過去に作った改造機です。
以下設定(UC0097年に書かれたという体で解説文と表記)及びちょっとした小説パートです。
解説文①:本機の概要
型式番号:MSA-003[FGCas]
本体重量:37.0t
全備重量:57.4t
ジェネレーター出力:1670kW
スラスター総推力:110000kg
装甲材質:ガンダリウム合金、一部チタン合金セラミック複合材
センサー有効半径::14200m
姿勢制御スラスター:12基
本機は民間軍事会社「フォード・ガード・カンパニー」(以下FGC)が運用するネモの改造機である。
漂流していたネモを様々なMSのジャンクで修復した機体である。
解説文②へ続く
解説文②:改修内容
本機のベースとなったネモは各部を損傷、特に頭部、両腕部を完全に失いコックピットも破損しておりオーバーホールが必要な状態であり修復と同時に性能向上を計った。頭部はジムⅢの性能向上型のものを修復したものを搭載、肩より下の腕部はジム・カスタムMk-Ⅱのものに変更、バックパックはジェガン用に変更。さらに機体の中身もジェネレーターをバーザム用に変更、脚部スラスターを出力強化といったように大幅な改修が施されている。そこまでしてネモを使ったのにはパイロットの意向があった。
解説文③へ続く
解説文③:FGCについて
パイロットに触れる前に、FGCについて語る。この会社は元ジオン公国軍人のローゼ・フォードが作ったものであり、民間の鉱物採取や史跡調査といった事業の護衛を主目的としている。それらは同じ宙域にて行いかつ長期の事業となるためか、使用する艦艇は居住性も重視、護衛という性質からか推進材こそ多くないが即応性の高い高機動型MSを多く保有するといった特徴がある。ネモ・レスティトゥオが高い推力を持つのもこれがあるためだ。
解説文④へ続く
解説文④:本機のパイロット
本機のパイロットは17歳の少年、朝霧スバルであった。彼の両親は父は歴史学者、母は軍人であった。エゥーゴに参加しグリプス戦役でMIAとなる。そのあとは父に育てられてるも、父は一年戦争のサイド1の史跡の調査にて宙賊による略奪に遭い父も死亡した。事件は解決するもその際の連邦軍による対処は遅れていたため、軍では守りきれない人を守りたいという意識を彼に抱かせ、FGCへの所属を決意させ16歳の頃に入社する。当時は若いからと不安視されるも、徐々に頭角を表し社内でも上位の腕前を持つこととなった。しかし、当時の乗機はジムⅡにジムⅢのバックパックを載せただけの機体であった事から、バージムやジェガンといったのり運動性の高い機体に乗り換える事を考えていたおり、本機のベースとなるネモが漂流しているのを見つけた。このネモを回収したが、なんと母が乗っていた機体であり死亡した母とスバルは対面する事となる。彼はそんな母の形見である本機に乗る事を決意。改修させてできたのが本機である。また、彼は母似の美少年であるがそれはコンプレックスであるらしい。
解説文⑤へ続く
解説文⑤:本機の運用
本機の初陣はサイド2の史跡調査の護衛であった。そこでの調査中に宙賊のMS3機による襲撃を受けたのであった…
設定文終了です。以下小説パート
朝霧スバルが母艦であるマゼラン改級の食堂で同僚のアリサ・グレイスと話をしていた時、スクランブルが出た。史跡の調査を行っている所に宙賊のMSが向かってるのを確認したとの事だ。
2人は急いでパイロット・ピットへ向かい、ノーマルスーツへ着替えて格納庫に出た。
スバル「…母さん、守ってくれるよね」
彼は母の形見のネモを改装したネモ・レスティトゥオに乗り込み、機体を起動、IMPCを発艦モードにセットする。
スバル「父さんみたいに死なせてたまるか…!」
アリサのヘイズル改と同時にのカタパルトより発艦し、デブリ群を高速で突き抜ける。これは第2世代MSのネモ・レスティトゥオと1.5世代MSのヘイズル改の運動性の差であるが、アリサの役割は狙撃であるため大した問題はない。そして、抵抗する調査用のボールG型にビーム・ライフルを向けるリック・ディアスを捕捉。即座にそれへビーム・ライフルを発射しコックピットを貫いた。ジムⅡが彼を狙いビーム・ガンを撃つがそれはことごとく避けられた。
