ジム・カスタム

素立ちもよく決まりますね…HGUC版はプロポーション、ディテールが個人的には最高のジム・カスタムですね。というかそこはHGUCでの最高レベルに思えます。まぁ稼働範囲がパワード・ジムのパーツを使ってるのでイマイチ、左手のサーベル保持手首無し、ABS使用と一部に難がありますね。

ジム・ライフルとシールドを装備。ジム・ライフル保持用に角度のついた持ち手があるのが良いですね。余剰で角度なしのもあるのでブルパップ・マシンガンなどを持たせたい時はそれを使うのも良いですが、そちらは凹がないので一部の武装は装備できません。

以下ストーリー開始

UC0082年、マレー半島。地球連邦軍はインドシナ半島に潜伏するジオン残党の掃討作戦を発動、多数のMSを用いて北から南へ押し上げていく。それから1ヶ月後、マレー半島中部へ追い込みシンガポール駐留部隊と共に包囲、殲滅を開始しようとしており、損耗のため新たにグレイファントム級タイコンデロガやボルネオ島駐留部隊を投入し戦力を増強した。陽動部隊に多少の損害は出たもののニューギニアの特殊部隊により敵防空網に打撃が与えられた頃、低空から侵入したタイコンデロガはMS部隊を展開、そして2機の白いMSが発進した。

エイレン「…やっぱり動きが軽いですね…ジム・コマンドよりも重いはずなのに…」

ハルナ「出力もあるけどマグネットコーティングのおかげね」

エイレン・ユーリ中尉とその上官の白根ハルナ中佐は10数秒前に発艦したジム・コマンドを追い抜く。ハルナの指揮する第1小隊を先頭にした陣形で敵部隊との交戦が始まると、ハルナ機のジム・ライフルがザクⅡを撃ち抜く

ハルナ「…あればグフのチューンされた奴だね。エイレン、牽制に行けるか？」

エイレン「やれます！」

エイレンのジム・カスタムが少し踏ん張ったあとに跳躍する

エイレン「(やっぱり凄い、少しのふんばりで…！)」

そしてスラスターを使って上昇、ついでとでも言うように目に入ったドム・トローペンへジム・ライフルを1発発射、襟元に命中し炎上したあとに爆発した。

エイレン「照準もちょっと追い付かないかな…っと…っ！」

グフ・カスタムへジム・ライフルを発射、シールドで防がれたあとに右側の茂みよりザクⅡF2が3機出現する

エイレン「これは…」 

ハルナ「あの子、牽制で良いのに突出し過ぎたのね…！」

エイレン「…グフは…」

エイレン機はMMP-78マシンガンを向けられ、それへシールドを構えるが、そこへヒート・ロッドが向かう

エイレン「そのくらい！」

シールドを投棄し機体を跳躍、そして左手でヒート・ロッドのワイヤー部分を掴む

エイレン「そいやぁぁーーー！！」

そして鞭を振るうようにザクⅡF2の方向へ向けてグフ・カスタムを引きずって4機を押し倒す

エイレン「これで！」

空中でジム・ライフルと頭部バルカンを発射し倒れた機体達へ撃ち込むと、大半を受けたグフ・カスタムから爆散、残りも被弾で脆くなっていたのか誘爆していく。

エイレン「…次っ！」

投棄したシールドを拾う

ハルナ「よくやったわね…でも1人で動かない！」

エイレン「ありg…ごめんなさい…」

ハルナ「ま、いいわ…そろそろゲートだ。気を抜くなよ」

エイレン「…ハルナさん！避けて！」

ハルナが後ろへ下がるとそこへビームが飛来し地面を焦がす。そして基地ゲートにはゲルググ・イェーガーが2機立っていた

ハルナ「お前は右を、私は左をやる」

エイレン「了解！」

エイレン機がジム・ライフルを撃つも、ゲルググJはスラスターを使ってそれを回避、後ろへ回り込む

エイレン「速い！」

機体を旋回、距離を取りジム・ライフルを撃つがまた避けられる

ハルナ「速いが…所詮旧式のゲルググだ！」

大推力故か着地の衝撃を吸収する硬直は長く、そこへ射撃して撃墜した

エイレン「さすがハルナさん…ライフルは弾切れ…なら！」

ビーム・サーベルを発振、ゲルググJへ斬りかかるも、相手の方が速度は速く距離を取られて110㎜機関砲を撃たれる。

エイレン「そういえばあのタイプ、実弾マシンガンも居たんだ…！…でも！」

味方の量産型ガンキャノンの砲撃がゲルググJの辺りへ着弾、動きが鈍る

エイレン「はあぁぁ！！」

その隙を見逃さずに距離を詰めたあと、上段の構えで斬りかかる。ゲルググJは驚いたのかビーム・サーベルを横向きに構えて受け止めようとするも、それを読んでビーム・サーベルを逆手持ちにし、刺す形で腕を破壊。さらに蹴りで体勢を崩したあとに、刺突にてコックピットを破壊した。

エイレン「はぁ…はぁ……」

ハルナ「敵の主力は撃破、要塞内の掃討任務に移行する」

エイレン「…了解しました」

その後、要塞内の守備MSが全滅したのちに残党は降伏。この地域のテロ活動の沈静化及び、行方不明だった一家が監禁されていたのを発見し生存していた少女の救出などがなされた。

物語パート終了

前に投稿した作品などでも語ったエイレン大佐(当時中尉)がメインのストーリーです。ちなみに生存していた少女というのも714部隊で既に名前のあがってるある人物です。

ビーム・サーベルの刃についてはキット付属のものは短いと感じたので最近のキットにつく長めのSB-13に変更してます。