ガンダムW5機のビルド化計画其の伍、遂にガンダム5機コンプリートしました!!
ここまで来るのに長かった、実に長かったです。
このガンプラの主だった各部パーツ自体は2年前迄には揃っていたものの、各翼可動部の強度を保つのに必要なパーツだけが納得がいく物が見つからず、他の4機がロールアウトしてからもずっと箱に入れたままでした。
ところが先月新発売された30MMのジョイントパーツの1つが、ものの見事にジャストフィットする事が発覚して遂に完成に至る事ができました。
今はウイングゼロ(EW)というのが正式名称ですが、リアタイ世代の自分にとってはゼロカスなので『ゼロカスタム』と呼称します。
劇場版ウイングゼロカスタムを全体の主軸に、TV版ウイングガンダムとウイングゼロの意匠を副翼で表現してます。
【大気圏突入モード】
やはりゼロカスと言えば大気圏突入モードは外せません。
各パーツバランスはゼロカスに合わせているので、正面からの見た目はほぼ同じに見えます。
劇場版当時から長年謎だったツインバスターライフル一体どこにしまってたんだ問題も、MG ver.Kaで折り畳んで主翼裏に保持してたギミックで解消されました。
しかし本機では主翼を更に折り畳んだり、バスターライフルが中折れしててもそこそこ長くて安全に保持するのが難しかったので、副翼の内側にジョイントパーツで接続する方式にしてます。
あと、シールドは大気圏再突入時に重心バランス取らなきゃいけないのに片腕にあるのも変かなと思ったので、背中の中心に接続してます。
【ネオバード形態・大気圏内モード】
もちろんネオバード形態に変形出来ます。
脚部装甲はストライクフリーダムを使っていますが、中の膝関節はウイングガンダム系の逆関節になるパーツをはめ込んでいるため、ちゃんとクランク状に曲げられます。
ツインバスターライフルはシールド両端に懸架したかったですが、シールド重量と機体と長物ライフルの全体的なバランスを考慮し、主翼のメインフレームにジョイントパーツで懸架してます。
【ネオバード形態・大気圏外モード】
ちゃんとこの形態も再現出来ます。
スカイハイウイングのギミックを用いて主翼を側面〜胴体前面を覆えるように可変。副翼はフレーム位置を動かせるのでバランス取れてますね。
【着陸形態】
せっかく副翼が大きく動かせるフレーム使ってるんで、着陸形態も出来るようにしました。
着陸時は副翼が下向きになり、TV版ウイングガンダムのバード形態と同じように爪とスラスター先端部がランディングギアみたく接地します。
主翼も鳥が翼を閉じてるように折り畳みます。
また、ベクタードバーニアを垂直下方向に向ければ空中でホバリングも可能。
肩のマシンキャノンだけは再現出来るパーツが見つからず、サイドアーマーにビームサーベルラック兼用でビームマシンキャノンを装備。
ビームサーベルのエネルギーを経由して単発速射式ビームを発射する設定です。
【副翼】
スカイハイウイングの副翼はどうにもこじんまりしていてカッコよくなかったので、フェニーチェリベルタの主翼を使ってます。基本形状はリベルタのままですが、割と手を加えました。
中央のビームタイヤ用のフレームを切り出してベクタードバーニアにして推力を上下方向可変式に。
バーニア上部の爪に当たる金色のパーツも少し切り出して閉じ込む角度を深くして、閉じた状態でバーニアに覆い被さる部分を増やすようにしてます。
下に伸びてるスラスター先端部は本来のリベルタでは2枚羽みたく隙間があった部分を、フェニーチェのウイングパーツのジャンクを2つ重ねてスラスターベーンっぽくしてます。
腰部との接続フレームもリベルタのは華奢なパーツだったので、ジャンクパーツのトライエイジマグナムのトライホルダーフレームを2個使用してガッチリ強度を取ってます。
【ウイングシールド】
劇場版のゼロカスはシールドは持っていませんが、MG ウイングゼロ EW ver.Kaで左腕に装着出来るギミックが有ったのをこの機体でも再現しました。
全く同じやり方は自分の技術では難しかったので、ジャンクのジョイントフレームがちょうど腕装甲の隙間に良い感じに収まってシールドを懸架出来ました。
