ジムD型

カラーリングの詳細について、寒ジムのグレー部分や紫がかった赤の腰パーツをジム・コマンド宇宙仕様を意識して赤く、コックピットハッチはジム(A/B型)を意識して黒くしてみました。手首はジム・カスタムMk-Ⅱの改造時などに余剰になったジム・カスタムのものを使用してます。

シールドはジムを意識して赤くしました。ブルパップ・マシンガンは量産型ガンキャノンから拝借したものをツヤ消ししただけです。

ジム・コマンド宇宙仕様のビーム・ガン。少し持たせにくいと感じました

古い機体を末永く使いましょう計画も発動、昔に作った寒ジムから胴体とスリッパを拝借して、都市などで目立たないようなカラーリングの機体にもできるようにしました。

そしてさっきの仕様に寒マシを装備。マスアカだとこのマシンガンは産廃扱いされてるんですよね。

以下ミニストーリー開始

UC0082年、マレー半島。地球連邦軍はインドシナ半島に潜伏するジオン残党の掃討作戦を発動、多数のMSを用いて北から南へ押し上げていく。それから1ヶ月後、マレー半島中部へ追い込みシンガポール駐留部隊と共に包囲、殲滅を開始しようとしており、損耗のため新たにグレイファントム級タイコンデロガやボルネオ島駐留部隊を投入し戦力を増強した。その中にはRGM-79DとRGM-79Bで編成された中隊が存在していた。

マヤ「戦争も終わったのに…！」

ジェバダイア「そっすね～…なーんでこんなに抵抗すんだか」

春日マヤ少尉は士官学校を出たばかりの新米パイロットで初陣であった。彼女の小隊は今から前線へ向かう所であり、マヤがぼやいていた所に30代半ばの男性、ジェバダイア曹長が応じる。彼は階級は下だがベテランでありMSを5機は撃墜している。

小隊長「各員、我々は第4小隊と共に特務の浸透の陽動だ。功を焦るなよ」

「「了解！」」

まず小隊長機と第4小隊の機体がハイパー・バズーカを発射。それが3機のザクⅡと1機のザクⅠに随伴するマゼラアタック3両を破壊した。

小隊長「少尉は崖に降りた奴を奇襲しろ。俺は正面を落とす」

マヤ「ハッ！」

マヤが機体を加速させる。ジムD型は推力がA/B型より増強されており、それはC型(ジム改)よりも高いためすぐにザクⅡを捕捉、ブルパップ・マシンガンを数発即座に撃った。

マヤ「…やれなかった！」

ザクⅡは頭部、ザク・マシンガン、左腕を喪失、胴体にも被弾はしていたがかろうじて撃破は免れていた。

マヤ「このっ！」

さらに数発を胴体へ撃ち込むとザクⅡは爆発する。

ジェバダイア「おっ、少尉は1機撃破。おめでとう」

マヤ「ありがとうございます…人殺しを祝われるのは複雑ですね…」

小隊長「この辺りの部隊は全滅。陽動任務なんだ、もう少しこっちに来いよ…ん？早い？…くっ！」

第4小隊のジムB型へロケット弾が直撃、爆炎を上げて倒れる。またもう1機は高速で接近する黒い機体に機体を両断された。

小隊長「…ドムか！」

ジェバダイア「みたいっすね！」

ジェバダイア機がビーム・ガンを、マヤがブルパップ・マシンガンで迎撃するも怯まず突っ込む。また戦線後方から2機のザクⅡがバズーカを撃ってきた。

マヤ「ドムの後期生産型！？」

小隊長「それが3機か！」

マヤ機が弾切れのマシンガンを投げ捨てビーム・サーベルを抜く。ジェバダイア機はビーム・サーベルを引き抜くまでもないと、ビーム・ガンで至近距離で撃破するつもりのようだ。MMP-80マシンガンをシールドで防ぎつつ迎え打とうとする。

マヤ「やった！やりましたよ！」

シールドが左右に大きく焼けるも、ドムの腹部へビーム・サーベルを突き立てて撃破した

小隊長「ジェバダイアぁ！！」

マヤ「え…？」

ジェバダイア機が左腕をビーム・ガンで撃ち抜かれたドム・トローペンによって、頭部と上部ダクトを破壊されたのをマヤが見る

マヤ「ジェバダイアさんっ！！！」

ドム・トローペンはマヤ機へ狙いをつける

小隊長「逃げろっ！」

小隊長は2機の支援機のうち1機は撃墜するも別のドム・トローペンと交戦、援護は期待できない。

マヤ「まだ…やれます！」 

突っ込むドム・トローペンへ向かう。そして鍔迫り合いが起き…なかった。ギリギリで彼女はすり抜け、ジェバダイア機の元へ来る。

マヤ「…あと1発ぅ！？…でもっ！！」

ビーム・ガンを拾い、それを発射。ドム・トローペンの前方をビームが通り減速した瞬間…

マヤ「もらったぁぁ！！」

スラスターを全開にしてビーム・サーベルで斬りかかる。ドム・トローペンも加速するも振り切れずに機体を両断される。そしてもう1機の敵機は形勢不利としてザクⅡの支援射撃を受後退する。

小隊長「…7機のMSは撃破した、任務達成。第4小隊の残存機と共に後退するぞ」

その頃別のところでは3機程の緑のジム系が密林の中へ入っていく。

マヤ「…了解しました」

ジェバタイア「…ふぅ…なんとか助かったぁ…」

状況が分からずジェバダイアは脱出しようとしていたが、彼を機へ移乗させ機体を回収しつつ後退を始めた

ミニストーリー終了

そのまま機体紹介だけするのはなぁ…と思い、ミニストーリーを入れました。春日マヤ少尉については他でも名前出したりとか関連するストーリーには出したりします。ジェバタイア曹長は今回限りです。

ビーム・サーベルは元の手首一体型は使いたくなかったので収納状態専用の柄に穴を開けてビーム刃を接続可能にしました。ビーム・ガンは左手にも一応装備はできましたが不安定ですかね。