本社フロントを守るべく、議会連合と戦う もう一機のガンダムの姿があった。
それは彼らの見つけた -【剣の居場所】 -
MDX-0005 ガンダム・シュヴェルジッツ
ジェターク社のAI研究部門がダリルバルデをベースに一時的に接収していたガンダム・エアリアルのデータを活用して開発した第5世代MS。
機体の中枢にはシュヴェルバルデから移植された意志拡張AI「SUSANO-O」が搭載されている。
ガンダムの名を関した機体だが本機の操縦インターフェイスは従来のGUND-ARMとは異なり、機体とパイロットとの接続の間にAIを挟む形式を取っている。
その際、AI側がデータストームの負荷を負担することで人体への悪影響を抑え込むことに成功している。
しかしGUNDフォーマットとの間にAIを挟むことによって機体の挙動にタイムラグが生じるため、反応速度では純粋なGUND-ARMには劣る。
ただし、AIとパイロットとの同調率によってはこのタイムラグを限りなく軽減することが理論上は可能とされている。
ジェターク社本社にて起動実験が行われた後、先行してロールアウトしたガンダム・シュバルゼッテのパーツを流用することで実戦配備型として完成したのが本機である。
その為、コックピットブロックを除いて外装の大半がシュバルゼッテに置き換えられている。
基本装備はシュバルゼッテの内装火器に加え、強化型イーシュヴァラ「マへ―シュヴァラ」と主武装である多目的攻防プラットフォーム「ハバキリ」を備えている。
手持ちの刀剣に加え、サブアームと全身のレーザーブレードを併用することで高い近接格闘能力を有している。
本機はクワイエット・ゼロ事件を巡る最後の戦いに置いて議会連合の介入に対する抑止力としてオルトリンデ隊に緊急配備された。
同部隊に派遣中のムラクモの乗機として一連の事件の後方で議会連合の派遣したガンダム・ルブリス部隊と交戦、複数のルブリスタイプとガンヴォルヴァを撃退し、べネリットグループの本社フロントを守り抜いた。
シュヴェルジッツとはドイツ語で剣を意味するシュヴェールトと居場所を意味するヴォーンジッツからの造語であり、【剣の居場所】という意味を持つ。
そこには自身の居場所を得るために戦い続けてきたムラクモが見つけた彼の居場所であるジェターク寮およびジェターク社を守るために最後まで戦い抜くという決意が込められている。
「守りたいものがあるから。
戦う理由なんて、最初からわかっていたんだ。
守って見せる・・ここはようやく見つけた、僕たちの居場所なんだ」
・ムラクモ・M
ジェターク寮に所属するパイロット科3年。学籍番号KP017。
剣の腕を買われてジェターク社にテストパイロットとして拾われたアーシアン。
現在はジェターク社管轄のセキュリティフォースの部隊、オルトリンデ隊に派遣されている。コールサインはオルトリンデ5。
意志拡張AI「SUSANO-O」開発のために地上での戦闘に参加していた。
自身の居場所を得るために戦い続けてきた彼は、自身が生きる為に地上で同じアーシアンに刃を振るい続けることに対し、そうまでして自分が生きる為に戦う意味を見出せずにいた。
そんな中で、上官からの「自分たちはただ求められた結果を出すしかない」という言葉で心を保ち、ジェターク社の為に最前線で鬼神のごとく活躍をした。
その後はテロによって被害を受けたアスティカシアへの救援の為、学園へと戻り、傷ついた後輩たちを励ます中で、彼もまた自分の守るべき存在に気づく。
自分を受け入れてくれたジェターク社、ジェターク寮という居場所と仲間たち。守るべき自身の本当の居場所を得た彼は動乱の中で最後までそれを守るために戦い抜くことを決意する。
そして、クワイエット・ゼロを巡る最終決戦では議会連合の介入に対する抑止力としてガンダム・シュヴェルジッツを受領し、グエルやフェルシー達の帰る場所を守るべく戦い抜いた。
・意志拡張AI「SUSANO-O」
ジェターク社のAI研究部門が開発した試作型意志拡張AIの一つ。
シュヴェルバルデから本機へと移植され、メインOSとGUNDフォーマットの制御を担う。
SUSANO-Oは駆動系制御と空力制御を得意とする傾向があり、学園での決闘から実戦得て共に戦い続けてきたムラクモとの同調律が非常に高い。
その為、シュヴェルジッツの欠点である操縦系のタイムラグを限りなく0に近づけることが可能となっている。
これまでも搭乗者の意志や感情を理解しているかのような挙動を取ることがあったが、クワイエット・ゼロを巡る最終決戦の中では
多大なデータストームの影響を受けたことでAIでありながら完全な自我を持つようになる。
その際、パーメットを介して意思疎通を取ることが可能となり、意志拡張AIとしての一つの完全体へと進化を遂げた。
最終決戦では覚醒したその能力を活かし、パイロットと共に機体性能を限界まで引き出し、ガンダム・ルブリス部隊から本社フロントを守り抜くことに成功する。
クワイエット・ゼロ事件後は、その存在の危険性を危惧して開発計画から抹消、ムラクモの乗機に引き続き搭載され、前線で運用されることとなる。
・強化型イーシュヴァラ【マへ―シュヴァラ】
ガンダム・シュヴェルジッツの固定装備。ダリルバルデ/シュヴェルバルデに搭載されていたイーシュヴァラの発展型。
グスサー・イーシュヴァラとは真逆にAタイプとBタイプの機能統合というコンセプトで開発された。
ビーム発生器は手持ちのビームカタナとしても使用可能。
