皆さん、お待たせしました!去年買った『ティフォエウスガンダム』が遂に完成しました。軽い説明はもちろん、このガンプラの見どころ等を紹介したいと思います。
ちなみに『クタン双竜型』の方はまだの為、『キメラ』は後日投稿します。
※1月16日に誤字脱字を修正しました。
『ティフォエウスガンダム』
型式番号:不明
アニメ『ガンダムビルドメタバース』に登場するガンプラ。ラファエルガンダムがベースとなっており、黒と赤、ゴールドを基調としたカラーリングに。また、大型化されたアンテナや装甲が特徴的になっている。アニメでは1話のCパート、最終話の3話に登場。圧倒的な力を見せつけ、更に大型サポートMA『クタン双竜型』と合体することで真の姿に…。
ランナーが大量にあり、制作時はランナー探しで大変でした(⌒-⌒; )
ちなみにですが、付属のシールは顔のシール以外貼ってません。シールの部分は全てマーカーで塗りました。
ティフォエウスに装備できる武装は『GNビームライフル』、『滑腔砲』×2、『ドラゴンヘッド』×2になります。
『滑腔砲』はクタン双竜型に装備している大型火器で、ティフォエウスのバックパックへの接続も可能。組み立て説明書には片方だけの接続しか書かれていませんが、接続に必要なパーツはもう一つあるので両肩に装備することが可能です。
この武装ですが、どことなく『G3セイバー-重攻撃モード-』に似ています…。
『ドラゴンヘッド』についても説明します。クタン双竜型の側面装甲マルチユニットで、火炎砲と推進器を併せ持つブレスバーニアが組み込まれ、更に有線サイコミュ式による遠隔操作も可能とした優れた装備。ティフォエウスでの使用では大型シールドとして用いられるとのこと。こちらも両腕に装着可能です。ただ、あまりの大きさで腕の可動にある程度の制限があります。
シールドである『ドラゴンヘッド』の裏には『リフレクタービット改』がそれぞれ4基ずつマウントされている。磁気フィールドにより敵のビームを反射させる機能を持った遠隔操作端末の改造版。単機射撃を行えるようカスタムしたモノ。アニメでは『キメラ』時に使用していました。
ティフォエウスの通常装備、そして誰もがしそうなフル装備の姿をそれぞれやってみました。
思わずやってみたフル装備ですと機動力は劣るモノの、滑腔砲による大火力に加え、ドラゴンヘッドによる防御力、そしてシールド裏から射出するリフレクタービット改によるオールレンジ攻撃…と、『キメラ』程ではありませんが最強に近い形態かと自分は思います。正直、真の姿でなくてもこの姿で十分だと思う自分がいます…。
ティフォエウスを製作してみて一つ気づいたことがあります。ビームサーベルやソードといった近接戦闘用の武器が見当たらないということです。アニメでもパンチしかしていませんでしたが、ビームソードぐらいは装備して欲しかったです。特に大型のを。
今回はビルドメタバースのティフォエウスガンダムになりましたが、毎回加えているオリジナルストーリー『機動時空転移 ガンダムリベロ』に出演しようと思います。パイロットは別のキャラで、オリジナルの人物にします。
〜という訳で、ここからストーリーに入ります〜
『機動時空転移 ガンダムリベロ』の第10話。前回の続きになり、後編。でも今回の後編は①、②と二つに分けます。ご了承下さいませ。
宇宙世紀0224年、キリマンジャロ基地
『プロジェクトレイブン』の中枢とも言えるMWのAIシステム研究開発が行われている議会軍の要塞、ここで時空を歪ませる何かがある。そんな場所にアルカ、マーク、そしてニノが辿り着いた。
要塞内部に侵入する中、ユノはニノに話しかける。
『ニノさんでしたね?X(クロス)さんから話は聞いてますが、なぜアナタがリベロに?ザクのパイロットって聞いてたけど…』
「勝手に乗りました。ザク以外にも上手く乗れる、そう思って強いMSであるリベロに…。でも、いろいろ失敗しました」
声を聞いただけで分かる程に落ち込むニノ。彼女がここまで来る間、ほとんどの武装を雪山に落としてしまったのだ。
リベロはザクより強力と判断した彼女だが、リベロの操縦はかなり複雑で、反応速度も早過ぎるということで、今の彼女はMSとの相性が上手く噛み合わずにいた。
「カロウさんの言うとおりですね、私はど素人でした…」
ニノはトラベラーズに帰った際、メモリーやX(クロス)に謝ろうと誓うのだった。
しばらくして、要塞の中枢に到着。
しかし、誰もいない。それどころか、本来の歴史では基地に張っているはずのエネルギーフィールドすら停止したままだった。
『あらゆる攻撃を防ぐエネルギーフィールドも止まってる。何かおかしい…』
『まるで小隊長達を誘い出してるみたい』
「これは罠だ!急いで外に!!」
サクラとユノの会話を聞いていた小隊長ことアルカはこれが罠だと知るが、先程入ってきた通路は既に閉ざされた後。更に、要塞のエネルギーフィールドが起動。
動き出す敵。と、ここで上空から一機のMSが降りてくる。
ゆっくりと……。
「見たこと無いMS…。あれは何ですか?」
「警戒しろ!あれはただのMSじゃない!」
「頼むぞ、Gセイバー」
目の前に降り立つ謎のMSに3人はそれぞれのMSで戦う態勢に。
「初めまして、G:ユニバースのアルカ小隊長とクロストラベラーのX(クロス)」
「女性の声?」
「もうこの時代での役目は終わりなの。引っ越しも終わって、もう帰るところだったけど……もう少し遊ぼうかしら?」
パイロットが自分と同じ女性だと気づくニノ。相手は戦う気があった。
その隣でジムのパイロットであるアルカは心の中で状況を整理する。