バスターライフル両手持ち時はシールド下部のヘッドガードパーツを腕の裏側に装着。
ヘッドガードにはウイングバルカン代わりのノーズビーム砲を装備してます。
『これが、お前の言う正義なのか!?』
『俺は犠牲の上に成り立つ、平和という名の正義が、本当に正しいか確かめたいだけだ! その為に、俺は悪になる!』
『五飛、教えてくれ。俺達はあと何人殺せばいい。俺はあと何回、あの子とあの子犬を殺せばいいんだ』
『ゼロは俺に何も言ってはくれない。教えてくれ、五飛』
『…あれがまた繰り返されるというのか!?』
『ゼロ、動けるか?』
『いいだろう、これが最後の出撃だ』
『ターゲット、ロックオン』
『確認する。シェルターシールドは張っているな? シェルターは完璧なんだな!?』
『勿論です。貴方達の無力さを思い知りなさい』
『了解した』
『あっぁ!?』
【塗装前】
ウイングガンダムゼロカスタムっぽく見えるけども、類似はゼロとフェニーチェ系だけで何一つゼロカスの純正パーツは使っていません。今回は特に切った貼った部分は腕と副翼くらいで、ほとんど元パーツのままです。
〈頭部〉ウイングゼロ炎
〈胴体〉インパルスアルク
〈肩部・腰部・副翼〉ウイングガンダムフェニーチェリベルタ
〈腕部〉ウイングゼロ・フェニーチェ膝
〈脚部〉ストライクフリーダム
〈足首〉ウイングゼロ炎
〈主翼〉スカイハイウイング
〈武装〉テルティウムアームズ
ここのパーツがロールアウトがずれ込んだ1番の原因です。
本来のスカイハイウイングの白いジョイントパーツは翼側との隙間が多く、大きな翼の荷重が最も掛かる部分だけに固定しようにも接着強度も充分に取れない物でした。
しかし先月新発売の30MMのジョイントパーツセットの内の1つがまさかの翼との隙間が全く無い理想的な形状で、これまでの遅滞が嘘のように完璧な仕上がりになりました。
【本家MGとの比較】
MGの方は美しさが際立つ明るめなトリコロールですが、HGの本機はティターンズブルー1・2で抑えめなテイストにしました。
またアクセントに肩や副翼等にゴールドを差し色に使ってます。旧HG(1/100)のウイングガンダムのガンプラでも金メッキパーツ使われてたので、そのオマージュでもあります。
ゼロカスといえば、ツインバスターライフルの連結機能は絶対に必要です。
本家の方は平面で合わせやすい形状ですが、今回のテルティウムアームズのロングビームライフルは楕円形をしており、ネオジム合体するには双方の接合面を極力平面にしないと整合性も取れないし、盛り過ぎると副翼に懸架する時の重量の事も考えないといけなくて作業が難航する事に。
最終的には直接連結は諦めて、T字ジョイントパーツでライフル後部の3㎜穴で連結する方式にしました。
バード形態や大気圏突入モードで翼にマウントする為にライフル後部3㎜穴は活かす事は必須でした。しかし元のパーツのままだとパーツ強度が無さ過ぎてヒビ割れてしまったので、ジャンクパーツで補強してます。
そんな訳でただでさえ全長が長くなってしまったので、ラストシューティングポーズでライフルを構えるとツインアイを覆い隠すほどになってしまっています。
仕方ないのでT字ジョイントパーツにサイトレンズを付けてガンサイト風にしました。(額のメインカメラがあるから一応大丈夫かなと…)
任務、完了。
コメント
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おおっ…!ここにもフェニーチェとスカイハイウイングスの組み合わせによるウイングゼロ再現機体が…!
コメントありがとうございます!
制作中、他の人とネタ被りしていないかネットで画像探してた時に、DoctorHさんのウイングゼロカスタムを見かけてました。
まさかあれを造られたご本人からいいねもらえるとは嬉しいです。
見てくれてありがとうございます
被ったらサイコフレームの共振だと思いましょうよ
ミキシングしたり設定に凝ったりと四六時中ガンプラの事考えていて、筆塗りでちまちま塗ってます。
最近は本物にこだわったロケ撮影でガンプラと一緒に全国を回ってます。
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