ガンダムキャリバーン(ウォーターリリー)〜後編〜
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前回のあらすじ
朝起きてニュースを見ようとした主人公。しかし謎のGUND-ARMが
確認され、避難情報が出ていた。しかもその避難情報の中には今居る
場所が。なんとか別の街に逃げることができたが、よく考えてみると、その街は元々ボロボロだった事が判明。
謎の資料を見てみるとやはりどこか懐かしさを感じる主人公。
一体、この街と主人公にどんな関係があるのか…
俺、昔何してたんだろう。
昨日、なぜだか分からないが、俺は昔何をしていたのかを考えていた。親の話では昔GUND技術の研究員だったらしいが、実験中の事故に
巻き込まれて記憶喪失になったらしい。記憶喪失なのは本当なんだが、本当にGUND技術の研究をしていたのだろうか…
そんなことを考えているとさっきの人が戻ってきた。
「待たせてすまなかった。俺はジョニー。」
「こ、こんにちは。俺は…えっと、すいません…俺、記憶喪失で…」
「他はやられた。まさかあれ程とは…まあこんなの昔に比べれば…な」
「昔?昔は軍の人だったんですか?」
「まあ、そんな感じか。そういえばそこの資料は読んだか?」
「え?あっ、ちょ勝手に読んですみません!」
「いや、逆に読んで欲しかったぐらいだ。読んだなら話が早い。
ルブリスに乗ってくれ。」
「俺が?ええ…まあいいですけど」
「ありがとよ!じゃあ明日から乗れるか試験だ!もう寝とけよ?」
そう言われて寝たんだが、変な夢を見た。
「所長。ガンダムルブリス量産試作モデル、完成しました。」
「素晴らしい!いつから実戦に投入できるのかね?」
その時、「バン!」というすごい音でドアが開いた。
「ル、ルブリスに、次元式の爆弾がっ!」
「何ィ!?今すぐ格納庫に行くぞ!」
「おいジョニー!そこで何をしてる!」
「やめるんだ!そのスイッチを早くこちらに…!」
その瞬間、GUND-ARMが爆発した。研究資料もすべて燃えていた。
「ジョニー、何で…何で!」
「ヒューズ…すまない。開発を中止しなかったら家族を殺すって
脅されて、こうするしか…」
ヒューズ?俺の、俺の事か?そこで目が覚めた。
目が覚めてから一番最初に思った事がある。俺を助けた男、昨日の夢に出てきた男に似ている…もしあれが本当なら俺を死んだものと思って
いるだろうからな…バレると今殺されるかもしれないな。ここは記憶が戻っていないふりをしてなんとかやり過ごそう…
「おはようさん!なんだ?昨日と感じが違うぞ?記憶戻ってたりして」
「そんなことないですよ〜」
「さて、早速ルブリスに乗ってもら…もう来たか。」
「ルブリス、乗りますか。」
「え?操作方法教えてな…まさかアイツ!殺り損ねたか。」
ジョニーを無視してルブリスに乗り込む。
俺がキャリバーンに攻撃すると、武装を解除して近づいてきた。
何かと思ったら何故か装備をパージしていった。
いろんな装備が置いてあったが…何で腕が?
するといきなりルブリスの腕が飛んでいった。
「ジョニー、ルブリスの腕って分離機能があるのか?」
そう言っても返事がない。まあ撃破を優先しようとしたその時だった。
「キャリバーン…俺はアイツを殺し損ねた。だから今だけ力を貸せ!」
「な!?何してるジョニー!やめろぉぉ!」
しかし、遅かった既にもう、ジョニーはコックピットに居た。
「おいジョニー!今すぐソイツから降りろ!」
「お前、ヒューズだな?ここで…ここで死ねェェエ!」
そう言って撃ってきた。
まずい!避けられない!
今の攻撃はどう考えても避けられない、はずだった。
頭部への直撃を避けようとして出した右腕は、無傷だった。
何故かビットがついていた。
「…4年ぶりだな。ヒューズ。」そう言ってきたのはかつての
量産試作モデルのパイロット仲間だった。
しかも聞こえた声は1人だけじゃなかった。あの夢は本当だったんだ。
「アイツを止めてぇんだろ?やってやろうじゃねぇか!」
「協力しよう。」
「まかせなさい後輩!」
あまり戦いたくはなかったが…確か資料では頭部を破壊すれば
停止すると書いてあったはず。盾で殴ればどうにかなる!
「そんなに仲間と話したいなら、お前もあの世に送ってやる!」
「もうやめてくれジョニー!もう終わったんだ!」
「うるさい!俺は結局家族を殺された!あの後お前が生きていることがわかって殺されたんだ…だから俺は、あの場所で資料を復元し、調査し続けた!そこにお前が来た!ここで家族の仇を!」
ダメだ…説得できない。どうしようか考えていた時だった。
「ジョニー俺だ!ガイアだ!ヒューズの幼馴染の!もうやめてくれ!
家族の仇って言ったよな!こんなことして、家族が喜ぶとでも?」
「うう…うわあああああ!黙れぇぇ!」
「今だ後輩!」
「これでぇっ!」
勢いよくシールドの先端をキャリバーンにぶつける。
顔が壊れ、膝から崩れ落ちていった。
「おいジョニー!」
「そうか俺は…すまないヒューズ。ガンダムを見たら急に体が…」
「誰か、誰かいないのか!助けてくれ…」
「…俺を元に戻してくれて、ありがとう…」
あの後研究者だった時の技術を使って別端末にみんなを移すことが
できた。それを見た会社がどうやるのか教えてほしいって言ってきたのは驚いたな。でも一番驚いたのはそういえば赤い髪の女性だったかな?
カバンしか持ってないのに話してたから、何に移したのか聞いてみたら
キーホルダーに姉?を移していたのが印象に残ってるな…
担当した会社が「キーホルダーに入れてって言われた時は驚いたよ…」って言っていたな。相当大事なものだったんだな
まあ色々あったが平和に暮らせて何よりだ…
ガンプラ壊れてたりで色々ありましたが…何とか終わらせらて良かったです!
コメント
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前編もみました!最高っす!!後編も気長にお待ちしてます!!
ありがとうございます!後編は現在制作中なので完成したら是非
見てください( ´ ▽ ` )
好きな機体はTR-6 ヘイズル・ラーⅡの中2です。よろしくお願いします!
最近ガンプラ関連のハプニングが多いです...ガンダムに呪われるような事したんでしょうか...まさか、絵が下手!?
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