ハイマスター・ファラクト

ファンタジーかつ悪役機というコンセプトで、いわゆる盗賊職のイメージを混ぜて作成。スカウト、シーフ、ハンター、アサシン、ニンジャ等々といった感じです。

▲全体の工作について

全身に刺々しさと、左右非対称のシルエットで歪なダークヒーロー感を演出しました。また、先駆者の方の二番煎じですが、コトブキヤのサイドマントを合わせました。

『悪さ』を表現するため、見栄も体裁も、メカとしての合理性もかなり犠牲になっております。

■塗装について

メインカラーは高級塗料ことプリズムブルーブラックを贅沢に使用し、差し色に蛍光のEVAグリーン。デスサイズ的な暗闇で光る隠密機体をイメージしました。

背面。マントは一度塗装し、ウェザリングカラーで暗めに色を落とした後に再度、ダークイエローを塗り重ねて汚れや陰影のコントラストを強めてみました。

森林でのゲリラ戦を得意とするダークエルフの出で立ちと言いましょうか。

▲武装について

刃物マニアの如くあちこちに物騒な武装を搭載しています。以下、紹介。

▲鉤爪付き手甲

ハイゴッグから移植したクロービーム砲。鉤爪はニンジャ系の必携アイテムですね。ネオジム磁石で着脱可能です。

▲巨大手裏剣

または通称『信じられないほど邪悪な形をした武器』の呼び名で知られる類の投げナイフ。

肩にマウントすれば悪趣味なオブジェに早変わり。

▲肩や手首にも仕込みクナイ。

武装の多彩さが特長。まさに全身凶器、俺自身が命を刈り取る形になる事だ。

▲スナイパーボウガン

特徴的なビームアルケビュースはなるべく活かしたかったので、ボウガン型にしてみました。肩や腰裏にマウントしている凶器はコレ専用の太矢(クォレル)のつもりです。

▲ガンビット展開

1mmプラ棒を塗装して再現しました。コラキ(鴉)を操る狩人の罠。

ブラックライトでギラリ。光ったら隠形がバレてしまうのですがカッコ良さが大事です。

▲装備とマスクを外した状態。

武器が無いと侮るなかれ、とある迷宮では忍者は何も身につけない時にこそ最高の実力を発揮するとか。故にハイマスターの称号。不確定名：覆面の男。

製作中の1枚。モデルがはっきりしていた為か、今回は早めにミキシングが固まりました。

それでは最後に決めポーズでパシャリと。

こちらで悪役機コンにギリギリ参加致します。最後までご覧頂きありがとうございました！