(あのパイロットはX(クロス)も知っているようだが、今リベロに乗ってるのが別人であることに気づいてない。…敵が何者で、その目的が分からない。とにかく今はこの状況を何とかしないとな)
アルカはどう打開しようかと考え始めた瞬間、敵が動く。
敵ガンダムの背後に、突如としてMSが出現。先程、外で遭遇したイクシードレイブンだった。しかし、そのレイブンは先程のとは別の機体だった。
「思う存分に味わうがいい!我が力を!!」
イクシードレイブン、猛スピードでリベロに接近。
ニノは背中に装備していたテイルビームライフルで応戦しようとするも間に合わず、体当たりされて吹っ飛ばされた。
『ニノさん!!』
ニノを心配するユノ。
ここでサクラはアルカに言う。
『小隊長、気をつけて!それとGセイバー、特にマークさんを守って!この人はこの世界では重要な役割を持った人間だから、ここで失ったらこの時代にも影響が出るかもしれない』
「未来のMSに、未知のガンダム…。今日は厄日かな?」
アルカはシールドを捨て、2丁ビーム・スプレーガンで戦い始める。
Gセイバーのパイロットであるマーク・カランもアルカと共に戦うが、2人はイクシードレイブンの相手で精一杯。
そんな中、もう一機のガンダムはニノのリベロにゆっくりと近づいていた。
「テイルビームライフルがもう使えない!他に武器は…!?」
「リベロを倒せば、私はあのお方からご褒美を頂けるわ」
「あのお方?」
「さようなら。リベロ……いえ、X(クロス)!私達の邪魔をする者!アナタを倒したのはこのティフォエウスガンダムを駆る『RIN0087』よ!!」
名を名乗った彼女が操るティフォエウスガンダムは両肩の武器である滑腔砲を発射。
ニノ、絶対絶命……
かと思われたその時!
『ニノ、サイドアーマーを展開しろ!』
聞き覚えのある声。ニノは言われたとおりにする。
腰に装備していたロビンホークが上に展開し、ティフォエウスの攻撃をギリギリ防ぎきることに成功した。
「防いだ!?」
敵が驚く一方、ニノも驚いていた。
声の主のことで…。
「X(クロス)さんですね?私、その……ごめんなさい!!勝手にリベロを持ち出して、しかもボロボロにしてしまって………」
『話は後だ。今は目の前の敵が最優先だ』
「は、はい!でも、今の状態で戦うのは難しいです。使える武器はバルカンとこのロビンホークぐらいかと……」
『……あの形態なら勝てるだろう』
「あの形態?それは一体?」
ボロボロで武器も残り少ない状態のリベロだったが、通信でX(クロス)から逆転の方法を教えて貰うニノ。
果たして、彼女が操るリベロはティフォエウスガンダムを相手にどう勝つのだろうかーーー
『機動時空転移 ガンダムリベロ 第10話:キリマンジャロの戦い-後編①-』
と、ストーリーはここまで。
次回の投稿でキリマンジャロでの戦いは本当に終わりになります。本当ならここでティフォエウスを出す予定ではありませんでしたが、投稿したいという願望が強く出た為、今回物語に出しました。これからもティフォエウスは登場する予定です。
そんなティフォエウスのパイロットについてですが、メタバースでは『マスカリージャ(ウルツキ・マリア)』になってますが、自分が考えたオリジナルストーリーでは『RIN0087』というアンドロイドっぽい名前の少女の機体にしました。ちなみに、その名前は次回ニノが『リン・オオハナ』と改名し、それ以来その名前になる…という予定になってます。
『マルチバース』や『コピーズ』の謎ですが、少しずつ明らかになっていく…かもしれません。次回も是非楽しんで下さい!
最後にティフォエウスの大きさについて。前回投稿した『ジム(ギャザーロード隊仕様)』と今も様々な形態を紹介し続けている『ガンダムリベロ』を並べてみました。1/144のジムよりも高いティフォエウスですがアニメの設定では全長19.8m、重量60.8tとのこと。それに比べ、リベロはティフォエウスより大きいです。製作前、リベロと同じ大きさと思っていたんですが…。
まあ、ティフォエウスはクタン双竜型と合体することでかなり大きくなるのですが、実はリベロにも真の姿が存在します。クタン双竜型を製作してみないと分かりませんが、『キメラ』よりリベロの方が大きくなるかもしれません(~_~;)
さて、今回はここまでになります。ティフォエウスはオリジナルストーリー『機動時空転移 ガンダムリベロ』にも登場しますので、是非とも宜しくお願いします。
そういえば、もう少しで劇場版SEEDが公開ですね?公開日に2体のガンダムを中心としたガンプラを投稿する予定です。つぶやきで少し教えるかもしれませんが……。
それでは皆さん!次回も宜しくお願いします。
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どうも!初めまして。ただの通りすがりのガンダム好きです。
子供の頃からガンプラ作りを趣味にし、10年くらい前にはミキシングに目覚めました。プロというよりは素人程度の技術力ですが、どの作品にも出ていないオリジナリティ溢れるガンプラを少しずつですが投稿するつもりです。
宜しくお願いします。
ちなみに作品はSEED DESTINYが好きで、中学の時には『メモリー・カロウ』と名乗っていた時期がありました。当時は専用のザクを考えており、ストライクフリーダムと互角に渡り合えた…という妄想設定を考える程にガンダム好きでした。最近は『X(クロス)』という名前になったりしています。X(クロス)とメモリーは作品紹介で登場する予定でいますが、性格が違うことから全くの別人ということで承諾して頂くとありがたいです。
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