宙賊「何!?バッタか!?…ぎゃっ!!」
そしてそこへビームが飛来しジムⅡを爆球に変える。アリサの狙撃だった。そして、スバルは機体を宙賊の来た方位へ加速させる。
アリサ「スバル、どこに?」
スバル「1機足りないんだ!アリサはこの人達の護衛を!きっと…!やっぱり!!」
機体のモニターには昔の戦乱にて撃破されたであろうジム・スナイパーⅡを回収しようとしていたリック・ディアスが写っていた。
スバル「お前らの思い通りにはさせないよ!」
リック・ディアスにビーム・ライフルを向けるが、気づかれたのかクレイ・バズーカを撃たれる。スバルはそれを避けながらビーム・ライフルを撃つが、照準を付けられなかったからかそれは外れてデブリ群に当たる。しかし、1発がリック・ドムの残骸へ命中、爆発を起こして周囲のコロニーの残骸のミラーへ反射する。スバルもリック・ディアスのパイロットも驚いたのか射撃が止まる。
スバル「眩しいよぉ!!…そうか!これを使えば…!」
スバルは一時的に後退、様子を見ることにした。すると、宙賊はジム・スナイパーⅡの残骸を回収しようと表れた。
スバル「…ジムのパイロットの方、ごめんなさいっ!」
スバルはジム・スナイパーⅡの残骸へビーム・ライフルを発射、爆発させてミラーへその光が反射、リック・ディアスの視界を奪う。
スバル「もらったぁ!!」
そんなリック・ディアスの上方よりビーム・ライフルの銃身下部のグレネード・ランチャーを撃ちながら接近、両脚と右腕を破壊した。
スバル「…投降して!」
ライフルを投げ捨ててビーム・サーベルを頭部へ突き付ける。そして宙賊は投降。事件は終結した。
スバル「疲れたぁ…」
スバルとアリサは風呂にて戦闘の疲れを癒していた。この艦はFGCの長期間の活動という性質上、このような施設を設置している。
アリサ「…よくやったね」
スバル「今考えると同じ事が2回通じたのは奇跡的だったね…次は気を付けよっ」
アリサ「ふふ、頑張って」
小説パート終
今回の機体の改造点は
①バックパックをジェガンのものに変更
②頭部を加工したジムⅢビームマスターのものに変更
③肩を除く腕部をガンダムMk-Ⅱのものに変更
④サイドアーマーをパワードジムカーディガンのものに変更
といったものです。ちなみにストライクダガーのビーム・ライフルを装備させてますが、投稿制限があるのでそちらは明日投稿します。
元々の名前はツイッターで募集したものを組み合わせた"ネモRレスティトゥオ"でしたが、言いにくいとして名前を分割、本機にはレスティトゥオを受け継がせ、同時投稿のネモR2型にはRを受け継がせました。そちらはさらに2が付いたのはネモ・リメスがMSA-003Rを使ってたからです。そして、実はこの機体が当初ネモRレスティトゥオとして作られた機体です。当時は塗装がうまくいかなかったので作り直したのが同時投稿したネモR2型になります。そしてこっちの機体はプラ板の実験とかに使われたりしたあとに今の見た目になりました。また、この機体の腕部は元々は旧ジム・カスタムMk-Ⅱ(2)の使い古した腕部です(一応旧ジム・カスタムMk-Ⅱは別の新造した腕部を付けてます)。
そして、今回はこのアカウントでは初の小説パートを入れてみました。スバル君ちゃんの活躍、しっかり描けていたと思いたいです…それはそうとさりげなく混浴してます()あとアリサのヘイズル改についてもいずれ投稿予定です。
夏野エミについても今回みたいに小説風のものをやってみたくなっきた…まぁ投稿するもの投稿し終えちゃってますがね。
今回は小説パートを入れてみました。感想とかあると嬉しいです。
コメント
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ネオジオン紛争の裏での外伝!
コメントありがとうございます!
大体不死鳥狩りやってる頃の物語ですね…
自分のオリジナル設定の714部隊関連の機体も投稿していきます。ここで語る設定等はツイッターで語ったものと矛盾する場合は、ここで語った方が最新のものになります。
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