キュベレイ・メギド

▲パイロット候補はネオ・ジオンが産んだ哀しき傀儡、ゾルタン=アッカネン。

Ⅱネオジオングとは別の形で、ゾルタンの享楽的な戦いぶりを存分に表現できるサイコ・マシーンを想像してみました。エンブレムデカールが逆シャアの物しかなかった事が悔やまれます。

▲全体の工作について

巨大な手に釣り合うよう頭身を伸ばしたいと考えて、首とカカトを1センチ、腹部も5mmほど延長。

パーツやプラ板追加で胸部・フロントスカート、サイドスカートの形状変更。

そのほか全身に筋彫りを追加。とにかく練習のつもりで彫りまくりました。

▲背面から

バックパックは適当なジャンクにバーニアとプロペラントタンク、ケーブル等を接続しました。バランス悪し。

▲塗装について

ゾルタン機という事で配色もⅡネオジオングをイメージ。筋彫りのラインで塗り分け範囲を分割しています。

▲後頭部やリアスカート等、ちょっとトリッキーな塗り分けを混ぜてピエロ衣装らしさを表現してみました。

バーニア内部はブラックライトで光ります。

スリット部は蛍光レッドを混ぜつつオレンジ→レッドにグラデーションをかけたキャンディ塗装という荒技に挑戦。内側で暗く燃える炎を表現したかったんですが流石に難しかったですね。

これまたブラックライトであちこち光ります。

▲眼光エフェクト。

武器を持たない分、目を引くようなインパクトが1つ欲しくて自作しました。

透明プラ板を切り出して直火で変形させた後、蛍光レッド＋オレンジとレッドでクリア塗装しています。

涙を流せるのは左目だけ。

▲アクションベース差分。

もっといろいろ動かしたかったのですが、重すぎて浮かすのが精一杯。

▲戦場では踊るように飛び回り、破綻したゾルタンの憎悪を敵味方問わず撒き散らす狂乱のマシーン。

『諸君ら、あんまり生真面目にやってると馬鹿見ちゃうよぉ！』

▲やりたかったポーズ。大きな両手とサイコフィールドで、ヘリウム3もクシャッと一握り。

『地獄の業火で、奴らに裁きを！！』

▲制作工程はストーリーに上げていますので、良ければそちらもご覧下さい。

↑画像は胴体軸が折れて補修した直後に、今度は股間軸が折れて気持ちも折れた所。頑張って直しましたが、反省点も多く残りました。

それでは最後に頑張って決めポーズ。道化師らしくちょっと気取りながらも寂しく舞台を去ります。

『楽になろうぜ……』

以上、こちらでビルドシリーズコンに参加致します。

最後までご覧頂きありがとうございました！