SDコマンド戦記・Gアームズのキャプテンガンダムの後継機です。当初は作る予定はなかったのですが、コマンダーの塗装が雨で止まっていた時期にオマケ的に同時制作し始め、こちらは十日ほどでほぼ完成。スジ掘りナシ、モールドの掘りなおしナシ、アンテナのシャープ化ナシ、ヤスリがけもナシ、いかになにもせずに完成させるかをテーマに作りました。後継機的な新鮮さを出すことにも頭を悩ませず、キャプテンネオガンダムのモチーフを割とそのまま踏襲しています。
今まで使ったキットの余りのパーツで組みました。基本はエアリアル改修型で、胴とフロントアーマーがアスタロト、バックパックはファラクト、足はエアリアル、アンクルアーマーはデミトレーナーのもので、胸の先っぽと頭部の耳当ては適当なジャンクパーツを切ってくっ付けました。
配色は元祖SDの金色キャプテン準拠+暗めの差し色を入れる方針です。金色はGXブルーゴールドとタミヤのポリカーボネート用のゴールドスプレー、紺色はエアリアル改修型ブルーに黒を混ぜたもの、白とグレーは成形色まま、青緑のメタリックは金色の上にタミヤカラーのブルーメタリックで一部グラデっぽく塗ってみました。金色に寒色系のイメージも混ざって、味方を表してるんだか敵なのかよくわからない配色になった気がします。シェルユニットはセリアの釣り用ホロシールのブルー、各種センサーはダイソーの装飾テープを貼りました。
シャイニングフォーゲルと。剣は前につくったキャプテンアリオスの流用で、刃先だけ塗り直したものです。
ガンビットバスターシャイン発射。本家とは構え方を変えてみました。
当初はビットオンフォームはオミットする予定でしたが、撮影中にモチベがあがってなんとか全ビット付けれるようにしました。
ブルーゴールドはコートする前に触ってはいけないのを知らず少し染み汚れが付いてしまいました。こちらはいかに楽をして作るかというより、ただの失敗ですね。ただ光沢コートで作ったこと自体が初めてだったので、金色下地にブルーメタリックを塗ったところなど思ったよりキレイにでき、光沢仕上げも面白いなと感じました。
ライバル機のコマンダーと。
リアル体型でアンテナの色がブルーメタリックってあまり合わないかなと思いましたが、本編に虹色アンテナが登場しているのでヨシとしました。キャリバーンのアンテナが特殊素材なのってちょっとBB戦士っぽい発想ですよね。
よく見ると(よく見なくても)上下で繋がってない。けど、一枚の写真を上下に二分割するよりかは別々に撮った写真を繋げた方が迫力が出そうかな?と思ったので試してみました。
洗脳マスクならぬ洗脳ビットを付けたコマンダー。
OPのワンシーン。
からの切り抜け。切られた砲身は前ボケさせて画面手前に向かってくるような、または動きでブレているような効果を狙いました。
劇中の煙からヌッと現れるシーン。煙はティッシュを前ボケ撮影して表現してみました。ポッカリ空いた真ん中に向けてちぎったりねじったりし、なんとなく真中への集中線的に見えるようにしました。ティッシュはc字型に曲げたワイヤーに張り付けて固定しています。
そして蹴り飛ばすシーン。
なんやかんやで共闘。
今回でかい半透明な収納箱に紙を敷いて簡易的な撮影ブースをつくって、ライティングや色調もちょっと試行錯誤してみました。半透明素材なので太陽光をブース背面にあてると簡単にそれっぽいライティングになって便利でした(背面の模様や日の光の色も入ってしまったが)。ただブースを使うと、客体を複数配置したり色んなアングルや構図を自由に探ったりするのが難しくなりますね。なんとなくガンプラは「良い写真を撮ること=キレイで証明写真のような写真を撮ること」になってる気がするのですが、それは撮影ブースのこういう制約によって助長されてたりするのかな、と思いました。
最後はホウキを奪っておしまい。
思いついたアイデアをさっさとドンドン吐き出したい気持ちがあるので、これくらいの簡単作業で手早く作るのもいいかもしれませんね。
簡単制作金色キャプテン
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
む!?これはかなりミキシングを凝ってますな。ゴールドとブルーメタリックの調和が実に美しく仕上がっておりますね。敢えて腕は白いままなのがアクセントがセンスが光りますわ✨
これは見事なキャプテンであります(`・ω・´)ゞ
コメントありがとうございます!
あり合わせのパーツで組んだだけですが、金と碧はけっこう相性が良いらしく配色は割とうまくいったかなと思います(gandam-kao6)
金色の塗装がとてもきれいです!メイン画像のパケ画もすごくそれっぽい!(語彙力)どうやって作ったか気になります…
コメントありがとうございます!
素人の失敗金色塗装ですがなんか一応見れるものになってたらよかったです(gandam-kao8)
パケ画はPhotoRoomというアプリを使っていて、HGや水星のロゴはロゴジェネレーターの鋼の錬金術師風のやつで作りました(水星はロゴを二つ作って重ねています)。機体名のローマ字はアプリの機能にあるもの、他のロゴや文字はペイントで適当に作成したものです。画面下のグラデーションはアプリ内の雲エフェクトにぼかしたフチ取りを付けたもの、白い半透明の部分はペイントで適当に書いた図形をアプリの機能で透けさせました。他エフェクトはアプリの機能ですね。
画像はアプリで読み込めば自動で周りを切り抜いてくれますが、「切り抜きを編集✂」というところで自分で好きに切り取れます。
挿入した画像を拡縮するときは、画像の両端を抑えなくても片方の端っこを抑えてれば、もう片方の指はどこを滑られても拡縮できます(これ最初知らなくて画像を極小にするときめっちゃミスりました(zaku-kao10))。
素人の適当加工ですけどなにか参考になれば(gandam-kao6)
丁寧な説明ありがとうございます!!今後自分の作品などを載せるときに参考にさせていただきます!
演出を考えるのが好きです
kisaさんがお薦めする作品
HGCC ∀ガンダム ハッチオープン 関節改修
ライジングセンナリシンフリーダム
ヤタノカガミ装甲が施されたライジングフリーダムの派生機。ビ…
SD マスターガンダム
マスターガンダムのアレンジ版です。腿を太くし、かつ太いまま動…
SD シャイニングガンダムレッドフレイム
シャイニングガンダムのアレンジ版です。やはりライバル機が欲…
ブラックナイトスコードルドラと近像型構図
ブラックナイトスコードルドラのパチ組みです。ポージングや表…