ダリルバルデのビームカタナやシュバルゼッテのビームブレイドと比べると発振器が小さいため出力は低下しているが、小型であるため取り回しに優れている。
イーシュヴァラAタイプと同様にマニピュレーターが展開。
シュヴェルバルデのサブアームとしての機能をさらに発展させ、もう一対の腕として使用することが可能となる。
本機専用の強化型イーシュヴァラ、マへ―シュヴァラです。
両方の機能を持ったイーシュヴァラがあったら・・というイメージを形にしてみました。
それに伴って名前もイーシュヴァラ(自在天)からマへ―シュヴァラ(大自在天)へと変化しています。
分離状態での機能を発展させたダリルバルデに対し、装着状態での運用性拡張を行ったシュヴェルバルデのそれがさらに発展した・・というイメージでその系譜を表現してみました。
シュヴェルバルデではあくまでサブアーム程度でしたが本機に人間(ムラクモ)とAI(SUSANO-O)それぞれの目があるのなら、腕もそれぞれあってもいいのではないかと、完全にもう一対の腕になっています。
・多目的攻防プラットフォーム【ハバキリ】
ガンダム・シュヴェルジッツの主装備。
主武装となるビームサムライソードとその鞘であるソードシース、四肢と背中に装備された6基のレーザーブレードから構成される。
・ビームサムライソード
トツカシリーズとビームカタナ、ビームブレイドの技術を組み合わせた高出力ビームソードであり、敵機をビームサーベル、電磁バリアごと両断することが可能な威力を発揮する。
・ビームブラスター
ビームサムライソードを鞘に収納した状態で使用可能になる本機唯一の携行火器。
シュバルゼッテのガーディアンに搭載されているビームガトリングと対になるようにこちらは一撃の威力と射程を重視している。
また、ガーディアンと同様にフォアグリップを展開することで射撃精度を高めることができる。
鞘には電磁バリアの機能が備わっており遠隔操作可能な盾としても運用できる。
・レーザーブレード
本機の四肢と背中に装備された6基の刀剣型ガンビット。
高周波ブレードの一種であり、刀身にエネルギーを流し、高速振動させることで熱と振動で対象を両断する。
また電磁バリアの発生機能を備えており、防御にも使用可能。
「ああ・・行こう、僕たちはもう '一人じゃない'」
- パーメットスコア 5 -
・ガンビットソード
ビームサムライソードにソードシース、レーザーブレードを合体させた本機最大にして最強の武装。
ガンダム・エアリアル改修型のガンビットライフルを参考に開発され、本機のそれは全長数百メートルに渡る超大型ビームサーベルを発振させて対象を消滅させる。
また、一応は射撃形態のガンビットブラスターとしても使用可能だが、フォアグリップだけでは射撃の反動に耐えられない為、射撃精度は安定しない。
シュバルゼッテがエアリアルを参考にしているのなら・・ということで考えていたガンビットソードです。
どちらかといえばダブルオークアンタですが()
盾のエアリアルに対する剣のシュバルゼッテなら、その中間に位置するシュヴェルジッツはさらに剣としての機能を尖らせても面白いんじゃないかなと作ってみました。
ただ、理論上はガンビットブラスターにもできるんだからエアリアルの上位互換じゃない?という自分自身への疑問に対しては、本来は射撃用ではないので肝心の射撃精度が安定しないということで納得しています。
カスタムディランザ、シュヴェルジッツと装備してきた歴代トツカシリーズとの比較です。
(左から「トツカ」「トツカ改」「ハバキリ」)
元々ヒートソードをメイン武装にしていた理由は「ムラクモが自分がアーシアンであることに縛られているから」という裏テーマがあったためです。
なので、それらの迷いを振り払って最後に使うのはビームソードと決めていました。
シンプルな威力重視のトツカ、軽量化し、薙刀としての機能も加えた取り回し重視のトツカ改、そして原点回帰で威力重視かつガンビットとしての多様性を加えたハバキリという感じになっています。
元ネタのトツカノツルギ/アメノハバキリに最も形状が近いのはハバキリになります。
以上!ガンダム・シュヴェルジッツでした!
いかがだったでしょうか?
当初の予定では最終搭乗機はシュヴェルバルデの改修型の予定だったのですが、アニメでのシュバルゼッテの活躍を見てせっかくなら、と
念願の自分用ガンダムを作ってみました。
人間とAIを表す二対の目と腕、専用の刀とガンビットなど、ムラクモとSUSANO-Oのガンダムを趣味全開で表現してみました。
機体名に【剣の居場所】を冠した通り、僕のジェターク寮への愛が伝わったでしょうか。
これが最後のような流れにしてしまいましたがジェターク寮機体はあと4種類くらい考えていますので引き続くお付き合いください。
次回 機動戦士ガンダム水星の魔女 フェルシー・ロロの楽しい職場体験
お楽しみに
冗談みたいなタイトルですが、本気でバリエーション機体を考えていますので、また見ていただけると嬉しいです。
それでは最後まで閲覧ありがとうございました!
もしも自分がシュバルゼッテの同型機を受領したら・・という設定で作った機体です。
コメント
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(設定含め)多腕と大型剣を構えた姿が素晴らしい「シュヴェルジッツ」でしたよ(gandam-hand1)(iori_sei)
ありがとうございます!
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